■旧秋田大橋の思い出を継承/両岸に小公園完成 (2004/04/04) |
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国土交通省秋田河川国道事務所が、秋田市の雄物川に架かる旧国道7号(県道秋田天王線)・秋田大橋の両岸たもとに整備を進めていた小公園が3日、完成した。旧秋田大橋の一部を使ったモニュメントのほか、秋田大橋と雄物川の歴史などを記した説明板も設置。昭和9年に完成、13年に現在の大橋に“交代”した旧大橋の思い出を継承する憩いの場となっている。
整備されたのは、秋田大橋たもと上流側の2カ所。新屋側は約300平方メートル、茨島側は約3000平方メートル。整備費用は約1000万円。両方にモニュメント、ベンチ、花壇を設置。雑木の再生材を利用したウッドチップを敷き詰めている。
モニュメントは、旧秋田大橋の橋げたの一部を利用している。新屋側は、橋げた横側の幅3メートル、高さ2メートル部分。茨島側は、橋げた中央の幅1・2メートル、高さ0・6メートル部分。防腐処理し、ことし2月に撤去したままの状態で保存。旧秋田大橋の橋歴を記したプレートも配置した。
一方、説明板は、新屋側は今回整備した公園に、茨島側は14年に整備済みの下流側の公園に、それぞれ設置した。説明板は、横4メートル、縦0・7メートル。昭和9年の完成時に両岸から撮影した写真と、秋田大橋と雄物川の年表を掲示。新屋側には四季の写真、茨島側には明治、大正の洪水の写真や、昭和初期の勝平地区を示した絵図なども記している。
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<写真:茨島側の説明板。昭和9年の旧秋田大橋や、明治、大正の洪水などを写真で紹介している> |
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〜〜〜〜〜 終わり 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 |
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