★ここは誰でも見られる一般用です。校友会員の方はこちらからどうぞ!!
 
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   ★秋田・男鹿観光紀行2007★
 ★突然の異空間に吃驚。録音スタジオ!!★
    ★美味しく安全な米づくり★
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 *ある学校の校友会活動で、毎年2月に北海道・東北の支部長が会議を開いている。今回は、有志で会議なしの秋田・男鹿観光を企画した。1999年は吾妻山・磐梯山、2003年が十和田湖、2004年が岩手・遠野、2005年が宮城・松島、去年が北海道・函館で、今回が6度目である。
 
●2007/10/20(土)
 
・秋田駅 → 八望台 → 入道崎 → GAO男鹿水族館 → 磯乃家旅館
 
12:20  12時頃から、カーナビで行き先の設定をしていた。駅や宿は設定できるが、観光地の八望台や入道崎が設定できない。知らないところでもないし、諦めて自宅を出発したらこんな時間になってしまった。
 
12:40  秋田駅2階の駐車場に車を置いて、集合場所のポポロードに向かったら、待ち合わせの人は誰もいなかった。「こまち7号」の到着時間なので、改札口に向かってみた。丁度皆さん降りてきて、3名の方がやってきた。ポポロードに案内した。
 
秋田駅 
 
 次のこまちでもう一人くるので、その間に1階のコンビニでサンドイッチとお茶を買う。2階のトピコでも、明日の大潟村宅に金万を買う。
 
13:00  「こまち9号」が到着して、続々とお客さんが降りてきた。しかし、待ち合わせの方は降りてこない。仕方なく、仲間の待っているポポロードに戻って、さっきのサンドイッチで昼食にしていた。食べている内に携帯に電話がかかってきた。すぐそこで迷っているようである。
 
13:20  私を含め5名で、秋田駅を出発。県庁・秋田市役所などを案内しながら、臨海十字路まで真っ直ぐ進み、秋田港の湾岸道路を走る。男鹿方面の男鹿街道は、日本海の波打ち際が強風で大荒れである。天王からも2車線の道路が続いて、一同道路の良さにびっくり。羽立の交差点の手前まで2車線が続いて、あっと言う間に時間の遅れを回復。
 
 寒風山との交差点で、なまはげラインに曲がらずに、旧道を真っ直ぐ進んでしまった。つい昔の道路を進んでしまう。北浦バイパスを進んで、八望台方向に曲がる。この辺は新しい道路が次々に出来ている。道路標識よりも景色を見ながら、確かこっちの方だと進んでいる。
 
14:30  高松宮殿下が命名した「八望台」に着いた。風が少し強い。私がここに来たのは久しぶりである。仕事では来ない処だからである。二の目潟が神秘的で、戸賀湾方向は懐かしい景色である。北浦港・寒風山が遙か彼方に見える。
 
北浦港・寒風山方向 二の目潟・戸賀湾方向
 
八望台 
 
14:50  北緯40度上の「入道崎」に着いた。昔、北浦からここまでは有料道路だった。無料開放されて久しい。岬だけあって、風がもの凄く強く、飛ばされそうになった。灯台の前まで進んだが、雨が降ってきて引き返してきた。灯台資料展示室までは進めなかった。お土産店で品定めをしながら、雨を晴らしていた。
 
入道崎
 
入道崎 
 
 戸賀の「男鹿水族館GAO」に行くには、来た道を戻っても良いのだが、同じ景色ではと、男鹿温泉郷経由で戸賀に向かう。戸賀湾の丁字路に着いたら、高校時代を思い出した。毎年、一週間程度のキャンプに来ていたのである。
 
 ある時台風が来て、道路が土砂崩れで封鎖されて孤立したしまった。一同、小学校の体育館に避難したが、翌日巡視船が迎えにきた。帰る予定はまだだと、言ってみたが強制的に乗せられてしまった。そのときの海の青さが印象的だった。
 
