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★校友会有志 函館観光★
 
 *ある学校の校友会活動で、毎年2月に北海道・東北の支部長が会議を開いている。今回は、有志で会議なしの北海道・函館観光を企画した。1999年の吾妻山・磐梯山と2003年が十和田湖、一昨年は岩手・遠野、去年は宮城・松島で、今回が5度目である。
 
●2006/10/20(金)
 
自宅 → 秋田北IC → 八郎潟PA → 能代東IC → 道の駅「二ツ井」 → 大館西道路 → 道の駅「矢立峠」  → 碇ヶ関IC → 津軽SA → 青森中央IC → 青森駅 → 青森フェリーターミナル
 
 
 *午前中、仙台の人から電話で、参加できることになったと連絡があった。そして、八戸の人と合流しようと電話したら、既に函館に居るという。私も確認のために電話してみたら、勘違いで1日早く出発してしまったと言うのである。出る前から、なにやら不吉な予感。
 
20:20  急遽、青森駅に寄ることになって、予定より早めに自宅を出発。秋田北ICから秋田自動車道に乗る。八郎潟PAで最初のトイレタイム。有料は、琴丘森岳本線の料金所までで、その先は無料。能代南ICから能代東ICは、出来たばかりでカーナビにはない。能代東ICで降りて、国道7号線へ。
 
21:30  道の駅「二ツ井」でもトイレタイムと、珈琲タイム。大館西道路を経て、青森方面に向かう。
 
 ▼道の駅「二ツ井」 
 
22:30  道の駅「矢立峠」付近は、やたら工事中で片側交互通行が多い。
 
 ▼道の駅「矢立峠」 
 
23:00  碇ヶ関ICから東北自動車道に乗り、津軽SAでトイレタイム。さすがに、この時間になると何処も開いていない。ガソリンも残り少なくなって頼りないが、給油も出来ずそのまま突っ走る。やっぱり2車線の自動車道は走りやすい。
 
 ▼津軽SA
 
23:40  10/1に来たばかりの青森中央ICで降りて、約束の時間よりは何とか早く青森駅に着いた。宮城から車で来た人と合流。しばらくぶりの青森駅だが、昔と全然変わっていない。
 
 ▼青森駅 
 
00:05  ベイブリッジを渡ったら、青森フェリーターミナルにあっと言う間に着いた。ここで乗船手続きに向かったら、始めて函館までのフェリー会社が3社あることが分かった。当初、車も持って行くつもりだったが、フェリー代が高く付くので諦めた。
 
 ▼青森フェリーターミナル 
 しばらくは、酎ハイを飲んだりして暇をつぶしていたが、腹が減ってきて、唯一開店しているラーメン屋に向かった。ここだと暖かくて気持ちが良い。しかし、ラーメンの味は最低。業務用の出しをそのまま使っているようだ。
 
02:00  こちらは人だけなので、車より先に乗船。1室しか無い客室で、良い場所を確保。この青函フェリーで一番小さい「あさかぜ(1134トン)」で出港。出港してまもなく寝てしまった。
 
03:30  札幌班から電話、周りが寝ていて電話に出られず。札幌から既に函館港に到着したもよう。
 
04:30  再度電話。こそこそと応答ができて、お互いの状況を把握。
 
 
●2006/10/21(土)
 
函館フェリーターミナル → 函館駅 → 函館ドッグ → 函館朝市(朝食) → トラピスツヌ女子修道院 →  五稜郭 → トラピスツヌ男子修道院 → 金森倉庫「九九ラーメン」 → 立待岬 → 元町教会界隈 → 函館山 → 函館温泉ホテル
 
 
06:10  函館フェリーターミナルに15分遅れて到着。車がすべて降りてから出ていった。札幌からの二人の車が待っていた。
 
▼函館フェリーターミナル 
 
06:30  福島から寝台列車で来る人と、一日早く泊まっている人を迎えるため函館駅に向かった。どちらも携帯で連絡が付いて、間もなく総勢6人が合流できた。以後、一台の車で移動。
 
 ▼函館駅 
 
 *明治35年、函館・渡島大野間に鉄道が開通。函館駅は昭和18年に今の駅舎となる。平成15年、出入り口からホームまで段差なしで行けるバリアフリーの新駅舎が完成した。1Fは本屋やカフェ、土産店が入り、2Fはレストランとギャラリー、いるか文庫などがある。
 
