■30 1994/1/8 湯沢市 だるま温泉
■31 1994/4/1 雄和町 ふるさと温泉
■32 1994/4/3 田沢湖町 乳頭温泉郷「大釜温泉」
■33 1994/5/11 雄勝町 秋の宮温泉郷「鷹ノ湯温泉」
■34 1994/6/1 雄和町 ふるさと温泉
■35 1994/6/6 大館市 日影温泉
■36 1994/6/13 田沢湖町 玉川温泉
■37 1994/7/6 田沢湖町 国民宿舎「駒草荘」
■38 1994/8/1 湯沢市 川原毛大湯滝
■39 1994/8/2 湯沢市 木地山高原温泉「秋田いこいの村」
■40 1994/8/3 雄和町 ふるさと温泉
■41 1994/8/16 皆瀬村 小安温泉郷「鶴泉荘」
■42 1994/8/17 皆瀬村 小安温泉郷「とことん山」
■43 1994/9/3 大森町 大森温泉「さくら荘」
■44 1994/10/2 小坂町 ニュー十和田カルデラ
■45'1994/10/6 藤里町 「ゆとりあ藤里」
■45 1994/10/26 田沢湖町 乳頭温泉郷「鶴の湯」
■46 1994/11/23 青森県深浦町 不老不死温泉
■47 1994/12/4 六郷町 六郷温泉「あったか山」
■48 1994/12/5 田沢湖町 水沢温泉郷「水沢山荘」
 
 
■30 1994/1/8 湯沢市 だるま温泉 全国酒屋唄競演会 クボタ民謡 仕事
 
************************************************
 湯沢市制40周年記念 第5回全国酒屋唄競演会。
  半年ぶりの湯沢、緊急SYSOP会談紀行
************************************************
 
▼1994/1/8(土)
 
13:00 会社集合。
13:15 中継車とワゴン車でちのかを出発。
15:15 高速を通り、湯沢文化に到着。スタンバイ開始。既に、大道具・照明・音響班は、朝10時からスタンバイ。
 
16:45 珍しく早く、スタンバイ完了。一同しばし、ぼうぜん。いつもは、体育館なもので、もっと時間がかかる。
 
17:00 だるま温泉に到着。みんな温泉に入る。宿泊の部屋は貸し切り同然。
18:00 30名ほどの、大宴会が始まる。初めは地元の大吟醸酒から。
18:30 初めの30分だけ参加して、予定道り外出。パソネットのSYSOPさんが迎えに来て、自宅を訪問。銀紋で乾杯。2度目の自宅訪問だったが、美人の奥さんにも会えて、パソコン通信談義で、話が弾んだ。
 
22:30 あっと言う間に時間が過ぎて、タクシーで帰ることにする。宿に帰ったら、他の部屋ではまだワイワイやっているようだが、そのまま寝てしまった。
 
▼1994/1/9(日)
 
 7:00 起床。まだ、酒が残っている感じだったが、早く寝たせいか?起きれた。早速、風呂に入って汗を流して、酒を切る。
 
 7:30 朝食。珍しく、すっかり食べた。
 8:00 湯沢文化会館に出発。直ぐ近くだから、2〜3分で着く。
 8:15 入館。スタンバイ開始。
 9:00 早く進んで、10時の予定より早く、音合わせ開始。約40曲の音合わせが、延々3時間続く。
 
12:00 昼食。これは湯沢市の主催なので、市役所職員が弁当・お茶の面倒を見てくれる。
 
12:15 最終打ち合わせ。
12:30 それぞれの持ち場に着いて、スタンバイ。
13:00 開演
 *「なんたってわがまち秋田編」として、中継録画。
16:00 目出たく、終演。撤収開始。
17:00 放送班は、一足早く撤収完了。一路、秋田へ出発。大道具・照明・音響班は、まだ撤収中。悪いけどお先に失礼。
 
