★ここは誰でも見られる一般用です。校友会員の方はこちらからどうぞ!!
★山形・天童温泉郷「ホテル 王将」紀行★
 *この時期、ある学校の校友会活動で、北海道・東北の各地に会議で向かっている。去年は、福島県猪苗代町・中の沢温泉であったが、今回は山形県天童市・天童温泉郷である。北海道・東北各県・東京から13名が集まった。
 
●2006/02/25(土)
 
・秋田市新屋 →→ 秋田南IC →→ 西仙北SA →→ 三関IC →→ 道の駅おがち「小町の郷」 →→ 湯沢市下院内「ほっと館」 →→ 山形県金山町「餃子園」 →→ 天童市「ホテル王将」
 
09:10  自宅を出発。秋田南大橋・御野場・御所野を経て、秋田南ICで秋田自動車道に乗る。ETCを積んでいるのだが、4/1からハイカが使えなくなるとあって、わざわざ一般車線に入る。割増分の減額があって、使う機会があれば、換金やETC繰り込みをするよりも、使った方が特だと思ってやった。後で調べたら、12/21からポイント制になっていて、こちらの方がお得のような気もするが、「前払い残高からの支払には、ポイントが付かない」とあるから、これで良かったようである。
 
09:40  西仙北SAでトイレタイム。カップコーヒーを飲む。通路以外は雪の山で、サービスエリアからは何も見えない。これでは、除雪も大変だったろうと想像がつく。
西仙北SA
 
09:50  西仙北SAを出発。横手JCTから湯沢横手道路へ。十文字ICの先で本線上の料金所があった。ここでも一般車線へ。ハイカで精算、まだ残っている。
 
10:40  三関ICまでは無料区間で、国道13号線に乗る。道の駅おがち「小町の郷」着。トイレとコーヒータイム。弁当のようなものを探したが、見つからない。うどん・そばならあったが、次の温泉で持ち込みたいからである。
 ■道の駅おがち「小町の郷」
  ・〒019−0205
  ・秋田県湯沢市小野字橋本90
  ・TEL:0183−52−5500
  ・FAX:0183−52−5566

  ▼ホームページ
道の駅おがち「小町の郷」
 
10:50  弁当の持ち込みは諦めて、道の駅おがち「小町の郷」出発。国道13号線を南下。
 
11:00  弁当らしい物があるかと、JR院内駅になっている「院内銀山異人館」に寄ってみた。右が異人館の入り口で、左が駅となっていた。やっぱり無かった。湯沢市雄勝町下院内のリフレッシュ交流センタ−「ほっと館」に着いた。ここは2002年に、やはりこの手の会議で銀山温泉に向かって以来、4年降り2度目である。タオルとバスタオルが付いて400円。後払いである。泡風呂とジェットバスが出来ていた。スイッチを押してどちらも動かす。サウナも入った。喉が渇いて、湯上がりに珈琲牛乳を飲む。売店らしき物はない。
 
 ■リフレッシュ交流センタ−「ほっと館」 
  ・秋田県湯沢市下院内字田用橋84
  ・TEL:0183-52-2101
院内銀山異人館 外観 内湯
 
12:05  温泉施設の「ほっと館」を出発。雄勝トンネルの県境を越えてまもなく、無料の道路があった。将来、高速道路となる4〜5kmのトンネルが、先に完成したのである。
 
12:30  銀山温泉の時にも寄った金山町の「餃子園」に着く。昼時とあって、どこも満席で奥の座敷しか空いていなかった。とりもつラーメンと餃子を頼む。二つの家族が両側にいたが、真ん中に一人ぽつんと、モバイルパソコンでこれを打ち込んでいた。北海道の仲間から、携帯に電話が来た。「いま仙台空港に着いて、これから13時発のバスで山形に向かう」と言う。
モバイルパソコン
 
 ■餃子園 
  ・山形県最上郡金山町大字金山437-5
  ・0233-52-7666
 
 ★名物「とりもつラーメン」
 長時間煮込んだ鳥もつに、あっさりとした中に野菜の美味みが凝縮したスープと独特の麺が絡み合う鳥もつ中華。来店客の7割が注文する名物ラーメン。23年間研究を重ねた結晶です。
 
 やがて餃子がやってきたが、隣の家族に行ってしまった。「餃子を頼んだっけ?」と言いながら食べ始めた。その時、もしかして私のでは?と思ったが、言えなかった。30分ほど待たされて、とりもつラーメンがやってきた。その時、「餃子も注文してあるよ!」と念を押したら、後から「もうちょっと時間がかかります」ときた。やっぱりやられた。やってきたのは、ラーメンが食べ終わる頃だった。900円払って店を出たら、客は誰もいなかった。
 
