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★二度目の登別紀行2009★
 
 今回の北海道登別市行きは、ある学校の校友会活動が20周年を向かえ、北海道支部記念植樹祭に参加するためである。どうしても飛行機では間に合わなくて、夜行列車で向かったのです。
 
 
●2009/5/8(金)
 
18:38  折り返しのワンマンカーで新屋駅から秋田駅へ。無人の時間帯なので、切符を買わずに、入ってしまった。
 
18:48  秋田駅着。ここでE君と合流。夜の弁当とビールを買って、列車の到着を待つ。
 
19:30  新潟から来た「特急いなほ7号」で、秋田駅を出発。つまみを食べながらビールを飲み、8時半頃になってから弁当を食べる。車内販売がなかったので、正解だった。
 
 
22:01  青森駅着。携帯電話で連絡して、Nさんと合流。
 
22:42  すぐ向かいのホームに入ってきた「急行はまなす」の4号車「カ−ペットカー」に乗り込む。この車両は、寝ると頭のところがカーテンで仕切られているだけで、ごろ寝状態。連絡船の3等席を連想する。我々は、二階の横に仕切られた部屋で、個室に近い。
 
「急行はまなす」の4号車「カ−ペットカー」
 
 青森駅を出発して、すぐ寝る状態に入るが、海峡トンネルまでは駅が多くて、結構揺れる。それでもロングレールを使用しているようで、駅付近以外はそんなに揺れない。海峡トンネルに入ったら、ゴーという音がして寝られない。結局、寝たのは、函館駅を過ぎた1時頃から、長万部駅に着く3時頃までだけだった。
 
 
●2009/5/9(土)
 
04:15  3時40分頃から起きて下車の準備。途中下車は、降り損なったら大変なので、緊張する。東室蘭駅に着いた。ベンチ風の待合室で、寝られずに3人で会談。
 
「急行はまなす」
 
06:26  2時間以上待って、普通列車で東室蘭駅を出発。ここで、変わったホームに遭遇。ホームから階段の入り口に、自動ドアーが付いていて、少し広くなっている。寒いので、列車が来るまでここで待避するのだろう。一緒に乗る高校生たちは、ここで待っていた。
 
06:51  ワンマンカーで虎杖浜(こしょうはま)駅に到着。ここで降りたのは我々だけで、階段の跨線橋で駅に向かう。駅を出たら、民宿のママさんが迎えにきていた。
 
ワンマンカーで虎杖浜(こしょうはま)駅に到着
  
07:00  わがままなお客さんと言われながら、3分ほど走ったら、国道沿いの「民宿500マイル」に着いた。
 
 ▼虎杖浜温泉「民宿500マイル」 TEL:0144-87-2682 
 
07:10  まずは露天風呂に入り、長旅の疲れを癒す。透明な硫化水素泉で、太平洋を眺めながら、手前の草花も眺め、ゆっくりと温泉に浸かった。超ひなびた温泉である。
 
超ひなびた露天風呂
 
07:30  そんなに贅沢ではないが、魚介類・海草・山菜と、海の幸と山の幸を両方食べる。ご飯もタケノコの味付けご飯である。なぜか、札幌からのO氏もやってきた。朝早い出発で、お腹が空いたようで、追加して一緒に食べてしまった。
 
 
08:30  食後のお茶などを飲んで、ゆっくりしたところで、お休みタイム。外は晴天の良い天気で、休んでいるのも勿体ないくらいだが、日が射し込んでいい気持ちで寝ていた。
 
11:00  約2時間半ぐらい寝たので、大分疲れはとれていた。まだ昼食には時間があると、露天風呂にもう一度入った。太平洋を独り占めした感じ。いい露天風呂だった。
 
 
11:30  蟹どんぶりで昼食。これも美味しかった。
 
 
12:00  普段はこんなにサービスはしない。HPには乗せないでくれと言われながら、登別駅まで送ってくれた。
 
12:20  登別駅に着いた。ここからはタクシーで学校に向かう。
 
12:40  日本工学院北海道専門学校に着いた。みなさん集まっていた。1998年にも、ここで会議を開いたことがある場所である。
 
 ▼日本工学院北海道専門学校 
 
日本工学院北海道専門学校
 
14:00  みなさん集まったところで、植樹祭の式典が始まった。宮司さんを呼んでの本格的な式典で、ここの神社でも前例がないという。幹で2mほどのしだれ桜を一本植えた。
 
