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★日吉敬神旅行会 バスは延々と走る!! 彌彦神社参拝紀行★
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 日吉敬神旅行会で、10/5(月)~6(火)に、中型バスに17名が乗って、新潟・彌彦神社方面に行ってきた。私が入会する前に、一度向かったらしいが、両日とも天気に恵まれて、快適な旅となった。
 
 30年以上前に、取材で新潟・佐渡に向かったことがある。朝4時に秋田を出発して、新潟港に着いたのが昼前だった。7時間? さてどのくらいの時間で着くか?
 
 
●2015/10/5(月) 日吉敬神旅行会=彌彦神社参拝紀行 一日目
 
 ・新屋 → 三条・キタロー(昼食) → 彌彦神社参拝 → 弥彦ロープウェイ → 月岡温泉・ホテル泉慶(泊)
 
 
06:15  早朝に、日吉神社の南側の駐車場から、中型バスに17名が乗って、秋田市新屋を出発。下浜・道川から岩城ICへ。日本海東北自動車道に乗って、ひたすら南にに走って、金浦ICで終点。この後、10/18に象潟まで開通した。秋田・山形の県境は未完成。
 
 
07:20  国号7号線の道の駅「象潟」でトイレ休憩。まだ朝早いため誰もいない。
 
 ▼道の駅「象潟」 
・秋田県にかほ市象潟町字大塩越73-1
 象潟町は、山形県境に接し、日本海と東北の独立峰「鳥海山」にいだかれ、広大な自然に恵まれています。1804年の大地震で地面が2.4m隆起した天然記念物「象潟」、俳聖・松尾芭蕉「奥の細道」行脚ゆかりの「蚶満寺」、壮大なパノラマが連続する「鳥海ブルーライン」など多くの史跡名勝があります。そして、四季それぞれの味覚、山の幸・海の幸を満喫することができます。
 
 
 ここからは国号7号線で、酒田みなとICから高速に乗り、あつみ温泉ICで高速は終わりで、ここも山形・新潟県境は未完成。この時、7号線とのアクセスが悪く、3kmほど戻って合流。
 
09:50  道の駅「朝日」に着いた。温泉スタンドもあるところで、去年もある観光できたところ。
 
 ▼道の駅「朝日」 
・新潟県村上市猿沢1215
 村上市朝日地区の自然の恵みと、尊い文化を大切にしながら、観光の拠点として誕生したのが「朝日みどりの里」です。
 広大な敷地には、特産品を展示・販売する「物産会館」、奥三面の民家をそのままの形で移築した「またぎの家」、日本の郷土玩具を収蔵した「日本玩具歴史館」、ふるさとの味が楽しめる「食堂」、平成4年に開湯した温泉「まほろばふれあいセンター」、さらにその温泉を活用し、プールや様々な浴槽のある健康増進施設「朝日きれい館」やコテージタイプの「休養施設」などが揃い、さまざまなイベントも催されています。
 
温泉スタンド
 
 やや山に入った朝日まほろばICから高速に乗る。延々と走り、新潟市中心部を突き抜け、黒崎PAで少し休憩して、三条燕ICで降りた。
 
11:30  三条燕ICで降りたら吃驚、目の前が上越新幹線の燕三条駅だった。三条・キタローでスプーンの製作工程を見学してから昼食。
 
 ▼三条・キタロー  
 ・キタローは、スプーンメーカー直営のファクトリーショップです。スプーン製造見学もできます。スプーンなどの洋食器以外にも三条燕(燕三条)の包丁,刃物,キッチン用品などの産地金物商品も販売しています。
  
・豪華な昼食
 
13:15  ここから国道289号線で、7キロほど走ったら、彌彦神社に着いた。駐車場に入ったので、正面ではなく拝殿の横から入った。一同、控え室に通されてから宮司さんのお話を伺い吃驚。話には聴いていたが、昭和31年(1956年)正月に参拝者が将棋倒しとなり124人が死亡した事故を伺った。それ以来、催事は質素に行っているという。
 
 ▼「彌彦神社神社」 
・新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
 御祭神は天香山命(あめのかごやまのみこと)。天照大御神の御曾孫で、神武天皇御東征に功績をたてられた後、越の國開拓の命をうけ、漁業・製塩・農耕・酒造等越後産業文化の礎を築かれた。神社創建年代は詳かではないが、社記によれば和銅(わどう)4年[711年]に神域を広げ社殿を造営、延喜式(えんぎしき)[927年]には名神大社(みょうじんたいしゃ)に列せられた。古くより民衆の篤い信仰を集めており、歴史ある大々神楽講や初穂講をはじめ多くの崇敬者により、連綿とその信仰心は受け継がれている。また現在の社殿は、明治の大火後、大正5年に再建されました。平成27年に御遷座(ごせんざ)百年を迎えます。
 