18:30 ちのか到着。機材整理。
19:00 お疲れさんと言うことで、解散。私は、マイカーで六郷に逆戻り。
 
20:00 妻の実家に到着。1時間とは、早すぎたか? 家族全員合流して、乾杯。
 
■31 1994/4/1 雄和町 ふるさと温泉   個人 私用
 
 ●雄和町 ふるさと温泉「ユアシス」
 
■32 1994/4/3 田沢湖町 乳頭温泉郷「大釜温泉」
  めざましテレビ「温泉達人への道」仕事
 
**************************************************
 田沢湖町乳頭温泉に、通年営業の温泉があった!!
  積雪は2m以上。雪に埋もれていた。
 露天風呂温泉、大釜温泉紀行
**************************************************
 
▼1994/4/3(日)
 
13:00 会社集合。出発準備。
13:15 車2台で、田沢湖町に向けて出発。
15:00 水沢温泉を過ぎた辺りから、路面に積雪が...あまりの雪に、乳頭スキー場で、チェーンをかける。
 
15:30 ようやくの思い出、大釜温泉に到着。積雪は2m以上で、除雪ローダーで飛ばしても、届かないという。バスはここで終点。完全に、雪に埋もれていた。ここから先の黒湯方面は、雪で通行止め。
 
16:00 下見も終了して、明日、朝早いし、出来るだけやろうと言うことで、スタンバイ開始。
 
19:00 リハーサルも終了して、大食堂で、待ちに待った夕食。
21:00 1次会?は終了して、有志は温泉へ。男子の内風呂にはいるが、少し温め。男子の露天は、女子のを暖かくするため、止めて有るため、ほとんど水状態。しょうがなくて? 女風呂の仕切りを開けてもらって、女子の露天風呂に入ってしまった??
 
 
外観  露天風呂
 
●田沢湖町 乳頭温泉郷 「大釜温泉」
  〒014-1201
  ・住所:秋田県仙北郡田沢湖町生保内
  ・TEL:0187-46-2438
  ・泉質:酸性含ヒ素ナトリウム塩化物硫酸塩泉
  ・効能:真菌症(水虫)・慢性膿皮症・リュウマチ性疾患
 
21:30 有志の部屋で、2次会開始。
23:00 明日は早いと言うことで、早々に止めて一同寝る。ちっとも早くないが...
 
明日朝は、4時起きだーーー
 
▼1994/4/4(月)
 
 4:00 起床。昨日、遅くまで飲んでいたんで、ぐっすり寝た。こんなに早く仕事で起きたのは、初めてだ。記録更新では? 何もしないで、風呂の入り口の現場へ。昨日持ってきたお茶を暖めようと風呂に入れる。処が、深くて届かない、しょうがなくて?、入浴。
 
 5:00 リハーサル開始。
 5:55 「めざましテレビ」本番突入。
 5:57 @番組冒頭 各局リレー 20秒 天気を紹介。晴天の放射冷却で、底冷えしている。秋田駒ヶ岳を放映。
 
 6:13 A日本の窓 Part 1. 50秒
 6:37 B日本の窓 Part 2. 50秒 フキ、秋田弁で「ばっけ」を紹介。
 
 7:30 C温泉中継「温泉の達人への道」 4分 冬期間も営業の男女別の内風呂と露天風呂を紹介。
 
 7:45 D各局おさらいリレー 15秒
 8:00 2時間にわたる生放送終了。
 8:15 撤収は後にして、旅館で遅い朝食。朝酒もいただく?? 撤収開始。撤収が早く終わったので入浴。
 
 9:00 秋田に向けて出発。田沢高原で,チェーンを外す。
11:30 協和のドライブインで、昼食。
13:00 秋田に到着。
 
                    温泉に行って、一度も入ってない
                   スタッフもいるが、私は、3回入った。
 
■33 1994/5/11 雄勝町 秋の宮温泉郷「鷹ノ湯温泉」
  めざましテレビ「温泉達人への道」仕事
 
****************************
 新緑が目にまぶしい!!
  秋の宮、鷹ノ湯温泉紀行。
****************************
 
▼1994/5/11(水)
 