北海道支部記念植樹祭
 
15:20  式典の撤収のため、20分遅れて支部長会議が始まった。この会議は、3月にも行っているため、自由討論形式で行った。
 
地区支部長会議
 
16:30  一同、北海道校を見学する。しかし、一名だけ北海道校出身の人がいるので、懐かしがって教室などを見ていた。
 
北海道校を見学
 
17:30  北海道支部の人の車で、登別グランドホテルに向かう。着いて、まずは温泉に浸かる。北海道らしく大型の大浴場で、泉質も色々。露天風呂も入って大満足。
 
 ▼登別グランドホテル 
 
外観 大型の大浴場 露天風呂
 
18:30  夕食・懇親会が始まった。20人ぐらい居たようで、こんなに大人数でやるのは初めて。いつもは12〜13人でこじんまりやっている。
 
夕食・懇親会
 
20:30  あっと言う間に時間が過ぎて、懇親会はお開き。場所を変えて、我々の部屋でお酒を持ち込んで2次会。
 
23:00  夜も遅くなって眠くなってきた。夜行の寝不足が効いてきたようだ。最近は皆さん加齢で、お酒も弱くなったものだ。一同、2次会は解散。
 
 
●2009/5/10(日)
 
06:30  起きたけど誰もいない。顔を洗ったり歯を磨いたりしながら、誰か戻ってくるのを待っていたが、誰も来ない。後から分かったが、一人は植樹した木を見に行ったらしい。
 
ホテルの窓からの景色
 
06:50  待ちきれなくて、鍵をかけてお風呂に向かったら、一人が更衣室にいて鍵を渡した。昨日の風呂と、男湯・女湯が入れ替わっていた。従って、滝付きの露天風呂に入れた。こういうことは、最近多くなってきた。
 
07:45  3階の大宴会場で、バイキングの朝食。あまり食欲がなくて、簡単に食べてしまった。食べ終わって、みなさんしばらく会談。
 
09:15  一同、めいめい出発。積丹半島に観光に向かうグループ、登別駅に送ってもらうグループ、などである。私は、 札幌千歳が15:10と時間があるため、札幌に車で帰る人に、どこかつき合ってもらうことにした。
 
09:45  車は、国道を苫小牧方向に向かい、コンビニで「室蘭民報」を買い占めた。昨日の植樹祭の記事が載っていた。
 
10:15  白老町の「ポロトコタン」に着いた。先住民族「アイヌ」の文化遺産を保存公開しているところ。丁度、茅葺き屋根(チセ)の中で、コタンの解説とアイヌ古式舞踊の公演が始まった。アイヌの楽器ムックリ(口琴)の音色が印象的だった。
 
 ▼ポロトコタン 
 
正面 楽器ムックリ(口琴) アイヌ古式舞踊
 
11:30  お腹が空いてきたと、「ポロトコタン」を後にして、国道を苫小牧方向に向う。
 
12:20  苫小牧市内の蕎麦屋に入る。一同大ザルを食べる。
 
 ▼そば処「福住」苫小牧店 
 ・北海道苫小牧市新開町4丁目2番3号
 ・TEL:0144-55-6610
 
13:20  札幌千歳空港のターミナルビルの前まで送ってもらった。鞄を預けてから、スモークチーズ・白い恋人・花畑牧場のハートチョコ・六花亭のバターサンドなどの買い物。秋田でやっている北海道展とほとんど変わりない。目的の酒屋が見つからない。見つけたと思ったら、目的の物はなかった。隅から隅まで探したら、ようやくあった。国士無双の純米大吟醸「金賞受賞酒」と、北の錦の大吟醸「まる田」の2本も買わされてしまった。買い物をしたのも重くなって、これも小荷物カウンターに預ける。搭乗ゲートに着いたら、出発までまだ1時間もあって、これを書き込んでいた。
お土産の数々?
 
 ▼千歳空港 
 
15:10  札幌千歳空港を離陸。小型ジェットのため、音楽や珈琲などの機内サービスはない。
 
16:05  機内誌を読みながら、持ち込みのICレコーダで音楽を聴いたら、あっと言う間に、秋田空港に着いてしまった。小荷物を受け取って、タクシー乗り場に向かった。夜行で向かったので、車がないのである。リムジンバスを使えばやすく上がるが、この荷物の量では無理。また時間がもったいないので、タクシーで帰ることにしていた。
 
 ▼秋田空港 
 
16:50  田植えが始まったばかりの田園地帯を進んで、30分程で自宅に着いた。
 
Ksymbol
 
 次は、●2009/03/29 『第16回「秋田酒屋唄を飲む会」ヨーイトナ上槽・しぼりたてを楽しむ会』体験記