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■秋田駒ヶ岳登山紀行

 会社の山好きが集まって、山と遊んできた。会が出来てから4度目の登山である。

●2002/10/05(土) *秋田駒ヶ岳登山紀行 一日目

6:00 8:00 8:15 8:30 8:40
ちのか →→→ 田沢湖町コンビニ →→→ 田沢湖スキー場かもしか駐車場 →→
    自家用車        自家用車                バス

9:20 9:30 10:00 10:20 11:00 11:40 12:10
駒ヶ岳八合目 →→ 片倉岳 →→ 男岳 →→ 男女岳(女目岳) →→ 横岳
       徒歩     徒歩    徒歩          徒歩

13:30 15:40 16:20 16:40
→→ 駒ヶ岳八合目 →→→ 田沢湖スキー場かもしか駐車場 →→→ 孫六温泉
徒歩        バス                 自家用車

 6:00 2台の車に9人が分乗して、ちのか前を出発。久しぶりの朝早い出発だ。土曜日のまだ朝早いとあって、車は少ない。
13号線をひた走り、協和で46号線に乗る。

 8:00 
田沢湖町生保内で旧道に入り、田沢高原に上がる手前のコンビニで休憩

 8:30 駒ヶ岳入り口近くにある
田沢湖スキー場かもしか駐車場に着いた。ここは入山規制でマイカーでは登れないため、バスに乗り換えである。10分もしない内に、バスの発車時間だという。急いで登山靴を履いて、支度をする。料金は、片道350円である。

 

 8:40 狭い急坂の急カーブをバスは登っていく。よくも、大型のバスが登れるものだ! 対向車は来ないと分かっているから出来るのだろう。バスと交差のポイントが何カ所かあった。窓の外は、いきなり赤や黄色の紅葉が目に飛び込んでくる。紅葉の最中のようである。

 9:20 7.1Kmを40分ほどで、
八合目駐車場に着いた。ここまで来ると寒くなってきた。ガスもかかっている。しばし、山小屋で支度。

  

 9:30 入山する前に、まずは集合写真。いよいよ登山開始。なだらかな斜面が続く。平らな
片倉岳に着いた。雲の切れ間から高原付近やスキー場が見えていた。さらに登り初めて、阿弥陀池の端に着いた。ここもガスがかかっていて、両側にある山や避難小屋は見えない。まずは西の方向にある男岳の登頂を目指す。

10:20 ガスの中の稜線を登っていくが、天気が良いときには両側が崖で怖いと言う。
男岳山頂(1、623m)に着いた。山頂の方向盤がずれているのを発見。磁石と照合したら45度ずれていた。空を見上げると青いのだが、ガスが晴れそうで晴れない。諦めて下山。

  

 隣の女岳(1、512m)岳に登りたかったが、ガスが晴れていないので、やめて、阿弥陀池方向に下り、
避難小屋で休憩。今年、ソーラーハウスのトイレと、避難小屋が新しくなったらしい。

   

11:00 リュックを避難小屋に置いたまま、北の方向にある
女目岳(1、637m)の登頂を目指す。ところが、丸太で囲まれた階段が出来ていて、凄く登りにくい。ガレ場の登山道が崩れやすい為、そうしたのだろう。しかし、高さが自分の歩幅に合わないのと、無理矢理上るしかないため、足に負担がかかる。普通の登山道は、自分に合った歩幅を作れるようになっている。それが出来ないからだ。雨で壊れたところの方が、かえって上り易かった。休み休みで、ようやく登った。広い山頂だったが、ここもガスで下界はよく見えない。

 
避難小屋に戻って、東の方向にある横岳に向かう。この辺から歩き疲れたのと、腹が減ってきて、動かれなくなってきた。何しろ、朝5時半頃に食べたのだから、当然である。

11:40 なだらかな稜線が続く
横岳(1,583m)に着いた。ここで昼食。350mlのビールを持ってきたが、多そうなので同僚から小さなカップで日本酒をいただく。リュックの重さを減らそうと、カットされたメロンをみんなに分けてやった。このころから、ガスがなくなって視界が開けてきた。横岳山頂からは、旧噴火口や国見方面の稜線も見えた。岩手県側は大きい山はなく、ほとんど平ら。岩手山らしい山影も少し見えた。