10:00 10人のスタッフが、3台の自動車に分乗して、秋田を出発。
11:45 横手インターを降りた、南部屋敷で昼食。ここは今年4回目。毎度お馴染みの、大ざるを食べる。
 
12:30 雄勝町に向けて、横手を出発。
13:15 小野小町の衣装を借りるため、雄勝町役場に寄る。
14:00 秋の宮の鷹ノ湯に到着。先発隊の4人と合流。下見、そしてスタンバイ開始。
 
16:00 スタンバイが終わり、早速リハーサル開始。
17:30 リハーサル終了。中継される予定の露天風呂に入浴。役内川の渓流と、山を眺めながら入浴。岩風呂は少しぬるめで、桧風呂が暑めでこちらがよい。
 
18:00 2の膳付豪華お膳で、夕食。岩魚の刺身の他、山菜が中心。飲み物は、ビールに一升瓶そのままの日本酒。
 
20:00 一行は、懐中電灯をつけて、河原の露天風呂へ。真っ暗な中、かすかな明かりを頼りに入浴。
 
20:30 一間を借り切って、2次会。
22:?? 明日は、早いから早めに就寝。
 
▼1994/5/12(木)
 
 4:00 起床。泊まった部屋が、露天風呂の近くで、現場まで15秒で到着。直ぐ準備が出来て、やることが無く、人の目を避け内風呂に入浴。この内風呂は浴槽が4つ有り、打たせ湯もある。10年ぐらい前に一度来たことがあるが、その時のままだった。
 
 5:55 「目覚ましテレビ」放送開始。
 5:57 @番組冒頭 各局リレー 20秒 役内川の河原に出て、天気を紹介。
 
 6:13 A日本の窓 Part 1. 50秒
 6:37 B日本の窓 Part 2. 50秒 釣り人と、岩魚の焼き魚を紹介。
 
 7:30 C温泉中継「温泉の達人への道」 4分 その昔、一羽の鷹がこの温泉で傷を癒したのが始まりと言い伝えられている。20代目の当主小山田さんの案内で、内風呂と露天風呂を紹介。混浴ではなく、時間帯を分けて、内風呂と露天が交互に入る。
 
 7:45 D各局おさらいリレー 15秒
 8:00 2時間にわたる生放送終了。撤収の締めくくりに? 昨日暗かった河原の露天風呂に入浴。
 
 9:00 ようやく、朝食にありついた。
 9:40 朝食が終わって、みんな露天風呂に入りに行ったが、私だけが、川向こうの自炊専門温泉「河鹿荘」の温泉に入る。内風呂だけで、3つの浴槽と、打たせ湯がある。打たせ湯は火傷しそうなくらい、熱かった。娯楽室では、お婆さんがヨモギを干していた。煎じて飲むという。
 
10:00 秋田に向けて出発。
12:00 西仙北SAで、昼食。
13:15 秋田到着。
 
外観 内湯 露天風呂
 
●日本の秘湯を守会員の宿 「鷹ノ湯温泉」
  〒019-0321
  ・住所:秋田県雄勝郡雄勝町秋の宮字殿上1
  ・TEL:0183−56−2141
  ・FAX:0183−56−2143
  ★泉質:弱食塩泉。暖まりの湯。
  ★効能:神経痛・慢性リュウマチ・腰痛・切り傷・慢性皮膚病・婦人病
      更年期障害・交通事故の後遺症・病後の回復。
 
                   結局、温泉は4カ所あったことになり、
                  昨日今日で5回入ったことになる。
                  ちゃんと仕事してたのかな?
 
