★10年降りの大曲の花火2012紀行★
 
 *80〜90年代は、仙北に妻の実家があって、ここを起点に家族で向かったものだ。しかし、今は無い。この同じツアーで、2002年に来ているので、10年ぶりの「大曲の花火」である。前回は日帰りで、酷い混雑にあったので、今回は泊まりとした。
 
●2012/8/25(土)
   
13:14   朝9時半から、車に乗せて行ってくれるという話も合ったが、朝早いのは苦手なので、羽越線の新屋駅から二つ先の秋田駅に向かった。
   
13:36  秋田駅に着いたら、意外と人が居なくて、簡単に乗り込めた。トイレに行っている間に、乗り込んだようで、座ることは出来なかった。普段は2両編成だが、6両に増車しての編成である。この後の列車で来た人は、結構込んでいたと言っていた。
   
 14:30  大曲駅に着いたら、さすがの人で、駅前はごったがいしていた。花火通りの商店街を歩き始めた。ほとんどホコ天状態である。丸子橋まで歩いてきたら、なにやらイベントをやっているようである。来た人を昼間も退屈させないためか?
   
 15:00  大曲小学校のあたりで、目的地は見えないし、疲れてきて電話してしまった。まだ先のようである。ヘロヘロになって佐藤旅館に着いた。もうすぐ大曲農業高校のところで、1.5kmで30分かかったことになる。
   
   ▼佐藤旅館  
   
 16:30  先客は、車で先に着いていて、旅館で寛いでいた。花火会場に出発。大農側から歩いて向かったら、金谷橋が掛け替えの工事中で、その手前でもの凄い人の束。狭められて左から橋の下を歩かされた。
   
17:05   予想以上に時間がかかり、桟敷席の一番前に着いたときには、昼花火が始まっていた。煙の色と閃光が、昼花火の主体なのだが、夜と同じように打ち上げるので、もったいないような気もする。
   
 
     
昼花火  
     
     
   
 18:40  19名の一行で、桟敷席から夜花火を鑑賞。やっぱり生は違う!! 花火は忙しい。お酒は呑まないといけないし、料理も食べないといけないし。勿論花火を見ないといけないし。
   
 
     
夜花火  
     
     
   
   ここで事件が発生!! デジカメで撮りまくっていたら、メディアが一杯となり取り替えたのはいいが、今度はバッテリーが無くなったのに行方不明。なんのことはない、取り替えたメディアと一緒に、胸ポケットに入っていた。次の日になって、胸ポケットには入っていなかった。後日、酒屋の女将に慰められた。どうせ旨く撮れていないからと。これが、4年使ったカメラを買い換える原因になった。
   
  
    
   ところが、2ヶ月経った10月になって、洗濯物の籠から行方不明になっていたメディアが出てきた。早速取り込んだところ、前のような写真がいっぱい出てきた。ノー三脚でも、旨く撮れている。
    
 
     
     
     
    
   15年以上も前の話だが、中洲で仕事をしたことがある。業者とスピーカーやライトを持ち込んで、桟敷に向かって秋田民謡の踊りを見せたり、仕掛け花火や大会提供の時には、BGMを流していた。これが、今の音楽と花火が一体の始まりである。
   
   中洲は、打ち上げ場から2−30mと離れていないので、花火を観る時は河原に寝転がってみる。ところが、あまり近くて花火の殻に火が付いたまま落ちてくる。慌てて逃げるのである。これがたまらなかった。
   
   9時頃には、お待ちかねの大会提供花火「さあ 夢の世界へ!!」」が始まった。10年前とは比べもにならないくらいに、進化していた。
   
   ■第86回(平成24年度)全国花火競技大会
   
 21:30  花火終了。花火師に感謝の明かりを振りながら、来た道を歩き出した。もの凄い人で、砂埃を揚げながらゆっくりと進む。防災用の蛍光ライトを持ってきていたので、足下を照らすと歩きやすかった。私の後で、リュックに捕まって歩いていた人が居たらしい。
   
 
   
    
 22:00  佐藤旅館に着いてほっとした。道に詳しければ最短距離があるようで、先に着いた人も居た。ここは家族風呂程度なので、入浴は諦めて、部屋で2次会とした。
   
 23:30  本来だったら二人部屋に四人寝て就寝。この旅館には約40人が泊まっていると言う。
   
   
●2012/8/26(日)
   
 06:30  起床。速攻でシャワーで汗を流す。
   
 07:30  食堂という部屋が無いようで、部屋で朝食。
   
 08:40  一行の出発前に、大曲駅まで車で送ってもらう。もう歩く元気は無かった。町中は、綺麗にかたづけられていて、何事も無かったようである。76万人が押し寄せたとは、とうてい思えない。
   
 09:15  もう一人列車で帰る人が居て、程なく来た普通列車で秋田駅へ。
   
 10:03  列車の中でうとうと寝ながら、これを書き込みながら、秋田駅に着いた。
   
 10:16  秋田駅発の羽越線で、乗り換え時間が少なくて済んだ。
   
10:23   羽越線で新屋駅へ。
   
 10:40  自宅に着いた。昼飯も食べないでしばらく寝ていた。
   
   
   ■第86回 全国花火競技大会結果報告
   
  〜〜〜〜〜 さきがけOntheWeb より 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   
   第86回全国花火競技大会(大曲の花火)の表彰式が26日、大仙市の大曲エンパイヤホテルで行われ、山梨県の山内煙火店(山内浩行社長)が、夜花火の部で最優秀賞(内閣総理大臣賞)を受賞した。
   
   同社は、10号割物花火の部で3位(優秀賞)だったが、創造花火の部で優勝し、総合点でもトップだった。今回初めて総理大臣賞に輝いた山内社長(50)は「大曲の花火で総合優勝するのは悲願だった。感無量。来年は今年に負けない作品を作って臨みたい」と話した。
   
  【夜花火の部】
   ▽最優秀賞(内閣総理大臣賞)=山内煙火店(山梨県)=山内浩行社長(50)
   
  【創造花火】
   ▽優勝=山内煙火店(山梨県)
   ▽準優勝=斉木煙火本店(山梨県)
   ▽優秀賞=野村花火工業(茨城県)、信州煙火工業(長野県)、田畑煙火(静岡県)
   
  【10号割物】
   ▽優勝=信州煙火工業(長野県)
   ▽準優勝=太陽堂田村煙火店(長野県)
   ▽優秀賞=斉木煙火本店(山梨県)、菊屋小幡花火店(群馬県)、山内煙火店(山梨県)
   
  【昼花火の部】
   ▽優勝=斉木煙火本店(山梨県)
   ▽準優勝=山内煙火店(山梨県)
   ▽優秀賞=三遠煙火(静岡県)、大曲花火化学工業(大仙市)
   
  【特別賞】
   ▽文部科学大臣奨励賞=太陽堂田村煙火店(長野県)
   ▽観光庁長官賞=マルゴー(山梨県)
   ▽日本煙火協会会長賞=田畑煙火(静岡県)
   
  〜〜〜〜〜 さきがけOntheWeb より 終わり 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   
   *この夜、有志による小中同期会があって、川反まで行ってしまった。
   
                 次の日になって、やっぱり疲れた!!
   
                   Ksymbol
 
 次は、●2012/06/26〜27 田沢湖で会議/乳頭・水沢温泉郷 紀行