12:10 お昼も終わって、横岳を下山。と言っても、ほとんどなだらかな下りで、歩くのがつらくなってきた。八合目駐車場と湯森山(1、471m)方面の分岐点で、さらに縦走を続けることになったが、私はこれ以上無理と判断。もう一人の人と、八合目駐車場方向に下山することにした。ところが、あぜ道幅に掘られたような登山道で歩きにくい。

13:30 かなり荒れた登山道だったが、直登坂の道だったようである。休み休み歩いて、
八合目駐車場に着いた。さっき、山頂で飲まなかったビールを飲みながら、縦走組の到着を待つ。

15:10 約2時間後、先発隊が私を心配して降りてきた。合計3人が疲れたそうな歩きで笹森山(1、414m)から降りてきた。残りの4人は、さらに縦走を続けて、乳頭山(1、477m)の方に向かったという。直接、宿泊地の孫六温泉に降りるのである。

15:40 一行5人は、バスで山を下りた。乗る人が多くて、補助イスを下ろさず、立って乗り込んでいた程である。狭い下りの急カーブは、登りよりも大変そうだ。ゆっくりと降りていった。この揺れと疲れで、ほとんど寝ていた。

16:20 バスは、
田沢湖スキー場かもしか駐車場に着いた。ここで、自家用車に乗り換え、孫六温泉へ向かう。

16:40 黒湯駐車場のちょっと奥の
孫六温泉駐車場に着いた。ここから先は乗り入れ禁止で、坂を下って歩いて、橋を渡ると孫六温泉がある。縦走班は、ここを下るのも辛そうだった。部屋は、3部屋連続の大広間風。明かりは電球で、かなりひなびている。

■孫六温泉
             TEL 0187-46-2224

  

 早速、
男性専用の内風呂から入る。2カ所ある露天風呂への移動は、衣類を置いたまま、簡単に浴衣を着てすます。時間交代の内風呂がもう一カ所あり、露天もその中に入っているようだ。一番奥には打たせ湯があった。クールダウンには、砂防ダム工事でできた石の堰堤に腰をかけるのがいい。先達川の流れと、紅葉を眺めながら、体を冷やせる。

 部屋に戻って、ビールを飲み始めたが、乳頭山縦走組が戻ってくる時間なので、正面入り口付近の縁側で、飲みながら待っていたがなかなか来ない。夕食が始まる時間が近くなってからやってきた。到着して、いきなりビールの乾杯。

17:30 食堂の部屋で夕食。イワナ骨酒やきりたんぽが出てきた。持ち込みのお酒も飲んで、大いに盛り上がった。

   

19:00 部屋に戻って、さらに乾杯。
21:00 露天風呂に入っていたら、女性にそっちに行きたいがと言われた。上がって譲ったが、時間制限で女性の時間だったようである。みんな疲れていて、早く寝てしまう。


●2002/10/06(日) *秋田駒ヶ岳登山紀行 二日目

9:00 9:30 9:45 10:10 10:30
孫六温泉 →→→ ガソリン給油 →→→ キノコ買い物 →→→ 田沢湖竜子像
     自家用車       自家用車       自家用車

10:50 12:30 13:00 13:40 15:00
→→→ 湖畔の杜ビール(ORAE) →→→ 角館温泉「花葉館」 →→→ ちのか
自家用車              自家用車          自家用車

 6:30 起きていきなり
露天風呂へ。まずは内湯で体を温めてから露天へ。石の堰堤よりの露天風呂は、かなりぬるく感じた。寒くなってきて、あったかめのもう一つの露天風呂に入る。