15:30  「男鹿水族館GAO」に着いたら、駐車場が波しぶきに洗われていた。15時を過ぎたので、入場料が200円割引の800円。いきなり「男鹿の海大水槽」から始まる。高さが2階分ある水槽で、高さと広さに圧倒される。中には、大型のブリや真ダイなどが泳いでいた。海の生物すべてと、川の魚まで展示されていた。白熊「豪太」君は、350kgに増えていて、まさに月の輪熊のように大きい。「ホッキュクグマ広場」の中を、所狭しと歩き回っていた。
 
外観 「男鹿の海大水槽」
 
男鹿水族館GAO 
 
17:20  「男鹿水族館GAO」から20分ぐらいで、「磯乃屋旅館」に着いた。門前港が直ぐ前で、男鹿潮風街道からは一本下の道路。袋小路なのか車がほとんど通らない。皆さん、路上駐車していた。部屋は4階で、5人が二部屋に分かれた。早速、1階のお風呂で入浴。湯船は広いが、洗い場は二人が限度で、少し狭い。
 
磯乃屋旅館 
 
〜〜〜 こんな季節には、こんな魚を、こんな料理で召し上がっていただきたい―。〜〜〜
 磯乃家では、男鹿の海に昔から伝わる伝統の料理と、魚の鮮度、味を大切にした磯乃家ならではの料理を、数多くご用意いたしております。窓の外に広がる荒磯を眺めながら、ごゆっくりとおくつろぎいただきたい。
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18:00  2階の小部屋で宴会開始。噂の通り、食べきれないくらい魚料理がお膳に並んでいる。サイドには、鯛の活け作りもあった。一同、まずは写真を取り始める。お膳をよく見ると、小鉢の下に小鉢があった。一部2段になっているのである。一同、生ビールジョッキーで乾杯。食べ始めたら、さらに料理が何品かやってきた。持ち込みの日本酒も2種類頂く。結局、全部は食べきれず、摘んだ程度で終わったのが多い。
 
魚づくしのお膳 鯛の活け作り
福乃友 純米吟醸「神宮寺」 鷲の尾 「厳鷲山(がんじゅさん)」
 
*お酒の詳細は、私のブログKSYMBOLの利き酒=今日の晩酌でどうぞ!!
 
22:00  部屋に戻って、さっきの持ち込みのお酒で2次会。
 
24:00  このころ寝たと思う?
 
 
●2007/10/21(日)
 
・磯乃家旅館 → 秋田国家石油備蓄基地 → 寒風山 → JR脇本 → 大潟村河内宅 → サンルーラル大潟(昼食) → 秋田駅
 
06:00  起床。4階から1階のお風呂に向かう。
 
部屋の窓からの門前港と日本海
 
07:00  1階の大広間で、お膳いっぱいの朝食。ご飯茶碗とおつゆの置く場所がお膳に無いので、畳の上に置く。蟹の味噌汁が美味しかった。朝食が終わって、しばらくゆっくりしていた。
 
お膳いっぱいの朝食 磯乃屋旅館の玄関
 
08:30  宿を出発。昔は大桟峡有料道路と呼ばれた「男鹿潮風街道」を東に船川方向に向かう。
 
09:00  「秋田国家石油備蓄基地」に着いた。守衛に聞いたら、予約がないと入れないと言う。肝心な原油タンクは地下にあるので、その大きさが分からない。パンフレットだけもらって、引き上げた。まだ時間があるので、標高355mの寒風山に向かう。
 
全体の外観 地中式タンク
 
秋田国家石油備蓄基地 
 
09:20  「寒風山」の駐車場に着いた。尾根道を歩いて頂上の回転展望台に向かいたいが、時間がないため諦めた。遠くの山はあいにくの天気で見えなかったが、船越方向と船川方向は眺められた。大潟村方向は、山頂の影で見えない。
 
回転展望台 船越方向
 
寒風山 
 
09:40  一人早く帰る人がいて、男鹿線の「脇本駅」に着いた。ここは1時間に一本の列車間隔で、行ったばかりのようである。約束の時間までにと、大潟村に向かう。
 
JR男鹿線の「脇本駅」
 
JR脇本 
 
10:10  約束の時間より少し早く、大潟村の知人宅付近に着いた。この辺なのだが分からないので、携帯で自宅に電話した。指示された通り曲がったら、自宅前で待っていた。まずはスタジオに案内された。一同、突然の異空間に吃驚。録音スタジオなのである。 
 