 この100年を一つの節目として、さらに次の100年に向けて、彌彦神社が皆様のこころの故郷・日々の支えであり続けるよう、諸々の奉祝行事・整備事業を計画中であります。この度は、永い伝統の神事に関わる弓道場・相撲場の新築や、御参拝の皆様がくつろげるお庭として、神苑一帯を公園として整備するなど、彌彦神社が皆様にとってより身近となるよう、そして越後の祖神である彌彦大神様への想いを、皆様とともに永く後世へと伝えて行けるようにと、願っています。
 
13:50  一同、祈祷の間でお祓いを受けた。その後、禰宜さんが境内を案内してくれた。すでに菊祭りに準備が行われていて、秋田にはない規模の大きさである。宝物と古文書を保管している宝物殿を見た後、弓道場・相撲場も見せてもらったが、本格的な相撲場だった。
 
・祈祷の間
・相撲場 ・お札などの記念品
 
14:30  ちょっとの間シャトルバスに乗って、弥彦ロープウェイ山麓駅(634m)に向かった。途中、新潟平野や紅葉の始まりを楽しんだ。10分ほどで山頂駅に着き、展望食堂で日本海に浮かぶ佐渡島や、山頂の景色を楽しんだ。遙か向こうの山頂には、私が一番気にしていたTVアンテナ群が見えた。御神廟もあるのだが、まだ20分ぐらいはありそうで諦めた。
 
・日本海に浮かぶ佐渡島方向
・TVアンテナ群
 
15:40  参拝も終わって、下の茶店で買い物をしながら、ところてんやお茶などで一服した。
 
・門前茶屋
 
16:00  バスは、燕三条駅に戻り、三条燕ICから北陸自動車道に乗り、豊栄ICで降りてから月岡温泉に向かった。
 
17:30  月岡温泉「ホテル泉慶」に着いた。
 
 月岡温泉「ホテル泉慶」 
・新潟県新発田市月岡温泉453番地
 和楽(わらく)やわらぎ楽しむこと。逸楽(いつらく)気ままに遊び楽しむこと。和楽に、家族や仲間同士で楽しむ和やかなひととき。逸楽に非日常間、贅を感じる・・・ 泉慶の心あたたかなおもてなしを。
 
18:30  お風呂に入ってから、お楽しみの宴会へ。
 
 
 
●2015/10/6(火) 日吉敬神旅行会=彌彦神社参拝紀行 二日目
 
 ・ホテル → 北方文化博物館(豪農の館) → 新潟ふるさと村(昼食) → 岩舟鮮魚センター → 新屋
 
08:30  バスでホテルを出発。女将さんがバスに乗り込んで、お見送りをしてくれた。
 
09:10  かなり近くのようで、豪農の館である「北方文化博物館」に着いた。
 
 ▼北方文化博物館 
・新潟市江南区沢海2丁目15-25
 越後の蒲原平野には信濃川と阿賀野川の大河があり、阿賀野川沿いの横越町(現新潟市)にある戸数三百余りの集落を「沢海(そうみ)」といいいます。ここ沢海の歴史は古く江戸時代の初期、慶長15年(1610年)から77年間は沢海城という城があり、11,000石のささやかな城下町として栄えていたと伝えられています。沢海城の築城以前は囲いの堤もなく、洪水の際には一面が水に押し流され、水が引き落ちても窪地に水がたまり、沢のようになるので「沢海」と名付けられたと言われています。
 その後、沢海は天領となり、代官所、続いて旗本小浜の知行所が置かれていましたが、明治2年(1870年)に藩籍奉還となり、武家による社会は終わりを告げました。
 このような歴史の中、江戸時代中期、農から身を起こし、やがて豪農への道を歩み、代を重ねて巨万の富を築いていった一族が伊藤家です。全盛期には、1市4郡60数ヶ町村に田畑1,370町歩(1,372ha)を所有し、越後随一の大地主として、その名は県下に鳴り響いていましたが、農地解放により広大な農地は伊藤家の所有を離れることになります。
 この伊藤家の屋敷と住宅が、現在の北方文化博物館で、別名「豪農の館」と呼ばれています。
 現在では、かつてのお城も代官所も、小浜時代の知行所も跡形もなく、ただ、かつて豪農の館、伊藤家だけが、昔の面影そのままに、数々の歴史を秘めて残っています。
 
