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2004/1/22〜3/14 新屋温泉/旧秋田大橋解体part.U
 *画面をクリックすると、拡大されます。
1/22 福祉健康新屋温泉に、パンフレットが出来ていた。
パンフレット表紙 ヒバの香り漂う建物内部
 ●福祉健康新屋温泉(西中付近) TEL:018-888-8800 FAX:018-888-8700 

  *着工してから6年掛かって、2003年7月2日開業。この付近は私の散歩コースで、早くできないかと毎度眺めていた待望の温泉。

  ▼営業時間 平日  : 午後1時〜午後9時
        土日祝 : 午前10時〜午後9時
       *閉館後、清掃作業のため、9時までに上がる
  ▼休業    毎週月曜日
       *月曜日が祝日の場合は、火曜日が休み。
  ▼入湯料   大人   500円/子供 300円
  ▼入浴+休憩 大人 1,000円/子供 800円
       *回数券:11枚綴り5、000円
  ▼宿泊    なし
  ★浴室の種類 内湯
  ★泉質    ナトリウム−塩化物強塩泉(旧泉質名:強食塩泉)
  ★泉温    41・5度
  ★湧出量   毎分260リットル
  ★効能    切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病

 *私のホームページでの意見が届いたのか、2004/1/22に行ったら、パンフレットが出来ていた。その中から紹介しよう。
木の魅力を最大限に生かした大型建築物
・一千万年の時は流れて
 今、太古の海との出会い

・太古の海からの贈り物
 水豊かな湧き水の里・新屋に温泉が湧き出しました。一千万年の時を経て、眠っていた太古の海がよみがえったのです。太古の海水は地下で温められ、豊かな温泉として現代の人類に届けられました。

・海、山、川。時空を超えた出会い
 秋田を代表する大河・雄物川の河口の地・新屋で、白神の森から刈り出されたヒバの巨木は、大型木造建築物として生まれ変わりました。今、太古の海はヒバの浴槽に満ち溢れています。

・木の命を最大限に活かしきる
 二百年の歳月を深山に育まれてきた天然ヒバの巨木。この巨木の命をできる限り活かしきってあげたいと思いました。それぞれの木の命の声に耳を澄ますような心構えで使わせていただきました。

 大正三(1914)年、強首(秋田県仙北郡)を震源に大地震が発生したときのことです。当時十一歳の少年(高橋松之助)は、母の桑畑にできた幅五十センチ・長さ五十メートルの地割れを見て、「この地下には何かある」と直感しました。

 歳月は過ぎ、少年は成長し製材業を営むようになりました。また秋田大学の成人講座に通うなどして、独自に地質学をはじめとする研究を続けました。

  さらに時は流れて平成七(1995)年、永年の夢である温泉掘削を決意しました。専門家の方々は「絶対出ないから止めた方がよい」との意見でしたが、「絶 対出る」との強い信念が勝りました。翌平成八年三月、彼は製材業を次いだ三男(大和)とともに温泉の掘削を開始します。途中分厚い泥岩層に阻まれ難航した こともありましたが、掘削開始五ヶ月目の八月、地下七百メートル、約一千万年前の地層からついに温泉は湧き出ました。十一歳の少年は九十四歳になっていま した。八十三年目の出会いでした。また、一千万年前の海と地球上に人類が発生して以来二百万年目の一人の男との出会いでもありました。温泉は地下で適温に 温められ、有用な成分が多量に溶け込んでおり、湯量も豊富。まさに「奇跡の温泉」です。

 この温泉にふさわしい入浴施設の建設は、息子に引き継が れ、平成九年九月九日に着工されました。それから六年の時を経て、平成十五(2003)年七月二日、天然ヒバの巨木を活かしきった大型の木造建築物として 竣工いたしました。九十六歳で他界した先代(松之助)の五回目の命日でした。
ヒバ造りの浴槽、奥よりぬるめ、
熱めと水風呂
入浴後もぽかぽか、
湯冷めしにくい萌葱色の湯
3/12 徒歩で福祉健康新屋温泉に。
 きのう(3/12)は、4回目の入浴で始めて徒歩で福祉健康新屋温泉に向かった。夕方4時半頃だが、まだ10度くらいの良い天気に釣られて、MP3の音楽にルンルン気分で歩いたら15分ほどで着いた。あまり久し振りで道に迷ったくらいだ。

 玄関に入った瞬間、ぷーんとヒバの香りがするが、浴槽では慣れたのか、あまり香りがしなくなってきた。

 何度も来たいと、思い切って回数券を買った。5千円で11回分である。有効期限はないと言うから、銭湯と思えばそのうち使い果たすだろう。

 湯船は、1/2希釈湯と100%源泉とあるが、泉温が41.5度だから真冬に来るとちょっと温い感じだが、この季節になると源泉でもちょうど良い感じ。

  入浴後、徒歩の特権で「アサヒスーパードライ」の缶ビールを飲んだ。その値段が吃驚!! 350mlで250円である。殆ど原価では? 一気に飲み干し て、カウンターに鍵の交換に向かったら、これから帰るというのに
「ごゆっくりどうぞ!!」と言われてしまった。まだ新人のようで、あとで笑ったら「済みま せん!」と誤っていた。

 また、MP3の音楽で歩くが、湯上がりの風はまだ寒い。途中
ト一屋新屋店に寄って、冷えた体を戻してから自宅に帰った。
11枚綴り回数券5,000円
■2/21 旧秋田大橋解体part.U (去年の続き)
 泊まり明けの帰りに、天気がよいので堤防に上がって、気になっていた旧秋田大橋の解体の様子を覗いてみた。茨島側の堤防に上がってみたが、こちら側は去年撤去されてもう無い。今年は川を半分堰き止めて、新屋側をやっていて、鉄橋はもう無くなっていた。基礎部分の解体のようである。
茨島側の堤防からみた撤去工事
 向こう岸の新屋側に渡ってみたが、跡形もなかった。手前に、鉄橋の廃材が置いてあった程度。
新屋側の堤防から
■3/13 旧秋田大橋解体part.U 旧秋田大橋にありがとう)
 南バイパスが出来てから、あまり通らなくなった秋田大橋だが、3月の始め頃からだろうか、「旧秋田大橋にありがとう」と言う看板が出来たのは知っていた。しかし、赤信号で止まった時の撮影では、物足りない。いつか天気の良い日に撮影しようと思っていた。
新屋側の新しい橋の上流側
 近くの新屋石油のスタンドで聞いた話しだが、ここに車が4台ぐらい止まれる小公園が出来るらしい。
「過去から未来へ秋田大橋」 「旧秋田大橋にありがとう。」
 国土交通省がやっているのだろうが、うまいことやっているものだと、スタンドの人は感心していた。
橋脚の基礎部分の撤去工事 川の向こうは太平山
 いくら天気がよいと言っても、まだ3月中旬。この日は最高気温が5度くらいで、橋の上の風は強くて冷たい。それでも平年並みである。
 橋の上で帽子が飛ばされてしまった。幸い工事中の堰き止めの上に落ちたので、工夫さんが拾って上まで上がってきてくれた。良かった!良かった!
堰き止めの先端 堤防との基礎部分
 堰き止めていた先端部分は、もう砂の撤去が始まっていた。早く終わらないと、雪解け水で増水するからである。
■3/14 雄物川の夕日
雄物新橋方向の夕日
 会社の通勤の帰りに、夕日に遭遇。Uターンしてまで撮影しました。時間は5時25分頃でした。
新しい秋田大橋も夕日に映えている
Ksymbol

 次は、●2004/02/07〜09 北海道の札幌雪祭り/冬の積丹半島 紀行

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