■34 1994/6/1 雄和町 ふるさと温泉 個人 私用
 
 ●雄和町 ふるさと温泉「ユアシス」
 
■35 1994/6/6 大館市 日影温泉 めざましテレビ「温泉達人への道」 仕事
 
**************************
  秋田杉の桃源郷
 大館市・日影温泉紀行。
**************************
 
1994/6/6(月)
 
 9:30 中継車・人工衛星中継車など3台で秋田を出発。私は、人工衛星中継車を運転。
 
11:30 田代町のドライブインで、昼食。
12:30 昼食も終わって、出発。大館からさらに国道7号線を北上して、約30分。ほとんど、青森県境に近いところ。
 
13:30 7号線から500m位入ったところに、日影温泉があった。しばし、まわりを眺めて、下見をした。中継する露天風呂は、川を挟んだ向こうに、男子・女子の内風呂に囲まれていた。
 
14:00 川の向こうに、ケーブルを渡して、スタンバイが始まった。
15:30 スタンバイ終了。
16:00 リハーサル開始。私はやることがなくて、廊下の窓から、露天風呂を覗いていた。
 
17:00 リハーサル終了。まずは、大浴場と露天風呂に入る。
18:00 宴会開始。一行14人である。
20:00 地酒「北鹿」の日本酒をすこたま飲んで、宴会終了。若い連中は、なぜか卓球大会へ。私は、二次会場へ。その前に、一風呂浴びる。
 
22:?? 明日も早いしと言うことで、寝る。
 
1994/6/7(火)
 
 4:00 起床。まだ完全に酔っていて、起こされる。スタンバイ開始。自動車の発電器にエンジンをかけて、暖まる間に、小浴場の内風呂に入って、酔いを覚ます。
 
 5:55 「めざましテレビ」本番突入。
 5:57 @番組冒頭 各局リレー 20秒 河原に出て、天気を紹介。
 6:13 A日本の窓 Part 1. 50秒
 6:37 B日本の窓 Part 2. 50秒 雨が降っても、唐傘など入らぬと、秋田蕗を紹介。
 
 7:30 C温泉中継「温泉の達人への道」 4分 男子の内風呂と、女子の内風呂に囲まれた露天風呂を紹介。川向こうの中継車の上に一台。露天風呂の直ぐ上の客室に一台。そして、もう一台が、今回はやりようがなくて、カメラマンがカメラを担いだまま風呂に入る。これが、八木アナに大うけ。
 
 7:45 D各局おさらいリレー 15秒
 8:00 2時間にわたる生放送終了。撤収。撤収の締めくくりに? 小浴場の内風呂に入浴。
 
 8:45 食堂で、朝食。
 9:15 朝食が終了。帰るまでやることがないので、又入浴。これで昨日から5回入ったことになる。
 
 9:40 4台の車に分乗して、秋田に向けて出発。
12:30 五城目から、大久保と昼食を食いっぱぐれ、結局秋田に着いてしまった。
 
13:00 後かたずけをして、会社を出て、蕎麦屋に向かった。
 
外観 内湯
 
 ●大館市 日本の秘湯を守会員の宿 「日影温泉」
  ・〒017-0001
  ・住所:秋田県大館市長走37
  ・TEL:0186-51-2011
  ・FAX:0186-51-2013
  ★泉質:塩化土類含有硫化水素食塩水
  ★効能:あせも・水虫・虫刺され・喘息・糖尿病・心臓弁膜症・慢性神経痛
      リュウマチ・痔症・慢性胃腸病・病後の回復。
 
 *昔の温泉は、五日一回りとか、七日一回りと言ってましたが、日影温泉は特に効く温泉と言うことで、3日の入湯で治る3日一回りの霊泉と言われている。
 
                温泉は、塩泉と硫化水素泉で、白濁しています。
               要するに、すごくしょっぱくて、硫黄臭い濃い温泉
               で、とても飲めなかった。
 
■36 1994/6/13 田沢湖町 玉川温泉 子供行方不明事件 ニュース 仕事
 
**************************************
 17時間ぶりの救出劇ドキュメント!!
  玉川温泉付近で子供二人行方不明。
   取材記録、その1、事件発生!!
***************************************
 
▼1994/6/13(月)
 
