* 校友会有志 奥入瀬・十和田湖・小坂・八幡平観光紀行 *
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 *校友会活動で、毎年2月に北海道・東北の支部長が会議を開いている。今回は、有志で会議なしの十和田湖観光を企画した。1999年の吾妻山・磐梯山以来である。
 ■参加者は、
 ・野里 和広 さん (青森)
 ・大巻 幸太郎 さん (北海道) *苫小牧からフェリーで八戸港に着き、野里さんの車で奥入瀬へ。帰りは青函トンネル経由の特急で帰ったようです。
 ・清水 幸男 さん (宮城)
 ・引地  清 さん (福島) *清水さんの車で、柴崎さんも同乗して、仙台から鹿角経由で奥入瀬へ。
 ・柴崎  勝 さん (山形)
 ・高橋  伸 (秋田)
以上、6名の参加でした。 
●2003/10/18(土)
▼行程
出発/到着地  時間 経由地      通過時間  所要時間

自宅    9:30 秋田南IC    9:50  0:20
           能代南IC   11:00  0:50
      合計 ¥1,900   63.5km  0:50
     46Km  田代町     11:50  0:50

   *ユップラ−入浴・昼食     12:50
     10Km  大館      13:10  0:20
   *樹海ライン
     20Km  小坂      13:40  0:30
   52.4Km  奥入瀬渓流グランドホテル
                   15:10  1:30
      合計          82km    2:20

           奥入瀬渓流グランドホテル
                   15:15
     25Km  山の家     15:45  0:30
◆自宅/秋田南IC/太平山PA/能代南IC/たしろ温泉「ユップラ」(入浴)/大館/小坂/休屋/奥入瀬/奥入瀬渓流グランドホテル(合流)/宿「山の家」(入浴)
 9:30 前の日の綿密な距離計算で、出発が30分繰り上がった。能代ー十和田湖間が意外と距離があったのである。これよりも早く出たかったが、お酒の写真撮影に手間取って、そうは行かなかった。前の日にセットしたカーナビとは反対に、秋田南大橋から秋田南ICに向かう。
 9:45 秋田南ICから秋田自動車道に乗る。全然車が居なくて、110Kmを超えるスピードで快調に飛ばす。琴丘の本線上に料金所があって、その先は無料である。以前から、無料で共用していた区間である。
11:00 能代南ICで降りて、直進のバイパスではなくて、右折して旧道の浅内に曲がった。ここを走るのは久しぶりで、旧農協の前では昔を思い出してしまった。二ツ井・鷹巣・田代と進むが、50Km近くあるから、なかなか温泉には着かない。
 20年ほど前、能代でのカラオケ大会から、大館あたりに移動の時、田代町の山瀬ダムに寄ったことがある。まだ工事中で、進行状況を撮影するためである。このとき、能代で飲み過ぎてこの辺で気分が悪くて、大変なことになったのを思い出す。
11:50 国道7号線から10分ぐらい入ったところの町中に、たしろ温泉「ユップラ」があった。温泉に入る前に、まずは携帯電話で、今日合流する仲間に連絡してみる。仙台班は盛岡の手前で、八戸班は合流点近くの十和田町にいた。
 