07:00  気がついたら、朝飯前にもう観光が始まっていた。元町辺りを車でぶらついてから、函館ドッグの観光から始まった。
 
▼函館ドッグ 
 
07:30  もう一度函館駅前に戻って、駅前朝市「あけぼの食堂」で朝食。それぞれ好きな物を頼んだが、私はいくら・かに・イカの三色丼を食べた。
 
 ▼駅前朝市「あけぼの食堂」 
 
08:30  お腹も一杯になったところで、湯の川温泉経由でトラピスト修道院に向かった。さすが観光地で、団体バスが一杯だった。中学校の修学旅行以来である。懐かしいバターアメを買った。あれから全然変わっていない。変わっては駄目なのかも?
 
 ▼トラピスツヌ女子修道院 
 
09:30  直ぐ近くの五稜郭へ。高さ90mのタワーが今年4月に出来たばかりである。旧タワーより2倍の高さになったので、みはらしがグンと良くなった。
 
 ▼五稜郭 
 
 *北方防備の目的で造られた、日本初のフランス築城方式の星型要塞。幕軍と官軍の最期の戦いである箱館戦争の舞台となったことでも有名。4月下旬から園内のソメイヨシノが一勢に咲き誇り、花見の名所に。市民創作野外劇の会場としても使われている。
五稜郭 桜の季節 土方歳三銅像
絵はがきより
 
10:50  今度は、松前方面に向かう国道228号線で、15km位離れたトラピスト男子修道院へ。さすがに、ここまで来る観光客は少ない。正門の前に着いたら、我々以外誰も居なかった。だから、全員写真を撮ることが出来なかった。
 
 ▼トラピスツヌ男子修道院 
 
12:40  元町に戻って、五島軒でカレーライスの昼食を食べる予定だったが、あいにく何処かの高校の記念行事で貸し切りのため断念。一同、団体のために一般営業をしないのに憤慨。金森倉庫の「九九ラーメン」で塩ラーメンを食べる。
 
 ▼金森倉庫「九九ラーメン」
 
13:40  「何処か行きたいところは?」と、私が立待岬を希望した。元町からそんなに遠くないところでもある。何よりも、岬の景色が好きである。
 
 ▼立待岬 
 
 *函館山・夜景の南端に突き出た岬で、津軽海峡をはさんで下北・津軽半島を彼方に望むビューポイント。夜はイカつりの漁火を間近に眺められるロマンティックな場所でもある。岬へ向かう途中に啄木一族の墓がある。
 
14:10  やっぱり、函館に来ればここと、元町教会界隈を散歩する。
 
 ▼ハリストス正教会 
 
 *名前のハリストスとはキリストのことで、江戸末期、ロシア主教ニコライによって日本で初めてロシア正教が伝導され、ロシアの領事館及び礼拝堂として建てられた教会。国の重要文化財に指定されている、ロシア風ビザンチン様式の優美な建物。
▼八幡坂 
 
14:50  まだ時間があると、自家用車で函館山に登った。今回の仲間に、放送局関係者が多かったので、函館山の送信所に詳しかったのである。NHK・HBC・STV・HTB・UHBのアンテナを完璧に説明してくれた。
 
ケーブルカー山麓駅 UHBのTVアンテナ
函館山 
駒ヶ岳方向 函館ドッグ方向 函館駅方向
 
 10月も下旬になると、函館山は風があると冷たい。飛ばされそうなのと、寒さでいたたまれず。一同、建物の中に入って、レストランで珈琲を頂く。山の陰が元町辺りにさしかかり、その光景をしばらく見ていた。1時間半ぐらいは居たろうか、日が落ちて夜景になるにはまだ時間がありそうと、諦めて引き上げた。
 