 5:15 藤本家の子供3人・両親・祖父母の一家7人が、田沢湖町玉川温泉近くにタケノコ取りに向かう。
 
 7:00 田沢湖付近で、小学生の休校を電話しようとするが、まだ早すぎてあきらめる。
 
 8:00 玉川温泉から下流1キロ付近に到着。そこでシートとテーブルを広げ朝食。
 
 8:15 祖父母はタケノコ取りに入山。残った一家はそこでピクニック気分。
12:00 黒沢純君の休校を小学校に連絡するため、子供二人を山に残して玉川温泉に電話に向かう。ここは5分も有れば着くところだが、不案内で通り過ごし、遠い新しい温泉に...そこで電話して、お菓子やジュースを買って戻る。
 
12:40 40分後、予定より遅れて帰ってくるが、二人の姿はない。ただ付近で、遊んでいる声がするので、両親は、好きな虫取りをしているものと思っていた。
 
13:30 12時に帰ってくる予定の、祖父母が山から下りてきた。途中道に迷って遅くなったとのこと。子供はどうしたのと、両親に問いただしたところ、その辺で遊んでいると言う。祖父母が山に向かって叫んでみたところ、返答がない。何しろ、子供にしてみれば聞こえても、返事する事は出来ないかも?
 
******************
** そこで事件が始まった!! **
******************
 
**************************************************
 *取材記録、その2、捜索、そして打ち切り!!
**************************************************
 
14:30 私は昨日東京から帰ってきたばかりで、疲れていて朝10時まで寝ていて、遅出と言うことで出社した。
 *そのころ、祖父母は警察に届けようとしたが、若夫婦の反対で家族による捜索を続行した。
 
16:30 家族による捜索をあきらめ、玉川温泉のフロントで警察への連絡を御願いする。警察のヘリコプター「やまどり」や署員50人を動員して捜索開始。
 
18:30 NHKがニュースで第一報を流す。
18:45 ちのかでもこれについてニュースで速報する。この日私は、遅出で22時30分まで、マスターで放送の監視業務。いつもは、もっと後に食べる出前弁当を食べ始める。
 
18:50 私に、人工衛星車を運転して、玉川に出動するよう命令が来る。夕食もそこそこに、直ちに準備開始。
 
19:15 マスターは別の人に交代して、報道部員2名と私が2台の車に分乗して出発。協和まで秋田自動車道を使って、国道46号線へ。角館を通過して、田沢湖町から国道341号線に入り、鎧畑・玉川へ。
 
21:00 自動車電話が使えないため、宝仙湖のドライブインで秋田の本社に電話。さらに、341号線を北上。20時に捜索打ち切り、引き上げてくるパトカーと遭遇。
 
21:30 徹夜でスピーカーで叫んでいる現場に到着。この光景を撮影するあいだに、VTR電送のため人工衛星を追跡。南方向に多きな木があるためここをあきらめる。
 
22:00 玉川温泉に到着。まえに客としてよくお世話になった、温泉の支配人が、大雨になってきた空を見上げ、こんな親はある物でないと怒って私に説明。本社に電話連絡。さっきの映像をCXが欲しがっているとのことで、急な坂を上がり、入り口の交差点に戻る。
 
22:40 CX・本社にVTR電送。
23:00 再び温泉に戻り、電話連絡したら、車ででも休んでいて欲しいと...
 
     フロントで交渉して、ロビーのソファーで休ませてもらう。ラッキーー
     早速、4人のスタッフでビールを買い、飲み干したところで寝てしまった。
 
 
外観 大浴場  露天風呂
 
 ●田沢湖町 「玉川温泉」
  ・住所:秋田県仙北郡田沢湖町玉川字渋黒沢国有林地内
  ・TEL:0187−49−2352
  ★泉質:硫化水素含有塩酸緑礬泉 98度 9000リットル/分
  ★効能:動脈硬化・神経痛・リュウマチ・消化器疾患・皮膚病
 
23:30 私だけが何だか寝付かれなくて、トイレに行くふりをして温泉に入る。5年ぐらい前までは、5回以上泊まったことがあるのので、懐かしく温泉へ。風呂は全然変わりないが、柱や張りを補強して有る。一番変わったのは、男女入り口が別で中に入れば一緒という、要するに混浴が、女性用湯船だけが仕切られていた。これが時代の流れなんでしょうか。こんな時間でも、4〜5人入っていました。人のことは言えないが...
 