13:22  食べ終わるまで50分近くかかった事になる。車に乗ってカーナビをみたら、天童の到着予定時間が14:43と出た。14:30集合だから、これは大変と走り出した。
 
 新庄市内の手前で、無料共用中の高速道路があった。急いでいるので、右折してから真すっぐ走っているうちに、なぜか酒田に向かう道路に入っていた。すぐに左折だったようである。立体交差でUターンして山形道に乗ったが、それも市内を抜けると一般道に戻った。東北中央道と言って、山形から東根までしか完成していないのである。
 
 新庄から天童までの国道13号線は、2車線の真っ直ぐの道路だが、皆さんゆっくり走っている。時間が迫っている私には、いらいらしてしょうがない。前後が車だらけで、ここだけ車が多すぎるのではと思ってしまう。天童が近くなって、市内の表示が出たら、カーナビが言う前に曲がってしまった。線路の方まで行って、しばらく駅の方向に走り出した。
 
14:40  「ホテル王将」に着いた。荷物がいっぱいあるので、正面玄関に横付け。仲間が迎えに出てきてくれた。プロジェクターと、ノートパソコン・私物の3個である。道路を挟んだ駐車場に車を置いてきた。
 
 ホテルに戻ってみると、まだ着いていないのは北海道からの人だけで、後は皆さん揃っていた。会議室に借りたスナックの部屋に、会議の議事進行でプロジェクターとノートパソコンをセットした。ところが、ノートパソコンのACケーブルが入っていない。仲間は、よくあるケーブルだと分かっていて、その辺を探したが見つからない。とりあえずは、バッテリーで駆動してテストはOK。そうしている内に、北海道の人も到着して、みなさん会議の部屋に集まった。そしたら、ACアダプターを持っている人が現れた。何という幸運!! バッテリーは、10分ぐらいしか持たないくらい駄目になっていた。有り難いことである。
 
 ■ホテル 王 将 
  ・〒994-0025
  ・山形県天童市鎌田本町1-1-14
  ・TEL:023-653-3166(予約直通)
  ・FAX:023-653-5760
  ▼ホームページ
全景 正面玄関 スナック「花宴」
 
15:10  別に司会者をたて、壁に議題を投射して、私が議長で、会議は始まった。予定の発言者には、写真と名前を表示して、まるでシンポジウムのようである。
シンポジウム風? 高性能プロジェクター
EPSON ELP−8100
 
17:30  あっと言う間に、時間となった。13名が5階の3つの部屋に分かれ、まずは入浴。1階の大浴場へ。内湯は熱く、泡風呂が温くて気持ちよかった。
客室 大浴場
 
18:30  2階の大宴会場を仕切ったと思われる個室で宴会。ここでもプロジェクターをセット。関係写真の上映をした。こちらは久しぶりの対面で、話し込んでいるのに、隣のカラオケがうるさい。
 
20:30  飲み放題の時間がきたようで、ここを引き上げて5階の部屋に戻る。それぞれが持ってきた地酒で、2次会開始。地酒の量は半端でなかった。次の朝、飲みきれない地酒がいっぱい残っていた。一本貰ってきた。後で「晩酌ブログ」に登場する。
秋田からの地酒「秋田晴・ヨーイトナ」
 
23:00?  就寝。記憶にない?
 
 
●2006/02/26(日)
 
・天童市「ホテル王将」 →→ 将棋駒製作所「栄春堂」 →→ 広重美術館 →→河北町「紅花資料館」 →→ 蕎麦処「一寸亭」(昼食) →→ 天童市「ホテル王将」→→ 天童IC →→ 寒河江SA →→ 酒田みなとIC →→ にかほ市象潟町「サン・ねむの木」 →→ 秋田市新屋・自宅
 
07:00  起床。みなさん朝早く起きて、お風呂に向かっていたが、こっちは昨日飲み過ぎたようで、起きられない。ぎりぎりまで寝ていた。早速朝風呂へ。
 
07:30  2階の披露宴会場らしき朝食会場へ。バイキングなのだが、大ホテルらしく、凄い人である。
 
09:00  ホテルロビーの巨大将棋駒の前で、13人の集合写真。フロントの人に撮ってもらうが、住まいがそれぞれ違うため、デジカメが7台ぐらい並んだ。ここで帰宅組と、市内ツアー参加組に分かれ解散。
 
 我々7人は、駐車場の車に荷物を納め、近くの将棋駒制作店に歩いて向かった。店頭で、お祝い事の注文なのか?長さ30cm位の将棋の駒に、彫りを入れていた。奥の方には工場みたいな処があり、その前には博物館のように古い将棋が並んでいた。
 
 ■栄春堂本店 
  ・〒994-0025
  ・天童市鎌田町1-3-28
  ・TEL:023-653-2843
  ・FAX:023-654-1884
  ▼ホームページ
 