外観 内湯/露天風呂
***** たしろ温泉「ユップラ」 ご案内 ****************
■たしろ温泉「ユップラ」 
 ・〒018-3501
 ・秋田県北秋田郡田代町岩瀬字上岩瀬塚の岱43-1
 *1998年4月オープン              TEL 0186-54-2626
 *1999年8月1日、宿泊施設オープン       FAX:0186-54-0026
   ●営業時間  午前6時〜午後10時まで
   ●入湯料   中学生以上 300円、小学生 150円
                             利用時間
   ●休憩  大広間 大人 200円、小人 100円 午前10時〜午後4時
               2時間   超過1時間毎
   ●第一研修室(30畳)3、000円 1、000円 午前10時〜午後9時
   ●第二研修室(15畳)1、500円   500円 午前10時〜午後9時
   ●個室(12畳)   2、000円 1、000円 午前11時〜午後3時
   ●宿泊設備 1泊2食 大人     小人
          和室 8,000円 7、000円
          洋室 8,000円 7、000円
        ファミリー7、000円 6、000円
       *一人の場合は1、000円増
       *一泊朝食付き、素泊まりもできる
   ●チェックイン 16時、チェックアウト 10時
***** 案内 終わり *************************
 そんなに大きな温泉ではないが、こじんまりまとまっている。露天風呂は簀の子状の板塀で囲まれている。周りは建物が多いからである。そんなにゆっくりは入っていられないと、早々に上がってレストランに向かったら、冷えた麺類がなかった。予定より遅れているので、コンビニのおにぎりで我慢しようと思ったが、考え直して鳥ドンブリを食べることにした。
レストラン
12:50 入浴とお昼で1時間かかった。田代を出発して、久しぶりの大館を抜け樹海ラインを進み、少しでも時間を稼ごうとスピードを上げる。旧小坂鉄道と平行する道路なのだが、途中の道路が所々改良されていた。
13:40 小坂町の庚楽館でトイレタイム。また樹海ラインを走り出す。段々山が高くなってきて、まさに紅葉の樹海を走っている良い感じ。
14:30 発荷峠を過ぎて、湖畔に降り始めたら、ここもまた紅葉が綺麗だった。和井内の交差点に着いたところで、仲間に電話したら、私以外はもう着いているという。後30分待ってもらうことにする。予定では、湖西岸経由だったが、近道と宿には寄らずに、休屋経由で奥入瀬に向かうことにする。
15:10 奥入瀬に入ったら大渋滞!! 道が狭いのと、大型バスや路上駐車で、交差ができなくて何度も渋滞した。湖西岸経由の方が早かったかも。ようやくの思いで、合流場所の奥入瀬渓流グランドホテルに着いた。仲間たちは、ホテルの中にいた。
 もう奥入瀬観光はしてしまったとのことで、奥入瀬は通らないで、十和田湖の北側を回って御鼻部山を上り、宿に向かう。
御鼻部山展望台からの大パノラマ 滝ノ沢展望台
15:45 レークサイド「山の家」に着いた。ここは秋田県小坂町で、不思議なことに青森県の施設。受付の管理棟と宿泊棟が離れていて、休屋の反対側だから観光客も少ない静かな佇まい。まずは、管理棟で記帳して鍵を受け取り宿泊棟へ、勝手に2階の部屋まで入っていく。3人づつ6人が二部屋に収まった。
管理棟 宿泊棟
***** レークサイド「山の家」 案内 ******************
■宿泊 : 「青森県市町村職員共済組合 十和田湖保養所 レークサイド山の家」 
      ・TEL:0176-75-2552 ・FAX:0176-75-3012
      ・〒018-5511 ・秋田県鹿角郡小坂町十和田湖字銀山1-7
      ・チェックイン : PM4:00 ・チェックアウト : AM10:00
      ・宿泊料金 : 3、400円 ・食事 : 1、600/2、500円
***** 案内 終わり **************************
 今回は、その度に割り勘ではなくて会費制とし、お酒やガソリン代を幹事で面倒をみた。お風呂は沸かし湯だが、大きな湯船があり、6人はゆっくり入浴できる。湯上がりに自販機からビールを買って、部屋でミニ宴会を始めてしまった。コップや皿などは、配膳室からのセルフサービス。自炊の湯治が出来るシステムのようである。
18:00 1階の食堂で夕食。いきなり、金賞受賞酒で乾杯!! 予め、断っておいた持ち込みのお酒やワインを飲み干す

