★中仙町民会館「ドンパル」 研修紀行
 *秋田県内の音響に携わっている人で組織された秋田県音響技術者協会による研修会が、今年5月に完成した中仙町民会館「ドンパル」で行われた。だが、途中で目的が変わったような?
●2003/11/26(水)
秋田市・新屋 → 秋田南IC → 西仙北SA → 刈和野 → 神宮寺 → 松倉 → 中仙 → 太田町中里温泉 → 中仙町民会館 → 六郷温泉「あったか山」
11:00 個人の資格で参加のため、会社から休みをもらって、秋田市新屋の自宅を出発した。豊岩から秋田南大橋を渡り、御野場・御所野を経て秋田南ICへ。ここで利用調査のアンケート用紙を渡された。後に、苦情のはけ口とした。
11:45 西仙北SAで、トイレとコーヒータイムを過ごす。この時、駐車場の一番手前に止めた。SAの出口が、一番手前にあるからである。昨日ここで、トラックとタンクローリーが衝突して、タンクローリーから油が漏れ、一時閉鎖されたと言う。その気配はなかった。
西仙北SA
 大沢郷から刈和野橋を渡り、刈和野で中仙方面の道を探すが、道案内がない。カーナビも国道経由を進めているようである。西仙北ぬく森温泉「ユトリア」の看板ばかり見えてくる、。カーナビの言うように13号線に乗り、今度は神岡町で「嶽の湯」の看板。神宮寺で中仙の道案内が見つかった。結果的に一番近道だったようだ。
12:30 松倉経由で玉川に架かる橋を渡り、105号線の四ッ屋方面に着いた。そこから奥羽山脈に向かって農免道路をひたすらまっすぐ進む。今度は仙北町「棚の湯」の看板。さらに真っ直ぐ進むと、果てしなく続く仙北平野と奥羽山脈の間に、太田町「中里温泉」が見えてきた。
中里温泉 外観
***** 中里温泉 ご案内 ************************
■大田町中里字新屋敷114 「中里温泉」 
                         TEL 0187-88-1471
  *昭和51年オープン。平成6年には大浴場と大休憩室が増築された。
  *1999年4月、宿泊棟の浴場を改修。浴室が新旧二つに。
   ●営業時間 午前8時〜午後10時
   ●入湯料  大人(高校生以上) 400円、子供 200円
        ・貸しタオルセット  150円
   ●休憩料  大広間 一日 大人 300円、子供 100円
        ・利用時間 午前9時〜午後5時
   ●客室休憩 6畳 3名 2,400円
         8畳 4名 3、200円
        12畳 6名 4,800円
        ・利用時間 午前10時〜午後3時30分
   ●宿泊          一泊2食 一泊朝食  素泊まり 夕食
      ・大人       8、000円、 5、000円、 4、000円 3、000円〜
      ・子供(小中学生) 6、500円、 3、500円、 2、500円
    *12/13〜1/3、4/29〜5/5、8/13〜16、8/第4土曜日(大曲の花火)の期間は別料金。
   ★浴室の種類 ふるさと館:全身浴、泡風呂、打たせ湯
          新館:全身浴、泡風呂、打たせ湯、高温電気式サウナ、水風呂、露天風呂、
   ★泉質    低張性弱アルカリ性高温泉
   ★効能    切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化症
***** 中里温泉 終わり ************************
 入り口に入ると、下駄箱がなかった。靴のまま進むのである。毎月26日は風呂の日で、今日は入浴料が普段は400円の処、半額の200円だった。浴室が二カ所あり、どちらに進むか悩んだが、露天風呂の無い旧館の浴場に進んでしまった。ここで靴を履き替えて入浴した。
温泉の日パンフより ふるさと館・内湯