17:00  駅からだと車で5分ほど離れた「函館温泉ホテル」にチェックイン。直ぐ裏が大森海岸で、漁り火の見える津軽海峡。
 
 ▼函館温泉ホテル 
 
17:30  仙台の人が、18時の列車で帰るため、温泉入浴を後回しにして、外の「海鮮居酒屋 海のがき大将 大門店」で宴会。
 
 ▼海鮮居酒屋 海のがき大将 大門店
 
18:10  仙台の人が、青森までの列車の時間で、函館駅まで急いで歩いて帰った。青森駅に車を置いてきたので、そこから先は車で帰るのだ。後から聞いた話だが、あまり疲れて途中で休んだら、仙台に着いたのは深夜2時だったと言う。
 
20:00  宴会終了。コンビニでお酒を買って、ホテルに帰った。別館3階の温泉に入り、部屋に戻って、コンビニで買ったお酒を少しのんだ。
大雪乃蔵 辛々麗本醸造
 
22:00  強行日程で、疲れて早く寝てしまった。
 
 
●2006/10/22(日)
 
函館温泉ホテル → 谷地頭温泉 → 函館朝市 → 函館フェリーターミナル → 青森フェリーターミナル → 青森駅西口 → 青森中央IC → 津軽SA → 碇ヶ関IC → 大館西道路 → 道の駅「二ツ井」 → 能代東IC → 秋田北IC → 自宅
 
 
06:30  起床、別館3階の温泉に入る。夜とはまた眺めが違う。窓の向こうに、景色を邪魔する空調機があるのにはがっかりした。
 
07:15  2階のレストランで、和食のバイキング。これがバラエティに富んだメニューで、好評だった。あの値段からは考えられない。
 
08:30  函館温泉ホテルをチェックアウト。
 
09:00  今日はゆっくりしようと、函館市営「谷地頭温泉」に入ることにした。広大な温泉に、朝早くから沢山の人が入浴していた。まずは低温泉から入る。隣の高温泉はかなり熱くて、膝まで入ったけど諦めた。鉄分を多く含んだ、茶色の温泉である。五稜郭を意識した5角形の露天風呂は好評だった。
 
 ▼函館市営「谷地頭温泉」 
 
10:10  お土産を買うために、函館朝市に向かった。私は大奮発して、大型の毛ガニを送ってもらった。珍味や鮭とイクラの糀漬けである石狩味も買った。
 
 ▼函館朝市 
 
10:50  出港の40分前に、函館フェリーターミナルに着いた。札幌班とはここでお別れで、3名が乗船。青森では3社のターミナルが一緒だったが、ここは別々となっていて、微妙に距離が離れている。
11:35  来たときと同じ、青函フェリーの「はやぶさ(1777トン)」で出港。隣の岸壁に、なぜか豪華客船「飛鳥」が居た。お昼は、寂しいカップラーメン。今まで美味しいのを食べ過ぎたので、納得で食べた。ICレコーダーでジャズを聴きながら、殆ど横になっていたが、モバイルパソコンでこれを書き込んだこともあった。約4時間の船旅である。
 
青函フェリーの「はやぶさ(1777トン)」 豪華客船「飛鳥」
 ▼函館フェリーターミナル 
 
15:20  青森フェリーターミナルに着いたが、車がないのは我々だけだった。だから最後に下船。
 
 ▼青森フェリーターミナル 
 
15:45  八戸の人と、福島の人を送るため、青森駅に向かった。カーナビの言うとおり進んだら、青森駅西口に着いてしまった。特急の発車時間が迫っていたが、間に合わなかったらしい。先日来たばかりな青森で、国道7号線から青森中央ICへ向かって、東北自動車道へ。
 
17:00  お昼のカップラーメンだけでは腹が減って、津軽SAで「コロッケうどん」を食べる。何とこのコロッケが、出汁の中で溶け出した。この組み合わせには無理があるようだ。食後にと珈琲も飲む。
 
 ▼津軽SA 
 
 碇ヶ関ICで東北自動車道を降りたら、料金が半額だった。通勤時間割引が適用されたのである。国道7号線で、大館西道路の出口から、鷹巣あたりまで大渋滞が続いた。何で日曜日の夕方に?
 
18:15  道の駅「二ツ井」でトイレタイム。ここで自宅に到着予想時刻を連絡。能代東ICから秋田自動車道に乗り、秋田北ICで降りて、新国道を南下。
 
19:30  函館出港から8時間かかって、ようやく自宅に着いた。
 
Ksymbol
 次は、●2006/10/1〜2 随分、久し振りの青森紀行