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東京・大森紀行 その1
大森でアマチュア・フルバンドのコンサート
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*ある学校の音楽部創立期のメンバーが、二ヶ月に一度、東京・大森に集まっているという。私は部員ではないのだが、深く関わったので、声をかけられた。10月には来れなかったが、そのときの技術顧問が運営している、アマチュア・フルバンドのコンサートがあるというので、東京に向かった。この時期としては初めての紀行である。
●2002/12/07(土)
9:08 途中の道路が改良されたので、自家用車で、いつもよりゆっくり出発。秋田市新屋から、田舎道の豊岩・小山を通り、黒瀬橋で雄物川を渡り、空港道路をひた走る。
9:35 すでに第一・二駐車場は満車で、一番奥の第四駐車場に置いた。歩いて7分ぐらいの処である。手荷物のレントゲン検査で、割れ物は預けられないので、手持ちでおみやげのお酒を、機内に持ち込んだ。
■秋田空港
10:10 JAL552便で秋田空港を離陸。窓際の隣の席だが、窓際がキャンセルしたのか空席となった。隣の席越しに、山形県あたりまでは山が見えていたが、関東に近くなって、雲の中に入ってしまった。地上が見えたと思ったら、羽田空港に降りた。川崎の方向から、東京湾沿いの滑走路を、降りたのである。
■東京国際空港(株)(羽田空港)
11:15 ターミナルビルの反対側に着陸したので、リムジンバスが迎えにきた。バスは橋を越えて、ターミナルビルに向かう。でも、動く歩道を使わないから歩かなくていいが、手荷物が来るのに時間がかかる。
■JAL(日本航空)
11:45 日航で降りると、蒲田行きは反対で遠い。京浜急行バスで蒲田に向かうが、毎度のことなので、バス共通カードを使って乗り込む。
12:15 30分ほどで蒲田駅東口に着いた。東京に来て珍しく小雨に会った。環状8号線の跨線橋で東海道線を越えて、西口のホテルに鞄を預けてくる。
■東京ホテルヤマチ
12:30 学生時代から通っていた蕎麦屋で、天ざる大盛りを食べる。ざるが大盛りではなくて、一枚半きた。
13:00 まだ時間があると、行きつけの喫茶店に行きたかったが、珍しく休みで、そのまま学校に向かった。
14:30 学校内で二カ所ほど廻ってから、チェックインのためホテルに戻ることにする。西口アーケード商店会の酒屋さんで、広島の美少年と山形の弁天300ml2本とつまみを買って、ホテルに戻った。
15:15 ホテルにチェックインの後、待ち合わせのため、さっきの学校に戻った。ところが、いくら待ってもそれらしい人は誰も現れない。メイルで打ち合わせした人が、都合で来れなくなって、来る人とは連絡ができなかったのだ。
15:45 誰も現れないので、直接、大森のコンサート会場に向かうことにする。こんなこともあろうかと、地図を用意していた。
16:10 JR大森で東口に降りて、しばらく大きな建物を探すが見つからなくて、ぐるっと回って再び駅に戻ってきた。地図を見直して、そこからまた歩き出したら、ベルボートという目的の大きなビルを発見。ビル内に入ったら、5階ぐらい吹き抜けのイベント広場のようなところで、フルバンドが練習中だった。
■大田区大森「ベルボート」
開場の2時間も前から、アマチュア・フルバンドが練習をしているのである。どうしていいか分からず、しばらくうろうろしていたが、ここが受付らしいと腰を据えたら、バンドマスターが練習の合間に、受け付け方向に歩いて来た。それは30年振りの再会だった。
この建物は、いすゞ自動車の本社であるという。隣には、トラックの展示場があった。レストランや店などのテナントも入っている、総合ビルのようである。
■いすゞ自動車
いすゞと言えば、バスケット部が有名。秋田で育ったバスケット部が東京に移動して、何度も優勝している。残念ながら、今年で廃部となって、クラブチームとなるようである。
17:00 一人の男が私の近くにやってきた。まさかと思ったが、35年前のドラマーだった。よく会う、もう一人も家族連れでやってきて、3人での懐かしい聴衆となった。
18:00 第一号のお客さんとして、リハーサルから聴いているうちに、開場の時間となり、どこからともなく大勢のお客さんがやってきた。
前売りで二千五百円という、リーズナブルな会費で、軽食とデザート付き。ドリンクは、缶ビールやウイスキー・ワイン・ジュースを買い求める仕組み。日本酒を持ち込んだが、飲むことは出来なかった。
18:30 軽食の食べ終わった頃、サルサダンスのレッスンから始まった。その後、ビッグ・バンド「ローグス」のコンサート。アマチュアとは思えないようなバンドで、演奏が素晴らしかった。約300人のお客さんも、常連さんばかりのようです。高齢の方が、踊りながら聴いていましたから、昔とったきねづかと思ったりもした。
■ビッグ・バンド・ローグス
21:30 長いコンサートだったのだが、あっと言う間に過ぎた感じ。昔ドラマーの方が車で来たので、蒲田まで送ってくれると言う。大森と蒲田の間の東海道線の東側を走り、京急蒲田駅付近から環七に入り、跨線橋を越えてホテルに着いた。何度もここに来ているので、すっかり道案内してしまった。
コンサート会場では、日本酒が飲めなかったので、昼間に買った日本酒を飲んでから寝た。
■美少年酒造
■後藤酒造店(辨天)
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東京・大森紀行 その2
ノーアポイントで、フジテレビ見学!!
