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         八甲田山登山紀行

2001/10/6(土) *雲が多くて登山は中止!!
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 7:00 七人が2台の車に分乗して、私がドライバーでちのか前を出
     発。
秋田北IC付近の農免道路から、秋田南カントリークラブ
あたりの道を通り、五城目中心部を過ぎた
国道285号線に出る。上小阿
仁方面に向かう近道らしい。

 
上小阿仁村 「道の駅」 

 8:00 
上小阿仁の「道の駅」で、給油をかねて休憩。秋田北空港の
     交差点では、285号線方向に曲がらず、105号線をそのま
ま北上。
鷹巣で7号線に出て、大館の入り口でなぜかパイパスに入らず、
旧道から沼館方面へ。このバイパスは途中から分かれるのだが、案内板が
鹿角方面とはあるが、青森方面とはないので、分かり難い。乗り損ねたバ
イパスを隣に見ながら、7号線をさらに北上。青森の県境を越えて、
碇ヶ
関から東北自動車道
に乗る。

 
東北自動車道 「津軽SA」

 9:30 
津軽SAで休憩して、黒石ICで降りて394号線で十和田
     湖方面へ。高度をどんどん稼いで、景色が紅葉し出してくる。
高さ120mの
城ヶ倉大橋で、車から降りて谷底を見物。雲が多くて山は
よく見えない。

  

 
●城ヶ倉大橋 

 

10:45 山の中なのに信号機がある丁字路の交差点で、酸ヶ湯温泉に
     は向かわず、十和田ゴールドラインを青森方向に少し進むと、
八甲田ロープウェイに着いた。山頂の天候調査をしたところ、山頂は雲が
懸かっていてどこも見えないと言う。この先は晴れそうもないので、今日
の登山は止めることにした。

11:30 すぐ隣の北にある田代平の
雪中行軍遭難者銅像に向かった。
     駐車場がある茶屋から歩いて15分ぐらいの処に銅像が建って
いた。雲が懸かっていてなも見えなかったが、見晴らしの良いところのよ
うである。

 
●雪中行軍遭難者銅像    

12:00 八甲田山を一周していたら、東側は晴れていた。103号線
     に戻って蔦温泉から山に入り、
蔦沼の木道で昼食とした。そこ
から沼周辺を3km程散策した。

 

 
●蔦沼 

13:30 十和田湖温泉郷から
奥入瀬渓流に入った。石ヶ戸で歩きなが
     ら上流に向かう班と、上まで車で行って待っている班に分かれ
た。車の班は、
「阿修羅の流れ」で写真を撮りながら待っていたら、まも
なく歩き班がやってきた。

  

 
●奥入瀬渓流 

15:15 子ノ口から湖畔を回って、休屋の「ホテルアズベール三越」
     に着いた。我々3人は、ベッドが二つと和室が付いた部屋であ
る。早速ホテルの
大浴場に入る。部屋に戻って、持ち込みの日本酒「電子
入札」
で乾杯。

  

 
●ホテルアズベール・三越 
  〒018-5511
  ・秋田県鹿角市小坂町十和田湖字休平65-1
    *小川を一つ隔てて青森県。
  ・TEL:0176-75-1234
  ・FAX:0176-75-2084

18:00 時間が余ってかなり退屈したけど、これを書き込んで何とか
     過ごした。洋食と和食のコースがあるらしいが、
和食レストラ
ンで、7人揃って会食
。燗のお酒をお願いしたら、味見で高清水でないこ
とは分かったが、
八戸酒類の「菊駒」が出てきた。今年の2月に、古牧温
泉で飲んだ酒である。

 
●八戸酒類 「菊駒」 

19:00 明日の登山を控えてか、あまり酒が進まない。私もすっかり
     味付けご飯を食べて、ごちそうさまとした。部屋の戻って一部
屋に集合。持ち込みの酒2本で2次会。ところが、2本とも偶然同じ酒蔵
だった。純米酒「山内杜氏」と「電子入札」である。味もほとんど変わり
なかった。

  

 
●大納川醸造元 備前酒造本店

20:30 明日も早いしと言うことで、2次会を解散してそれぞれの部
     屋に戻った。我々3人部屋も、早々に寝てしまった。

         この日の天気予報では、午後から晴の予報だったが、
        雲の移動が遅れたようである。
        明日の天気はどうなるだろうか?