 ・秋田、秋田晴 金賞受賞酒 大吟醸「酔楽天」
 ・秋田、白瀑  大吟醸「白神の天水」
 ・青森、桃川  本醸造「桃川」
 ・おたるワイン
 ・月山ワイン
     
  
20:00 残ったお酒を部屋に持ち帰って、2次会?? 堅い話は抜きにしていたいが、やっぱり出てくる。ノートパソコンが2台も出てきて、ホームページ談義。ホームページ作成教室の話まで出てきたが、果たしてほんとに出来るのか?
ノートパソコン モバイル
22:00 以外と早く、寝る準備を始めた。しかし、真ん中に一人挟んで枕会談が始まった。
23:00 寝たように思う?
●2003/10/19(日)
▼行程
出発/到着地  時間 経由地        通過時間  所要時間

山の家   9:00 十和田ふるさとセンター
                      9:10  0:35
           発荷峠 16km  10:00  0:15
           七滝        10:30  0:30
           小坂・庚楽館    11:00  0:30
     24Km  鹿角・八幡平IC  11:20  0:20
     37Km  大沼        12:00  0:40
      合計          77km      3:00
    *八幡平高原ホテルー入浴・昼食

           ホテル       13:10
     25.6 km   八幡平松尾IC   13:45  0:35
    *八幡平松尾IC(解散)
           秋田南IC     17:30  3:45
     合計 ¥4,400  223.6 km
           自宅        18:00  0:20