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●2002/12/08(日)
7:00 起床。外は曇り空だが、雨は上がったようだ。
8:00 一階のレストランで、バイキングの朝食。
10:00 朝食の後、少し寝ちゃってから時間でチェックアウト。今日の帰りは15:25の飛行機だ。いつもだと秋葉原に向かうのだが、最近めぼしいものがない。そこで新天地と、地下鉄が出来たお台場に向かうことにする。
10:20 JR蒲田から2駅のJR大井町で降りた。2階のコンコースでコインロッカーを探すが、見あたらない。駅員さんに聞いたら西口の一階にあるという。階段の裏側にあったが、300円の小銭がない。すぐ前に交番があって、両替場所を聞いたら無いと言う。自分も500円硬貨だけで、ジュースでも買うしかないと言う。商店会を歩き始め、自販機がなくて写真屋で乾電池を買って両替してきた。
10:30 12/1出来たばかりの、「りんかい線」の大井町駅は、JRの真下だが、かなり深いところだった。千円のカードを買って、電車はすぐやってきて、品川シーサイド・天王洲アイルを通り、10分ぐらいで東京テレポート駅に降りた。
■東京臨海高速鉄道
10:45 フジテレビは大通りを挟んだ向こうである。目の前だが、5分ほど歩いて着いた。始めに一般客の多い広場に向かう。モニュメントの前で写真を撮る人が多い。レストランもあるシアターモールにも入ってみる。
■フジテレビ
11:00 次に一番警備の厳しい、正面玄関らしいところに向かう。社員の人がいる部屋に向かったが、そこは車両部で、社員証を出したら、警備の方に向かってくれと言われた。その警備では、アポなしでは入場できないと断られる。折角来たのだからと、さっきの車両部で再度交渉。そこに電話して、了解を取ってくれと言われた。
一人で16階まで上がると、技術系の大部屋があった。今日は日曜日で誰もいないが、新宿時代と同じ雰囲気の部屋だった。これが平日だったら、大変なことになっていた。その隣に、カードがないと入れない警備の厳しい部屋があった。機械のぎっしり詰まった部屋を見学させてもらった。地上波・CS・BSをコントロールするマスターと呼ばれる部屋である。どうやって入ったかは、警備上言えません。
12:30 フジテレビを出て、向かいのアクアシティお台場のメディアージュ3Fにある黄桜ビヤホールで、京野菜付きうどん+ビールでお昼。その京野菜がうどんより多かった。隣で、黄桜の純米酒を飲んでいるのが、うらやましかったので、隣の直売店「蘂(はなしべ)」で、それの量り売りを買ってきた。なんと、店内で醸造されているのである。京都の生八つ橋、ニッキ・抹茶・サツマイモの3種類も買ってきた。
■「黄桜」お台場醸造所
13:30 乗ってきた地下鉄で、東京テレポートから大井町まで戻り、ここでコインロッカーから鞄をとって、京浜東北線でJR品川に向かう。京浜急行で羽田空港に向かおうと、かっこよく自動精算に向かったら、新500円硬貨が使えなくて、出てこなくなった。係員が出てきて返してくれたが、今時変な精算機。いつもここで問題が起きる。
■京浜急行
14:00 京急羽田空港駅を出てすぐにある、一階「ふくや」で明太子を買う。いつもはバスで来ると3階に着くので、ここまでわざわざ降りてきている。北海道物産店で、スモークサーモン。2階でシュウマイ・栗きんつばも買う。
手荷物の預かりでは、昨日の飲み残しのお酒と、お台場で買った黄桜純米酒が鞄に入っているので、それを土産袋に移してから預かる。今日はボーディングブリッジではなくて、バス待機広場へ。お昼のビールと冷えたうどんが効いて、お腹が冷蔵庫状態。カウンターからホットコーヒーを買って、お腹を暖め、喉を潤した。
15:25 JAL555便が、遅れ気味に羽田空港を離陸。曇りのため、離陸していきなり雲の中。来るときに機内誌は読んでしまったし、コーヒーのサービスも断って、ほとんど寝ていた。
16:40 秋田空港着。手荷物を受け取るのに多少時間が掛かったが、400m先の第4駐車場へ。ここも自動支払機になっていた。料金は900円。
今回は、混んでいる空港道路を通らず。中央公園から旧有料道路を通り、雄和運動公園の交差点で安養寺に降りて、空港道路をくぐって、椿川の黒瀬橋に廻ったのだ。
冬道は、急勾配で危険かも?
17:10 豊岩・小山間の養護施設前の接続道路が完成していた。でもライン引きがまだだったが... これで、一昔前から見ると、秋田空港もずいぶん近くなった。新屋高校付近、八田・楢田付近の日本海沿岸道路下、安養寺バイパスが出来た。自宅到着
*いい時に帰って来た物だ!! 次の日は東京が大雪。一日ずれていたら大変なことになっていた。3時間も遅れるは、欠航するはで、帰ってこれなかったろう。とっても、昨日行った東京とは思えない。そう言えば、お台場は寒かった。
それにしても、たった1cm振っただけで、あれだけ怪我人が出るとは、雪国の地方では考えられない。歩幅を狭く、着地はかかとで歩くのと、両手をポッケトから出して、転倒時に備えること。なんて、マスコミが言っていたが、何年経っても進歩が無いとも...
ホントは、滑り止めの靴と、手袋が必要なんだけど、そんな靴は売っていないだろうな? と思ったら、ある年に日本橋の靴問屋に行ったらあったらしい。
*2003/02/01に、次回コンサートが決まっているが、行けるかな?
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