大型ステレオ装置
 
 普段のためか、大型ステレオ装置で、ウーハーやスコーカー・ツイーターが置かれていた。レコードやCD・ビデオなどもいっぱいあった。私はマイクロホンを見せてもらった。ノイマンのマイクから、懐かしいベロシティーマイクまであった。このスタジオを建てるときの苦労話や、録音の時の気配りなども聞かせてもらった。ここは敷地が限られているから、2階が住居なのである。
 
 調整室も見せてもらった。24チャンネルある大型ミキサーの周りに、エフェクターなどから録音機まで、所狭しと置かれていた。やっぱり今は、パソコンを使ったノンリニアー編集のようである。
 
エフェクター・録音機 大型ミキサー ノンリニアー編集
 
河内農場河内スタジオ 
 
〜〜〜 私はこだわりの米作りで、白米の産地直送を行っております。 〜〜〜〜〜
 今の農家の販売システムは農協に玄米で出荷するのが一般的です。その際標準的な品質をクリアさえしていれば、どんなにすばらしく美味しい「あきたこまち」も、あまり美味しくない「あきたこまちも」、1俵の値段は同じになってしまいます。
 従って、一般の農家は品質よりも量をたくさんとった農家の方が得ということになります。どうしても肥料をたくさんやって、収穫高を上げようとすると、稲は穂の重量や伸びすぎた丈で倒れやすくなります。そこで稲の成長を抑えて稲の丈を短くし倒れにくくする農薬なども使います。そんな薬をやると稲自体の体力も落ちますので、稲の病気”いもち病”にもかかりやすくなり、また防除が必要になったりします。
 しかし私は私の作った米を、直接消費者の方に食べていただき、それなりの評価をしてもらいたく(おいしいとまた買っていただき、まずかったりすると次から注文をもらえません。) 美味しく安全な米づくり だけを考えて作っております。
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11:00  農業部門の視察もさせてもらった。まずは、4kmぐらい離れた農場へ。15ヘクタールはかなり広い。小屋に分散して入っている、十条植えの田植機・トラクター・コンバインなどの農機具も見せてもらった。やっぱり超大型であった。最近は、米の値段が下がって、農機具を買うために働いているようなものだと言っていた。
 
農場 自動上下の代掻き
トラクター 十条植えの田植機
 
 最後に、精米設備を見せてもらった。乾燥機から、籾米貯蔵施設・脱籾・精米の機械が並んでいた。全量自家販売だからである。凄い事だけど、販売するにも大変だろうなと思った。本人は、農業が本業だと言ったが、大型の農業機械を見ていると、どちらが道楽か分からなくなってきた。
 
トラクター 新米 コンバイン
 
11:50  知人に紹介してもらった「サンルーラル大潟」一階の中国四川料理「彗星」で、豪華中華ランチの昼食。マーボー豆腐・渡り蟹の卵白煮込み・ヤムチャなど8品が出てきて、盛り皿を4人で平らげる。
 
サンルーラル大潟 中国四川料理「彗星」
 
サンルーラル大潟 
 
〜〜〜◆10月の四川ランチ(2名様より)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   ¥2100(全8品)
 ・マーボードーフ
 ・渡り蟹の卵白煮込み
 ・ご飯
 ・ザーサイ
 ・本日の一品
 ・本日のヤムチャ
 ・本日のスープ
 ・本日のデザート
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12:40  秋田駅から、14時5分の新幹線に乗る人がいるので、デザートもそこそこに大潟村を出発。
 
13:30  男鹿街道は、2車線の道路が続いているから、50分足らずで秋田駅に着いた。
 
14:00  予定よりかなり早く、自宅に着いてしまった。疲れて、しばらく寝ていた。 
 
Ksymbol
 
 次は、●2007/10/10〜11 東京・蒲田/品川紀行2007