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「大曲の花火2002」 酔っぱらい紀行?!

   

 *飲み助の会の主催なのだが、去年から仙北の酒屋で桟敷席を面倒見てくれるようになった。今年は、準備万端整えて、スケジュールを会わせておいた。

●2002/8/23(土)

 「大曲の花火」は、1994年以来だから、8年ぶり。そのころは、仙北に親戚があって、5時頃に大曲市役所あたりに車を止めて、桟敷席の後ろの草むらで観ていた。9時頃には階段を駆け上がって、堤防上で大会提供を観て、10時には親戚の家に着いていた。良い時代だ!!

14:20 昼から出かけるまでの間は、
秋田市は雷や豪雨で、とても花火に出かけるような状況ではない。だから、家族が引き留めに架かっている。秋田駅まで送ってもらうつもりが、そうも出来なくなって、ぎりぎりの時間になって、タクシーで出かけることに...

14:50 
約束の2階の改札口に着いたら、あまりの人で仲間がどこにいるか分からない。探していたら、向こうの方で見つけてくれた。秋田新幹線自由席の切符は、あらかじめ新屋駅で求めていたので、早速仲間とホームへ。次の電車の行列が出来ていて、我々はその次の電車の行列に並んだ。だから、座って行けたのである。

16:20 あとから新聞を見て分かったが、1時頃に神宮寺で落雷が有ったらしくて、送電が止まって電車が遅れていた。その煽りで、出発が遅れるは、途中で臨時停車はするはで、大曲に着いたら30分も遅れていた。ちょうど下りの新幹線も着いて、ホームや階段は人であふれた。これでも、雨で少なめなのだろうか?

 大曲駅前はかなりの人出で、みんな同じ方向に向かっていたが、我々は勝手知ったる道で、人の少ない仙北組合病院の前を通り、丸子川に出た。13号線は
歩行者天国になっていた。我が社の支局に用事を思い出して、仲間に先に行ってもらった。大曲支局の玄関に着いたら、「トイレは貸せません」と張り紙がしてあって開かない。勝手口をノックして開けてもらったが、私も同じ用事で「本社の○○です」で分かってもらって、開けてもらった。さすがに支局長らは不在だった。お客さんを案内して、桟敷に向かったのだろう。

16:40 支局の桟敷地図で、場所を確かめてから単独歩行。
花園病院の前から進んだら、だんだん脇道から人が増えてきて、狭い通りは渋滞気味。最後の堤防の階段を下りて、ゲートまで来た。真ん中のゲートのようである。確か桟敷席は一番前のB席で左方向と進んでみたが、だんだん番号が増えるばかり、これは反対側と、進んでようやく見つけた。

 

17:00 靴はビニールの袋にと、靴下は脱いだ方がと、ゴザが濡れているからである。傘は花火が見えなくて御法度だから、カッパに着替えてしまった。座ったら、
昼花火が始まった。初めて観るようである。前来た頃はもっとゆっくりで、昼花火が終わった頃に、着いているのだ。まだ明るいから、ほとんど煙の芸術である。

 早速缶ビールから頂く。そのあと来たのが、缶で出来たワンカップ清酒。これを飲み干して、コップ代わりにして一升瓶が登場。どんどんお腹に入れている内に、行きたくなってきた。桟敷席の一番後ろに行かないと無いから、結構遠い。でも男性は、行列は無いし簡単。
でもどろんこ道で、苗代状態。私のスニーカーはどうせどろんこで、諦めモード。ここは長靴が正解!!

 豪華弁当も登場したが、時々雨がひどくなって、持ち込みシートの中にリュックや弁当、お酒を隠しながら、花火を観るので、結構忙しい。昼花火が終わって、暗くなるのを待っていたら、突然稲妻が光る。花火なのか、雷なのか、分からなくなってくる。雨も激しく降る。

  

 
地元の人が漬けたがっこも登場したが、私が持ち込んだ豆やビーフジャーキーも、みんなで回して食べていた。ところが、帰って来たらリュックの中がグジャグジャに濡れていた。雨が相当入り込んだようである。

 15年以上も前の話だが、中洲で仕事をしたことがある。業者とスピーカーやライトを持ち込んで、桟敷に向かって秋田民謡の踊りを見せたり、仕掛け花火や大会提供の時には、BGMを流していた。これが、今の音楽と花火が一体の始まりである。

 中洲は、打ち上げ場から2−30mと離れていないので、花火を観る時は河原に寝転がってみる。ところが、あまり近くて花火の殻に火が付いたまま落ちてくる。慌てて逃げるのである。これがたまらなかった。

18:50 
夜の部が始まった。いきなりの「ナイアガラの滝」で、手前に煙が来て何も見えない。初めの何本かは、煙が移動しなくて、折角のが見えない。その後、天気も回復して、だんだん見やすくなってきた。9時頃には、お待ちかねの大会提供花火「暁(あかつき)」が始まった。不景気を振り払う思いを込めた作品だったが、去年よりもスケールが小さくて、皮肉にも不景気を反映した作品のように思えた。

 ■第76回(平成14年度)全国花火競技大会 出品者・玉名一覧

21:30 
その後も夜花火が続いて、終わりの9時半まで観ていた。先に帰った人もいたけど、終わりまで観たのも初めて。大曲駅に向けて歩き出したが、人が多くてなかなか進まない。大曲駅前に着いて驚いた。遙か手前の仙北組合病院の前から、道路を封鎖して人のかたまりが続いていた。新幹線の列と、普通列車の列に分かれていた。私は新幹線の切符を持っていたのだが、相棒に会わせて、普通列車の列に並んだ。なんと、特設の誘導通路が造られ、駅には入らず、直接ホームに乗り込んだ。出発したのは、11時頃だろうか?

 
■第76回 全国花火競技大会結果報告

24:00 各駅停車だから、約1時間架かって秋田駅に着いた。乗らなかった切符の払い戻しを受けていたら、仲間とはぐれてしまった。一人タクシーに乗ろうと、駅前には降りずに、ポポロードを進んでニューたけやのあたりでタクシーを拾った。家に着いたら12時半頃かな? 酔っぱらっていて、よく分からない。 掲示板に書いた記録が1時半だから、ずいぶん遅くまで頑張ったものだ!!

               次の日になって、やっぱり疲れた!!

                   Ksymbol

◆アルバム風写真集(会員限定)

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