13:30 レストランで手打ちの十割そばを食べる。蕎麦はまあまあだったが、タレはインスタント風でいただけなかった。レストランを出てトイレに向かったら、スリッパがあった。履き替えは面倒と、靴のまま入ってしまう。増築で構造がちぐはぐになっているのである。
14:00 カーナビの言うとおり、農免道路で中仙町役場に向かう。しかし、役場の前にはそれらしい建物はない。携帯で会長さんに聞いても、まだ着いていなくて、ジャスコの方らしいとの返事。結局、役場に入って聞いて分かった。
14:20 105号線をさらに角館方向に進んだら、大駐車場付きのジャスコショッピングセンターの一角にあった。中に入ったら、読書コーナーや練習スタジオなどが並んでいて、いつでも誰でも入れる感じ。見学会の案内板などもなくて、ドリンクコーナーでコーヒーを飲んでいた。あまりそれらしい動きがないので、そこにいた職員に聞いてみたら、2階の研修室でやっているという。部屋に入ったら、15人位がいて、すでに説明が始まっていた。
 ■中仙町民会館「ドンパル」  TEL:0187-56-7200 
15:00 職員から、設計から完成までの説明を受けてから、館内の見学を始める。500人収容というこじんまりとした小屋(会館)だが、設備はもったいないくらい、なかなかのもの。客席、ステージ、ピアノ機材庫、そして客席後方上部にある音響室も観る。35ミリ映写機と丸茂製の照明卓もあり、こじんまりとまとまっている。一番驚いたのは、客席後部にツアーみたいな大きな卓が、会館の常設としてあるのである。
舞台 客席
照明卓 式典用調整卓 客席調整卓
    
16:30 一通り館内を見学してから、質問が行われ、会館担当者の切実な悩みが出てきた。それに対して、会員が相談にのっていた。
17:00 研修会としては、ここで一同解散。すぐ隣のジャスコショッピングセンターで、コテージでの食事の買い出し。
17:30 3台の車で、六郷温泉「あったか山」に向けて出発。私が先導役で、直ぐに左に曲がればいいものを、カーナビの言うことをきいていたら大曲まで来てしまった。
18:00 久しぶりの六郷温泉で、迷いながらも、ようやくの思いで温泉に着いた。今日は定休日で入浴も出来ないし、鍋の出汁を取る間、つまみで飲みながら、鍋の出来るのを待っていた。
六郷温泉「あったか山」 コテージ
***** 六郷温泉「あったか山」 ご案内 **************
■六郷町 六郷東根字下馬転120 六郷温泉「あったか山」 
                          TEL 0187-84-2641
  「コテージ」
   ●休憩  午前10時〜午後4時
   ●休憩料 一棟 一泊 4,000円
   ●宿泊  チェックイン  午後4時30分〜午後7時
        チェックアウト 午前9時30分
   ●宿泊料 一棟 一泊 5,000円(一人につき1,000円加算)
***** 六郷温泉「あったか山」 終わり **************
19:00 鳥殻の出汁が利いた鴨鍋が出来上がって、それぞれビール、高知の日本酒で純米酒中取り「酔鯨」、ワイン、焼酎などで乾杯。話に華が咲いて、お酒と時間は進んだ。
高知の日本酒で純米酒中取り「酔鯨」
 バックにはラジカセで、私の車から持ってきたCDが流れる。はじめは柔らかな曲から流していたが、だんだん激しい曲になってきて、見砂直照(みさご ただあき)と東京キューバンボーイズでは、昔このバンドの仕事をやった人が現れて、大盛り上がり。
  
CD「見砂直照と東京キューバンボーイズ」より
24:00 元々酒に弱い二人は、先につぶれて寝てしまった。
 1:30 残る四人も限界で、吹き抜けの二階の部屋で寝ることに。
●2003/11/27(木)
六郷温泉「あったか山」 → 六郷 → 飯詰駅 → 角間川 → 大曲IC → 西仙北SA → 秋田南IC → 御所野・御野場 → 秋田市新屋
 7:30 誰も早く起きなくて、こんな時間に一同起床。一人が田沢湖町方面に出社と、帰ってしまった。しばらくボーとしていたが、朝御飯の準備している間に、私だけ別棟のお風呂に...