    *総走行距離 570Km
◆宿「山の家」(入浴)/十和田ふるさとセンター/発荷峠/七滝/小坂・庚楽館/小坂IC/鹿角・八幡平IC/八幡平高原ホテル(入浴)/見返峠(県境)/八幡平松尾IC(解散)/岩手山SA/紫波SA/錦秋湖SA(入浴)/西仙北SA/秋田南IC/自宅
 6:00 トイレに起きたが、福島の引地さんは散歩に向かった。こちらはまた寝てしまう。
 7:00 起床、そのまま風呂に直行。ところが、温泉ではないので、昨日のお湯が冷えた状態で、お湯を足しながら、その側で入っていた。
 8:00 昨日の夕食と同じ一階の食堂で朝食。朝食後、山形の柴崎さんが、用事があるとのことでタクシーで休屋に向かった。バスで盛岡に向かうそうだ。
 9:00 朝食後、部屋でしばらく会談していたが、そろそろ行こうと、出発することに。まずは、管理棟で精算する。お酒は持ち込んだので、追加なしの税金込みで一人当たり7、035円だった。車には、枯れ葉がいっぱい積もっていた。
 9:10 十和田ふるさとセンターで情報収集。コーヒーも頂いて、店の人としばらく談笑。私がすべて払ったら、会費から払っただけなのに、私がおごったと勘違いしている。
10:00 和井内から坂を登り、発荷峠に着いた。久しぶりに寄ったが、さすが観光地。駐車場が満杯状態で、展望台も下が窓付きで2階が吹きさらしと、新しくなっていた。
発荷峠からの眺め
10:30 樹海ラインを進むと、七滝が珍しいと、滝の茶屋−孫左衛門に寄ってみた。
七滝 滝の茶屋−孫左衛門
11:00 小坂の庚楽館に着いた。私がよく来る処なので、ミニガイド役を務め、中には入らずに、外観だけ眺めた。遙か向こうには、小坂鉱山事務所があるが、遠目に眺めて終わりにした。
庚楽館 小坂鉱山事務所
***** 指定国重要文化財 庚楽館 案内 ****************
■日本最古の現役木造芝居小屋 「庚楽館」 
 康楽館は明治43年、小坂鉱山の厚生施設として誕生しました。白亜の西洋建築、さながら鷲が翼を広げたような壮大な外観。上品な雰囲気の佇まいは、まさに鉱山の黄金期を彷彿とさせます。
 洋風の外観とは対照的に、館内は典型的な明治期の芝居小屋。いわば和洋折衷。花道や切穴(すっぽん)、回り舞台、昔ながらの桟敷席が備えられ、黒々とした手すりや柱などは建築当初のままです。日本の伝統色を強く残している中で、天井だけは手の込んだ洋風の板張り、当時から照明施設を備え、東北随一の芝居小屋と呼ばれました。康楽館では、多彩な催しが行われ文化・芸術の象徴とされてきました。
 昭和45年、建物の老朽化と機能低下により一般の興行が中止されることになります。しかし、町の人たちの情熱により、昭和61年に康楽館は見事に蘇りました。翌年からは年に一度の『康楽館歌舞伎大芝居』で新たな歴史を刻んでいます。現在は町営劇場として『伊東元春と小坂剣誠会』による芝居など1日3回の常設公演を行っています。明治期から現在まで、それぞれの時代の息吹を呑み込んで、今も現役で生き続けています。
 康楽館は、平成14年5月23日付けで国重要文化財(建造物)に指定されています。
***** 案内 終わり **************************
舞台/桟敷席 回り舞台
花道と切穴(すっぽん) 楽屋
客席 興業中の庚楽館
12:00 時間短縮のため、鹿角市内は通らずに、小坂ICから鹿角八幡平ICまで、東北自動車道でバイパスした。八幡平ブルーラインを上って、大沼の八幡平高原ホテルに着いた。その間に、後ろの車がガス欠に近くなり、携帯電話で連絡したが、圏外のままホテルに着いてしまった。
***** 八幡平高原ホテル 案内 *********************
■八幡平高原ホテル ・TEL0186-31-2011 
 ・〒018ー5141 ・秋田県鹿角市八幡平字熊沢国有林
***** 案内 終わり **************************
 出る前に、インターネットで探したら、日帰り入浴とレストランが有るとあったので来た。昼をちょっと過ぎたけど、まずは入浴。一人当たり500円払って、浴室に向かったが、内湯はそのままで露天だけが改装されていた。
内湯(どこでも良さそう?) 新装なった露天風呂
 レストランは、十割蕎麦かカレーライスだったが、みんな十割蕎麦にしてもらった。ざるそばを食べて、美味しかったのと、食べ足りないので追加もお願いした。入浴後の空腹が効いたのかも?
13:10 フロントに聞いたら、戻ってもガソリンスタンドまでは20kmあると言うので、松尾村方面に進んでも同じくらいと、予定通り県境を越えて岩手県に向かった。
13:45 途中の見返り峠などは天気が良く、見晴らしの良いロケーションだった。岩手山も見えたくらいだったが、ノンストップで松尾八幡平IC手前のスタンドまで間に合った。私もここで給油。松尾八幡平ICで八戸、仙台、秋田方面と、分かれて解散。
八幡平
14:00 東北自動車道の岩手山SAで休憩。宮城の牛タン・秋田の比内鶏薫製・青森のねぶた漬けを買った。
 
岩手山SAからの岩手山
14:45 紫波SAに入るつもりが、どう間違ったか紫波ICに降りてしまった。すぐに間違いに気がついて、料金所前をUターンしてきた。でもUターン方向を間違うと、大変なことになってしまう。おみやげに岩手の一口チーズと仙台の笹蒲鉾を買った。
 
16:00 北上JCTで秋田自動車道に入り、錦秋湖SAのハイウェイオアシス 『峠山パークランド・オアシス館』。で念願の温泉に入ることに。陸橋を渡って向かったら、その先は一般道があり、グランドゴルフもあったので、一般の人も入浴できそうだ。500円を払って2階に上がったら、入浴客がいっぱだった。飲むヨーグルトで喉の渇きを潤す。
  
錦秋湖SA下り/峠山パークランド オアシス館
西仙北SA下り
17:30 最終休憩と西仙北SAに入る。ここで帰宅時間を自宅に電話する。
18:00 4、400円も払って、秋田南ICで降りて、御所野から御野場に向かったら、渋滞で秋田南大橋に来るまで少し時間がかかった。無事自宅に到着。
●アルバム風写真集
次は、●2003/10/12 研修会・第8回秋田県支部総会