09:40  将棋会館に行く予定だったが、ここの店で古い将棋を見せてもらったら、もう良くなってしまった。すぐ向かいに、浮世絵の「広重美術館」があったので、そこを見学した。東海道53次や浮世絵が飾ってあった。初代の歌川広重が天童に向けて肉筆画を描いた。それが今残っている。浮世絵版画摺りのビデオも見た。
 
 ■広重美術館 
  ・〒994-0025
  ・天童市鎌田町1-2-1
  ・TEL:023-654-6555
  ・FAX:023-654-6554
  ▼ホームページ
 
〜〜〜〜〜 「What is ひろしげ?」より 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 幕末、天童藩が財政難の時に、広重に依頼して描いてもらった「天童広重」と呼ばれる作品群があります。肉筆画といって、絹に直筆で描かれたものです。当時200〜300幅くらい描かれたのではないかと思われますが、現在天童市近郊で確認できる数は19幅までに減っており、貴重な作品となっています。
 こうした天童とゆかりの深い広重の画業を記念して生誕200年にあたる平成9年4月、広重美術館が誕生しました。
〜〜〜〜〜 終わり 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
外観 入館券 肉筆画
 
10:30  あまり近場ばかりでは面白くないと、3台の車で6人が、河北町にお雛さんを見に行くことになった。車で20分くらいの「紅花資料館」というところである。米と紅花で栄えた旧堀米邸で、今は町営となっている。約3千坪の邸内に、蔵がいくつもあり、展示館も建築して、その中に古いお雛様を飾っていた。最上川を下って、紅花で大阪・京都と交易して、それによってもたらされた京文化が花開いた。
 
 ■河北町紅花資料館 
  ・〒999-3511
  ・山形県西村山郡河北町谷地戊1143
  ・TEL & FAX:0237-73-3500
  ▼ホームページ
武者蔵 案内図 紅の館
長屋門 御朱印蔵 古今雛
〜〜〜パンフレットより〜〜〜
 
12:00  直ぐ近くの「一寸亭本店」で、お昼とすることにした。蕎麦処で、車がいっぱい止まっていたから、流行っている店のようである。入ってみたら、すでに満席で、空くのを待っていた。私は隣の人と一緒に、3人前の板そばを食べた。いわゆる「もりそば」だが、食べた感じは4人前あった。だから一人で二人前食べたことになる。後から分かったが、ここは「冷たい肉蕎麦」で有名だったんだ。そう言えば誰か食べていたな。
 
 ■一寸亭本店(ちょっとていほんてん) 
  ・〒999-3511
  ・山形県西村山郡河北町谷内所岡2-11-2
  ・TEL:0237-72-3733
  ・FAX:0237-72-7829
  ▼ホームページ
全景 板そば
 
13:00  それぞれの車で解散。私は、泊まったホテルの駐車場に、同乗者を送って行った。天童ICから山形自動車道に乗り、一旦山形市方向に戻り、酒田方向に走り出した。寒河江SAでコーヒータイム。
 
14:00  また走り出し、月山ICの手前の西川本線で、料金所があった。その先の月山ICまでは無料だからである。月山から湯殿山までは国道112号線で、強い雨の連続。霧が掛かったりで、凍っているときはとても向かえない。その先は庄内あさひ・鶴岡・庄内空港・酒田みなとと固定の料金所が3つ続いた。入るとき払えば、出るときはそのままである。その逆もあった。
 
 前の車を追っかけて走っていると、とにかく眠くなる。よほどパーキング場で寝ようかと思ったが、そんなに何処でもあるわけでもない。不思議なもので、前に車が居なくなると眠気が覚める。
 
15:15  酒田市宮海のガソリンスタンドで給油。トイレも借りて、コーヒータイム。
 
15:30  秋田に向けて走り出した。久しぶりに遊佐方面に来たが、16羅漢を通らないバイパスが出来ていたとは、知らなかった。来てもせいぜい象潟までで、こちらまで来たのは、1998年10月以来である。
 
16:00  にかほ市になった象潟温泉「サン・ねむの木」に着いた。ここは3階が鳥海山と日本海の展望風呂になっていて、男湯と女湯が毎日入れ替わっている。今日は男湯が鳥海山側である。あいにくの天気で、雪を敷き詰めたすそ野しか見えなかった。
 
 ■建設労働者福祉センター「サン・ねむの木」 
  ・〒018-0129
  ・にかほ市象潟町字才の神31
  ・TEL:0184-43-4960
  ・FAX:0184-43-5064
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全景 鳥海山が見える
 
16:45  携帯電話で、自宅に到着時間を連絡してから温泉を出発。一路秋田へ。
 
18:00  予定時間の通り、秋田市新屋の自宅に着いた。二日間の走行距離は、570kmくらいでした。結果的には、大した距離でなかった。
 
Ksymbol
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