 7:00 昨日と同じ食堂で朝食。定番の朝食だったが、
自家製のブドウ漬けが美味しかった。久しぶりにご飯を食べた感じがした。

 8:00 先発組が、午前中に帰るとのことで、5人が出発した。その後、寒くなってきたと、温泉に行った人もいた。

 9:00 後発組は、夕方まで時間がある4人で、しばらく喋っていたが、そろそろ出発することにする。

 9:30 この辺は、頻繁に来ている連中なので、どこにも行きたいところがない。山を降りて
ガソリンスタンドに着いてしまった。

 9:45 キノコを買おうと2軒ほど回ったが、やっぱりいつも買う旧道で、
ナメコとボタシとブドウ漬けを買った。

10:10 田沢湖の春山口に着いてしまったが、まだ時間が早いし、遠回りしようと、スイス村方向に曲がった。日曜日なのに意外と車が少ない。田沢湖マラソンでここを走ったのだと思いながら
竜子像へ。湖畔に降りてみたら、観光客が餌付けをしていた。よく見たら、20cmぐらいのニジマスだった。湖水が綺麗になって、魚が育つようになったのだ!! ここに来て必ず食べるプリンスホテルのソフトクリームに挑戦。

■田沢湖竜子像

  

  

10:50 ほぼ一周が終わる頃、
湖畔の杜ビール(ORAE)がある。11時開店でまだ準備中。同行者が支配人を知っているとのことで、ビール工場を見学することに。原料の発芽麦から、貯蔵タンクまで見せてもらった。後は、レストランのテーブルについて、ここにしか無い「あきたこまちビール」をいただく。揚げピザや山芋コロッケなどを肴にした。お昼も兼ねているので、思いっきり頂いてしまった。

■湖畔の杜ビール(ORAE)

  

13:00 ここからは運転手交代。46号線の田沢湖町を抜け、
角館町端の温泉「花葉館」に着いた。さっきのビールの酔いさましと、孫六温泉にはなかったシャワーを使う。露天風呂にも入ったが、日曜日と合って結構人だった。

■角館町 西長野字古米沢30-19 「花葉館」
                              TEL 0187-55-5888

  

 

   *1996年4月1日オープン!!
   ●営業時間  午前9時〜午後8時まで
   ●入浴料   大人 400円、小学生 200円
    *小学生未満のお子様は無料です
   ●入湯料回数券 6回券 2,000円(大人のみ)
   ●大広間   大人 300円、小学生 200円
    *利用時間は、 9:00−16:00
   ●貸室    8畳より 11:00-14:30 4,000円〜
   ●宿泊    10.000円から
   ★浴室の種類 ◎花の湯 全身浴、寝湯、打たせ湯、ミストサウナ、
               泡風呂、水風呂、露天風呂
   ★浴室の種類 ◎葉の湯 全身浴、ジェットバス、電気風呂、打たせ湯、
               ミストサウナ、水風呂、露天風呂
   ★泉質  カルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉
        <低張性、アルカリ性温泉>
   ★効能  動脈硬化、きりきず、やけど、慢性皮膚炎、神経痛、
        筋肉痛、関節痛、五十肩、運動マ ヒ、打ち身、関節のこわばり
        くじき、慢性消化器病、持病、冷え性、病後回復期、疲労回復
        健康増進
    *花の湯と葉の湯があるが、男湯と女湯として時々入れ替わるようだ。
   ◎「花葉館」の由来ー「花葉」の二文字は、当地の佐竹北家七代城主、
    佐竹義文公が江戸滞在中の文政五年に各所から採集した草花を押花に
    して綴った「花葉集」にちなんだもので公募により採用されたもの。
   ▼ホームページ


15:00 46号線の協和町を抜け、13号線で秋田のちのかに着いた。


       ( 足が少し痛い!! 明日が心配?! / )

◆アルバム風写真集(会員限定)

次は●2002年9月某日 大川端帯状近隣公園・雄物川鉄橋・新秋田大橋


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