24:00 寝る。
 1:00 新聞記者が、直ぐそばに居た祖父に対する取材が始まった。気になって寝られなく、聞き耳を立てて、聞き入っていた。別の記者も現れて、話は3時まで続いた。
 
     *前回のその1は、その寝ながらにして?の取材による物
 
**************************************************
  *取材記録、その3、子供二人を無事救出。
**************************************************
 
▼1994/6/14(火)
 
 3:00 昨日着いたら、何もしないでいきなり寝てしまった記者がトイレに起きた。そして帰ってきたら、いきなり出発すると言い出した。一同、トイレに向かってから、出発の準備を始めた。
 
 3:10 薄暗く夜が明けてきた中を、車3台で4人が、玉川温泉を出発。私だけが、昨日打ち上げた高台の入り口に戻り人工衛星車の準備。他のみんなは、現場に向かった。
 
 4:00 道路沿いの広場で準備していたら、タケノコ取りの人が続々と上がってくる。中には、ここで待ち合わせだがまだ来ないと言っている。そしたら、一人が車に近づいてきて、何をして居るんですかと私に訪ねる。今から中継するんですと言うと、うちの息子がお宅に勤めているという。よく聞いたら、私と同じ職場の親父さんでした。4人来ていると言うと、おにぎりとゆで卵を人数分、直ぐ食べれるわらびと、ジュンサイを置いていった。このおにぎりが後で役に立つ。
 
 5:00 人工衛星に、打ち上げテストをする。山の下を見ると、行方不明になった小学校の父兄らしい車が道路をふさぎ始める。マスコミの車もいっぱい居る。
 
 5:30 捜索開始風景を、CX・本社にVTR電送。
 5:54 10歳の男の子、無事発見の報。本社に連絡したいが、自動車電話が山で使えないため、温泉に盛んに車で走る。
 
 6:45 6歳の女の子は、男の子より深い山の中で発見された。深い沢の奥のため、救出に時間がかかる。
 
 8:00 二人とも、救急車で田沢湖町の町立病院に向かう。我々も、この現場での中継をあきらめ、42km離れた病院からの中継に切り替える。
 
 9:00 約1時間かかって、病院に到着。3名の応援スタッフと合流。合計7名となった。ここからの生中継の準備を始める。暇を見て、今朝もらったおにぎりを食べる。
 
11:48 ローカルニュースで、記者がレポートをして、その間に、昨日からの救出ドキュメントのVTRを流す。
 
12:00 生中継終了。撤収開始。
12:30 撤収も終了して、角館町のレストランに昼食に向かう。ここで初めて、まだ朝食を食べていない人が居ることに気が付く。そのせいか、7人で12人前を食べる。
 
13:30 食事も終わって、秋田に向けて出発。眠気を覚ますため、一同ガムをかじる。おまけに、ラジオをガンガン鳴らしたら、全然眠くなかった。
 
14:30 秋田到着。
15:30 後かたずけも終了して、眠いため早めに帰宅する。
 
                  あのお爺さんは、夜中、もう助からないと、
                 あきらめた発言をしていただけに、
                 二人とも無事発見されて良かった、良かった。
 
                  山の上で貰った、わらびとジュンサイは、
                 うちに帰って食べた。柔らかく、粘りがあっ
                 て美味しかった。ジュンサイも食べた。
 
■37 1994/7/6 田沢湖町 国民宿舎「駒草荘」 めざましテレビ「温泉達人への道」 仕事
 
************************************
 5日ぶりに田沢湖が見えたという、
  田沢湖高原「駒草荘」紀行
************************************
 
▼1994/7/6(水)
 
10:00 3台の車で、秋田市を出発。今回は中継車が、札幌にゴルフの応援に行っているため、小型中継車で出発。
 
12:00 田沢湖高原の「駒草荘」に到着。食堂が早く閉まると言うことで、まずは昼食から...ビール付牛丼ですっかりいい気分に...ここの支配人は、5年前の夢列島の取材でお世話になった人だった。
 