 8:00 朝6時からやっているとのことで、平日なのに結構お客さんが来ている。サラリーマン以外の、自由人が多いのか? こちらも自由人? 私が向かった時でも5人位はいた。内湯で体を温めてから、露天風呂に向かったが、霜が降りた朝で寒かった。お湯の温度も、露天にしては熱め。でも、湯冷ましが逆に出来た。
六郷温泉「あったか山」 外観
***** 六郷温泉「あったか山」 ご案内 **************
■六郷町 六郷東根字下馬転120 六郷温泉「あったか山」
                          TEL 0187-84-2641
  「保養館」
   ●開館   4月〜11月 午前6時
        12月〜 3月 午前7時
   ●閉館  午後10時
   ●入浴  開館時間〜午後9時30分
   ●休業    第2・4水曜日
   ●入館料 大人 400円 小中学生 200円
    回数券 大人 10回券 3,500円 (湯田沢山荘共通)
   ●大広間 午前9時〜午後4時30分
   ●休憩室 午前9時〜午後4時
   ●休憩料 大広間無料、休憩室10畳 4,000円(入館料は別途)
   ●談話室 午前9時〜午後4時30分
   ★泉質    カルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉
   ★効能    動脈硬化、切り傷、やけど、慢性皮膚病、アトピーなど
***** 六郷温泉「あったか山」 終わり **************
六郷温泉「あったか山」 内湯/露天
 8:30 お風呂から上がってきたら、ラーメンの準備が出来ていた。昨日の鴨鍋の出汁でラーメンもいけるものだ。
 9:30 チェックアウトの時間と帰り支度。鍋の材料/お酒を持ち込んでも、一人当たり4千円で済んでしまった。2台の車はここで解散。私一人温泉を後にした。足は自然と、昔妻と義父母が住んでいた六郷に向いていた。親戚の前にも着いたが、寄ることはなかった。
 国道13号線を突っ切って仙南方向に向かう。あまり立派な道路になって、飯詰駅に向かう方向が分からなくなった。ここでカーナビをつけて分かった。もしかすると、もっと広い道があるかもしれないのだが、走り慣れた狭い道の角間川方面に向かう。雄物川を渡る大川橋手前のコンビニ風の店で、秋田富士の吟醸純米酒「角間川」四合瓶を1、500円で買う。
秋田富士の吟醸純米酒「角間川」/11:19付・秋田魁新報(クリックすると拡大)
 大曲IC手前の交差点に向かうと、建設中の大きなアクセス道路があった。先日、大曲市の内小友と雄物川を横断して藤木まで完成している。その未完成部分と思われる。
10:30 大曲ICに着いたらETCの工事中だった。トイレを探して管理棟に向かったが、和式トイレだけで洋式はなかった。管理棟に入ろうとしたが、ロックされて入れなかった。駐車場は満車だが、人影は見あたらない。何処で何をしているのか? あきらめて西仙北SAに向かった。
10:50 大曲ICー秋田南IC間は、二車線化が進んで高速道路らしくなった。しかし、カーブが結構きつい。右カーブの追い越し車線を走ると、先が全然見えない。車が居ないものとして走っている。西仙北SAで今時ウォシュレットでないトイレを済ませ、コーヒータイム。いつも自動車道を使って思うのだが、料金を払って利用しているお客さんの扱いがない。まるで儲け口扱いされている。携帯電話で、自宅に到着予定時刻を電話した。
西仙北SA 
11:30 秋田南ICで降りて、御所野から御野場を抜け、秋田南大橋から新屋方面へ帰る。昼時にはまだ時間があると、荷物の整理。お酒の冷蔵庫は、四合瓶を一本貰って、さらに一本買って、一升瓶は約半分飲んだだけなので、逆に増えた感じ。
12:30 お昼を食べて、遅出と14時まで会社に向かう。
★中仙町民会館「ドンパル」 研修紀行 写真集(秋田県音響技術者協会 会員限定)

次は●2003/10/18〜19 奥入瀬・十和田湖・小坂・八幡平観光紀行