2001/10/7(日) *山の上の湿原木道で大渋滞!!
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 6:00 起床。早速、地下1階の
大浴場に入浴。
 7:00 昨日と同じ
和風レストランで朝食

  

 8:00 十和田湖畔を子の口に戻り、奥入瀬を下る。まだ朝早いとい
     うのに、奥入瀬渓流に観光客がいるものだ。青森方面に向かう
国道103号線に入る。途中、紅葉の綺麗なところでは、カメラマンの行
列で渋滞ができている。
酸ヶ湯温泉に着いたが、駐車場が満車で、ようや
く一台分確保した。

 9:15 酸ヶ湯温泉に車を一台を置いて、私の車に7人乗って、
八甲
     田ロープウェイ
に着く。ところが、もうすでに1、000人も
いるような、もの凄い行列になっていた。駐車場に置く前に、まずは行列
に並んでもらう。駐車場も満車寸前だった。

  
    山麓駅            頂上駅

  
   頂上駅真下    青森市街     頂上駅方向

 
●八甲田ロープウェイ 

10:30 ここのロープウェイは、通常20分おきの運行だが、この日
     はフル運転の10分間隔で、100人ずつ2台交互に上り下り
していた。1時間以上行列に並んで、ようやく乗れるところまできた。紅
葉が真っ盛りの斜面を登っていくと、青森市内がよく見えた。あっと言う
間の5分で頂上に着いた。下り乗り場にはあまり人はいなかった。ほとん
どが登山なのか、それともハイキング中なのか。登山届けを出して入山。

11:00 ロープウェイの頂上駅から少し下ると、
八甲田連峰が一望で
     きる。さらに進んで、1、548mの
赤倉岳頂上を目指す。稜
線を真っ直ぐ上るルートで、1/3位進んだところで、登山道の段もきつ
くなってきた。普段の運動不足がたたって、リュックを預け、ステッキを
借りて、ペースダウンの救済。登りの段数を増やしたり、ジグザクに登っ
たりして、ようやく頂上に着いた。

  

  
   赤倉岳       井戸岳        大岳

 
●八甲田連峰 

  
    田茂萢岳

12:00 頂上の眺めは、酸ヶ湯方向は良かったが、反対側の火口の方
     は霧で見えなかった。
井戸岳の火口をかすめて、大岳避難小屋
に下った。

  
      井戸岳

12:15 
大岳避難小屋の周辺は大変な人出で、ベンチに昼食場所を確
     保した。ここで、ホテルで造ってもらったおにぎりを食べる。
おにぎり2個では足りなくて、持っていったミニパンやチョコレートを食
べた。

  
        大岳避難小屋

13:00 大岳には向かわず、
上毛無岱湿原・下毛無岱湿原を通り、酸
     ヶ湯温泉に降りることにする。大岳避難小屋から上毛無岱湿原
は長い下りが続いて、大きな段を踏み込んで、足にショックがこないよう
に、段数を増やしてゆっくり降りてきた。

 湿原に降りたら木道上が大渋滞。上毛無岱湿原と下毛無岱湿原の間の木
道階段では、紅葉の景色がよく、撮影ポイントでまた渋滞。
八甲田ロープ
ウェイ
に置いてきた車をとり行くため、先発隊は鍵を持って先に降りて行
った。下毛無岱湿原と酸ヶ湯温泉の間では、時間がかかりすぎたので、み
んな早足で降りてゆく。付いていくのが大変だった。

  

 
●上毛無岱湿原と下毛無岱湿原 

15:15 酸ヶ湯温泉の見える高台に着いたら、道路が上り下りも渋滞
     で、先発隊の車もまだ出ていないようだった。予定より倍も掛
かって
酸ヶ湯温泉に着いたら、先発隊が目の前を通り過ぎて行った。八甲
田ロープウェイまでの上り下りが渋滞だから、なかなか戻ってこない。酸
ヶ湯温泉のトイレに行ったり、家に遅くなると電話したり、登山靴の泥を
落としたりしていた。

 
●酸ヶ湯温泉     

16:00 昨日来た道を、そのまま戻るコースで帰ることにする。
黒石
     の手前のリンゴ園
で、おみやげにキノコやリンゴを買う。鷹巣
でガソリンを給油。ここで運転を交代してもらう。

20:00 酸ヶ湯温泉から4時間かかって、ちのか前に着いた。

 *登りでは救済が入ったけれども、下りでは、足が笑うこともなく降り
てきた。しかし、二日間は後遺症が...

                 二日間で、480Kmを走った。

                       Ksymbol
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