・この大広間は、冠婚葬祭など特別な行事に使われたという。
・庭園:中央泉地に各地の名石を配した鎌倉・室町の古式によって造られた回遊式庭園である。庭園内には5つの茶室が点在する。青苔の美しさと相俟って庭の格調を高めている。この庭は京都・銀閣寺ゆかりの庭師・田中泰阿弥(新潟県柏崎市出身)により5年がかりで造られた。
・藤棚の大木
 
 ここは、とてつもなく広いお屋敷で、秋田ではこんなに広いところはない。なんでも、昨日行った彌彦神社には、敷地続きで行けたとか。
 
10:00  北方文化博物館を出発して、新潟ふるさと村に向かう。
 
10:35  上花輪にある「新潟ふるさと村」に着いた
 
 ▼新潟ふるさと村 
・新潟市西区山田2307
 新潟の自慢の味覚や特産品が勢揃い。さらに県内観光情報の紹介や子供達の遊び場もあり、ご家族皆様でお楽しみいただけます。豊かな自然と緑に囲まれたふるさと村で旬の新潟をご堪能下さい。
 
・アピール館
 
 昼食には早いので、「アピール館」で「ふるさと新潟と暮らしの変遷」を展示テーマにした、明治~大正~昭和への移り変わりを見る。それでも時間が余って、今度は「バザール館」で、酒・米・魚などの自慢の味覚や特産品、伝統工芸品などを見て、お酒を二本買った。越の初梅 純米純米吟醸 「雪中貯蔵酒」と北雪「大吟醸YK35」である。どちらも安くない。
  
越の初梅 純米純米吟醸 「雪中貯蔵酒」 北雪「大吟醸YK35」
 
11:30  同じ館内の「レストラン番屋亭(団体専用)」で昼食。お土産も買ってきた。
 
・質素な昼食 ・芋ようかん
 
12:40  「新潟ふるさと村」に別れを告げて、後は新屋に帰るだけである。でも、隠されたコースがまっていた。新潟が起点の日本海東北自動車道を、北に向けてひたすら走り出す。村上瀬波温泉ICで降りて、岩崎港(粟島に向かう港)方面に向かう。
 
13:30  「岩崎鮮魚センター」に着いた。去年と同じ、笹かまぼこ・味噌漬けの鮭・酒浸しなどを買ったら、自販機の焙煎コーヒーを発見! みんなでしばらく呑んでいた。 
  
 岩崎鮮魚センター 
 ・ 新潟県村上市瀬波温泉3-6-38
 ・鮭の塩干し 当店の塩干しは、厳選された脂の乗ったアトランティックサーモンを使い、塩をして干しあげました。脂は乗っていますが、程良い塩加減で、あっさりとして人気があります。味噌漬け・粕漬けと違う食感をお楽しみ下さいませ。常に干したてを販売しております。
 ・干物 このコーナーの一夜干し干物は全て手造りであります。毎日、加工所で原料の魚を切ったり開いたりしています。塩加減やタレの調合もオリジナル!店頭に並ぶ商品は出来たてホヤホヤ~ その日に売り切り!で、常に出来たてを販売しております。
  
・フードコート
  
14:00  「笹川流れ」が始まった。団体バスは許可を取らないと通れないところである。波は穏やかで、粟島も見えた。
 
 笹川流れ 
 笹川流れ(ささがわながれ)は新潟県村上市にある海岸。国の名勝および天然記念物に指定されている地域で(1927年指定「笹川流」)、日本百景にも選定された県下有数の海岸景勝地である。笹川流れの笹川とは集落名(1889年まで存在した「笹川村」、現・村上市笹川)で、この笹川より沖合いの岩場まで潮流が見られたことが名の由来とされる。
 
  
14:30  あつみ温泉ICから日本海東北自動車道に乗り、酒田みなとICで降りて、国号7号線の道の駅「象潟」でやっと一息。
 
17:00  金浦ICから日本海東北自動車道に乗り、岩城ICで降りて、国道7号線を新屋に向けて走った。途中下浜から桂根に掛けて、蜃気楼現象を発見! 夕日に映えて珍しい現象である。
 
 
18:00  予定の通り新屋に着いた。
 
 
Ksymbol
  次は、●2015/06/14 秋田市新屋・日吉神社 鹿島祭2015
  
  ●2014/03/03~06 日吉敬神旅行会 伊勢神宮参拝紀行
  ●2012/09/27~28 日吉敬神旅行会 地元秋田支援!! 鹿角紀行
  ●2011/10/19~20 日吉敬神旅行会 被災地支援!! 会津・喜多方紀行