OLD−TOP
2003/10/9〜10 新屋温泉開業/旧東北パルプ跡/旧秋田空港
 *画面をクリックすると、拡大されます。
9/6 福祉健康新屋温泉に行ってきた
 *あまりに近すぎて、なかなか行けなかった温泉。

 
●福祉健康新屋温泉(西中付近) TEL:018-888-8800 

  *着工してから5年掛かって、2003年7月2日開業。この付近は私の散歩コースで、早くできないかと毎度眺めていた待望の温泉。
  ▼営業時間 平日  : 午後1時〜午後9時
        土日祝 : 午前10時〜午後9時
       *閉館後、清掃作業のため、9時までに上がる
  ▼休業    毎週月曜日
       *祝日が月曜の場合は火曜日が休館日。
  ▼入湯料   大人   500円/子供 300円
  ▼休憩+入浴 大人 1,000円/子供 800円
  ▼宿泊    なし
  ★浴室の種類 内湯
  ★泉質    ナトリウム−塩化物泉
  ★効能    皮膚病、切り傷、やけど、婦人病

 *青森ヒバで作られた、民営温泉。木の香りがして気持ちいい。オーナーが製材所経営だから、どこもかしこも、板張り。青森の山を一山買って建てたと言う。
外観 内湯
 *自宅から歩いて15分ぐらいの温泉だが、肩切りに短パンの出で立ち、ビーチサンダルの軽装で車を運転して向かった。

 青森ヒバで作られた、民営温泉。木の香りがして気持ちいい。オーナーが製材所経営だから、湯船・洗い場の椅子から桶・トイレまで、どこもかしこも、板張り。青森の山を一山買って建てたと言う。

 まず重厚な玄関を入ると、鍵付きの下駄箱がある。カウンターの前にある自動支払機で500円を払う。そのチケットと、さっきの下駄箱の鍵を預けると、下駄箱と同じ番号の赤札が渡される。

 更衣室のロッカーは3種類。篭だけのと、鍵付きの上着が下げられるような大きいのと、それより小さめの二つがあった。

 洗い場は15箇所ぐらいだろうか? かなりの数があった。テレビの中継で1/3に見たときは、湯船から洗い場が丸見えだったが、玄関先に置かれるような衝立が数個あった。これだけでも、こだわりの木で出来ていた。

 太い柱の根本に座れるように張り出しがある。ここに腰を掛けて涼んでいたが、その間にも結構汗が出てきて、まるでサウナに入っているよう。広い湯船がぬるめ(1/2希釈)の風呂で、狭い湯船が源泉で熱い風呂(そんなに熱いとは思わなかったが...)。本当に狭くて、足を伸ばして入っていると、3−4人が限度で、出るにも水風呂の方に飛び越えないと出られない。

 中央の廊下に縁台があって、みんなそこで休んでいましたが、その一角に缶ビールの自販機がありました。玄関を挟んでお風呂場と反対側に休憩室があるのですが、こないだ行った感じでは、「休憩カードの人以外は入れません」とあった。よく分からなかったが、別料金なのでは? 食事も出ないし、持ち込みなのだろうか? いずれ、宴会が出来るような雰囲気ではない。

 やたらあちこち張り紙だらけで、温泉と言うより、ほんとに銭湯という感じ。貰ったパンフらしきものは、営業時間の案内だけで、設備案内がない。せっかくの宣伝のチャンスを無駄にしている。

 久し振りに、ここの家のおばあさんを見た。確かに、子ども達が似ている。一生懸命お客さんの相手をしていたが、亡くなったおじいさんが、これをやりたかったろうな!!

 *ちょっとその辺の銭湯気分で行けそう。
AKT秋田テレビの映像より
−−−−− 秋田魁新報より −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ★父の遺志継ぎ温泉オープン/秋田市新屋の木材会社

 秋田市新屋大川町の高松木材(高橋大和社長)が同社敷地内に建設していた温泉「福祉健康新屋温泉」が2003年7月2日完成し、営業を始めた。樹齢200年以上のヒバ材を柱や壁などにふんだんに使い、木の香りを漂わせている。

 建物は木造2階建て、延べ床面積約700平方メートル。41・5度の強塩泉で、神経痛や筋肉痛などに効能があるという。

 高橋社長の父で、3年前に亡くなった故松之助さんが「新屋地区の地下には湯脈がない」という地質学者らの指摘を押しのけ、自社の敷地内を掘削。平成8年8月に温泉を掘り当てた。木材の調達から建築まで同社が独自に行い、完成までに6年かかった。