12:45 昼食が終わってそうそうに、みんな仕事を始めた。露天風呂を中心にクレーンカメラを含め3台のカメラをセッティングする。中継車と風呂が離れているため、セッティングに時間が掛かった。
 
14:30 セッティングが完了。なぜか、女子風呂の入り口から、内風呂・露天と移動しながら、リハーサル開始。その間は、入浴を止めて貰う。
 
16:00 いつになく、早くもリハーサル終了。6時の夕食まではまだ時間があるため、めいめいチェックインして過ごす。私は、他にやることがないので、やっぱり風呂に入る事にする。露天は昼に掃除のため抜いたばかりで湯量が少ない。田沢湖の眺めも、木が邪魔して良く見えない。その点女子風呂は良く見える? リハーサルでチェックしたから分かる。
 
 ●田沢湖町 国民宿舎「駒草荘」
 
18:00 宴会開始。私が持ち込んだ秋田清酒秋田晴の「百っこ天」を11人のスタッフみんなで飲む。
 
20:00 広間での宴会終了。それぞれの部屋で、2次会を...
21:00 もう寝てしまう。
 
                    明日は4時半起きだーーー
 
▼1994/7/6(水)
 
 4:30 起床。大露天風呂に直行。スタンバイ開始。
 5:30 リハーサル。
 5:55 「めざましテレビ」本番突入。
 5:57 @番組冒頭 各局リレー 20秒 駒ヶ岳が良く見える山に向かって、天気を紹介。朝から、田沢湖が良く見えているが、このとき突然、雨が降ってきた。
 
 6:13 A日本の窓 Part 1. 50秒
 6:37 B日本の窓 Part 2. 50秒 田沢湖名物のタケノコを紹介。
 
 7:30 C温泉中継「温泉の達人への道」 4分 男子、女子に分かれた入り口から、女子の内風呂から露天風呂を紹介。今回初めてクレーンカメラが登場。最後は、なぜかカメラマンの赤ふん入浴!!
 
 7:45 D各局おさらいリレー 15秒
 8:00 2時間にわたる生放送終了。撤収。
 8:45 食堂で、朝食。
 9:15 朝食が終了。お土産として、今朝テレビで紹介したタケノコのたまり漬け、小ナス漬け、クルミ、クルミ饅頭を買う。
 
 9:35 一台の車は、8/2の温泉中継の下見のため、湯沢市の大湯滝に向かう。その他の機材車は、秋田に向けて出発。
 
12:00 角館から六郷を通り、横手から湯沢市役所到着。そのまま、市役所観光課の職員の案内で、まずは、昼食のため「秋田いこいの村」に向かう。
 
12:30 「秋田いこいの村」の玄関で、パソネットのSYSOPさんと遭遇。稲庭うどんのざるうどんを食べる。
 
13:30 「秋田いこいの村」から三途の川を通り、川原毛地獄の駐車場へ、そこから、山道を川原毛大湯滝に降りていった。20分ほど歩いた、谷底にある。1km程上流で湧き出ているお湯と沢水が合流し、高さ20mの断崖から流れ落ちる、二筋の湯の大滝です。滝壷は豪快な天然の露天風呂。40度と、少し温めの湯で、暑いこれからがシーズン。以前ここから中継しているが、駐車場から500mのケーブル布線が必要。
 
14:30 下見が終わり、湯沢に戻って、横手から高速に乗り、一路秋田へ。
16:15 秋田到着。
 
                あまりのすごい山で、仕事はきつそうだが...
               もし、スタッフになったら、海パンを持っていこう。
 
■38 1994/8/1 湯沢市 川原毛大湯滝 めざましテレビ「温泉達人への道」 仕事
 
**********************************
 今年も夏休み返上!!
  猛暑の中、連続5日間お仕事
 湯沢市川原毛大湯滝紀行 その1
**********************************
 
▼1994/8/1(月)
 
 8:00 3台の車で秋田を出発。秋田自動車道で横手に、13号線で湯沢へ。
10:00 湯沢バイパス到着。山に入る前に、昼の弁当を買う。
10:45 三途川から川原毛地獄へ到着。どうも、2時間で着くと甘く見ていたようだ。2時間半はゆうに掛かる。
 
11:30 なんだかんだやっているうちに、昼近くなったんで、湯滝に降りる前に昼食とする。地獄の休み屋の下でも、入浴をしていた。源泉近くで熱くないかと聞いたら、水を混ぜて有るので丁度良いと...
 