 故松之助さんの命日に当たるこの日を選んで完工式を開き、新屋地区住民ら約60人が完成を祝った。

 高橋社長は「温泉を掘り当てた父の遺志を継ぎ、温泉施設を建てるのが自分の仕事だと思ってきた。今日は晴れ晴れとした気持ち」と感慨深そうに話した。

 現地は秋田西中学校グラウンド南隣の住宅街。今後、休憩室などを拡充する方針。
−−−−− 
秋田魁新報より 終わり −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■10/9 旧東北パルプ方面をサイクリング
 ちょっと風が強かったが、天気に釣られて自転車でサイクリング。まずは新屋駅前郵便局で振り込みをしてから、踏切を渡って、旧東北パルプの西部工業団地に向かった。久し振りのサイクリングである。
新屋駅前郵便局 羽越線の踏切
 元の排水路に遊歩道が出来ていて、最新誘致企業の「プレステージ・インターナショナル」が有った。コールセンターなどの業務受託会社である。雇用の多い企業だけ有って、駐車場が300台分と広い。
プレステージ・インターナショナル
 さらに奥へと進むと、いろんな企業があった。大きな工場から、小さな工場。お客さんが来ないところだけ有って、看板は控えめだが、規模としては大きそうだ!!
西部工業団地
 さらに奥へと進むと、あの旧東北パルプが見えてきた。もう煙突はないが、旧マシン付近のようである。精算会社や子会社が存続しているのである。
 昔、酒屋の配達で社宅や工場内を良く歩き回った。なんとかさんの社宅はこの辺だと良く覚えていたものだ。そのころ新屋で唯一の銭湯にも入った。企業城下町で、パルプの人でなければ新屋の人でないとまで言われた。未だに顔は忘れていない。
旧東北パルプの旧マシン付近か
 西部工業団地を通り抜け、雄物川の堤防に上がってみた。風が強いが、天気が良くて太平山が正面に見えた。
太平山
堤防道路−西側 堤防道路−東側
 堤防道路を、風に逆らって東の方向に進む。まもなく、東北電力から寄贈された県営ラグビー場が見えてきた。東北電力のラグビー部が解散して、使い道が無くなったからである。土日になると練習場として使われ、子供達の声がこだまする。秋田市役所の公式ゲームでも使用される。
東北電力から県営ラグビー場に替わった
 さらに奥へと進むと、堤防し下の道路の終わりが近くなって、石田坂の集落が先に見えてくる。稲刈りが殆ど終わった田圃か見えてきた。向こうの道路は、手前が旧道で、向こうが秋田南大橋に向かう道路である。
稲刈りが殆ど終わった田圃
 1km近くもある川を渡る送電線。電線が低く垂れ下がっている。よく見ると、西側の方にも川を渡る送電線があった。スケールが大きい。
 
川を渡る送電線
 大森山のテレビ塔がよく見える。左から、NHK教育・総合、ABS秋田放送、AKT秋田テレビ、AAB秋田朝日放送。
大森山のテレビ塔
 送電線のところから堤防を引き返し、西部工業団地の新道を走った。中央道の西側である。さっきの遊歩道を進むと線路を抜ける道が出来ていた。こないだまで排水路だったのに、何時のまに出来たのだろう。ここを通ると、踏切を渡らなくて済むから、西中や美術短大の人は便利そうだ!!
羽越線地下道
 地下道抜けると、あの大川端帯状近隣公園に出る。良い散歩コースにも成る。
大川端帯状近隣公園 サクラの頃
■10/10 旧秋田空港
 海の近くを通る秋田南バイパスが出来てから、新屋から山王方面に向かうのに、最短時間となった。山王大通りに直接繋がるからである。旧秋田空港の立体交差付近は高いので眺めがよい。いつか天気の良い日に写真を撮ろうと、毎日デジカメを持ち歩いていた。遂にその日がやってきた。
男鹿真山方向 寒風山方向
向浜・土崎方向
風力発電(合計10基)
臨海十字路方向 雄物川方向
 このバイパスは、着工以来28年も掛かって、ようやく2003年3月15日に完成した。それまでは、部分開通で蛭根交差点に繋がれていた。あまり長いので、その間に時代が変わってしまって、臨海十字路では物足りない。港の防波堤を越えるような道路が欲しくなってきた。
−−−−− 秋田魁新報より −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ★秋田南バイパスが開通、秋田市西部の国道7号/下浜―県庁15分短縮

 秋田市西部を走る国道7号秋田南バイパスが、15日午後2時に開通した。国土交通省秋田工事事務所は、開通により同市下浜から県庁までの所要時間はこれまでより15分ほど短縮され、約23分になるとしている。

 同日午前10時半に同市川尻町大川反の臨海大橋で行われた開通式には、関係者ら約200人が参加。テープカットの後、車に分乗して開通区間をゆっくりとパレードし、事業着手から28年目の全線開通を祝った。

 秋田南バイパスは同市浜田境川(JR羽越線桂根駅付近)と八橋戌川原(臨海十字路)を結ぶ総延長8・5キロ、暫定2車線(幅15メートル)。総事業費は約400億円。昭和56年に着工、61年に中央部の2・2キロ、平成2年に南側の3・3キロが完成し部分開通していた。

 今回開通したのは臨海大橋(349メートル)や勝平はまなすトンネル(355メートル)を含む北側3キロの区間。10年度からの予算の集中投入で完成が予定より2年早まった。臨海大橋の冬季ロードヒーティングやトンネル照明などに電力を供給するため、はまなすトンネル近くには風力発電の風車1基(750キロワット)を約3億円で設置した。

  

<写真:南バイパスの開通を祝ってパレードする車=秋田市川尻町の臨海大橋>
−−−−− 秋田魁新報より 終わり −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
国土交通省の風力発電
Ksymbol
 次は ●2003/9/11〜13 山形・銀山温泉/岩手・南花巻温泉 紀行
OLD−TOP