12:30 人夫・アルバイト・社員と総出で、500mのカメラケーブルを2本、滝まで降ろす。初めは道に沿って布線したが、終わりの方は薮の崖を降ろした。
 
14:30 大体スタンバイが終了して、テストの段階にはいる。私は、人工衛星車の役目で、早めにテストして、今日の作業は終わりにした。
 
15:30 カメラテストという事で、山道を川原毛大湯滝に降りていった。20分ほど歩いた、谷底にある。1km程上流で湧き出ているお湯と沢水が合流し、高さ20mの断崖から流れ落ちる、二筋の湯の大滝です。
 
 滝壷は豪快な天然の露天風呂。40度と、少し温めの湯で、暑いこれからがシーズン。更衣室が有るんで、そこで海水パンツと取り替えて、入浴する。
 
 ここに来る前は、何で温泉に海水パンツと思っていたが、下見で見てからなるほどなと言うことで、来る前に用意していた。目の前でみんな仕事しているのに、私だけが入浴。まー、客が少ないんで桜のつもりで...
 
 ●湯沢市 川原毛大湯滝
 
 ここも渇水で、水が少なく、例年になく熱いという。いい湯加減だ!! 普段は、温めなんで夏しか入れないと言う。温泉は薄緑色で少しぬるっとしている。なめると酸っぱい、酸性だ。皮膚病に効くという、特に水虫に...
 
 滝壷の流れに流されないように、岩に捕まりながら入浴。カメラの視線を浴びることしきりで、後半は岩の陰に隠れて入浴。流れが打たせ湯風になり、滝の飛沫が激しい。滝壷を歩けば歩行欲だが、岩の上は、ぬるっと滑るので危険。私も滑ってすねを擦ってしまった。大したことはない。
 
16:30 リハーサルも終わり、私も機材を一つ持って、崖をあがる。現場に車2台を残して、秋田いこいの村に泊まりに行く。
 
17:00 部屋に入って、みんなは風呂に入りにいったが、私はさっき入ったんで、昼寝していた。ここの風呂は今工事中で、仮設風呂という。
 
18:00 夕食宴会開始。持ち込みの高清水と、爛漫を飲む。
19:30 連日の仕事で疲れていて、みんな居なくなる。とりあえず、それぞれ部屋で...
 
21:00 明日も早いということで、寝てしまう。
 
■39 1994/8/2 湯沢市 木地山高原温泉「秋田いこいの村」 めざましテレビ「温泉達人への道」 仕事
 
**********************************
 今年も夏休み返上!!
  猛暑の中、連続5日間お仕事
 湯沢市川原毛大湯滝紀行 その2
**********************************
 
▼1994/8/2(火)
 
 3:00 なぜか時間が気になって、寝られない。起床。
 3:30 まだ真っ暗な中、出発。
 3:45 川原毛地獄に到着。まだ真っ暗で、滝に降りられない。とりあえず、エンジンを駆けてアイドリングをする。
 
 4:30 ようやく明るくなってきて、滝に降りていった。
 5:30 リハーサル開始。
 5:55 「めざましテレビ」本番突入。
 5:57 @番組冒頭 各局リレー 20秒 滝壷の下流で、天気を紹介。
 6:13 A日本の窓 Part 1. 50秒 これから始まる、絵灯篭祭りを紹介。
 
 7:30 B温泉中継「温泉の達人への道」 4分 荘厳な湯の滝のロングから、滝壷のアップへ。佐々木恵子アナは、湯の温度・泉質・効能を紹介。最後は、滝壷に入って、滝に打たれて、絶叫!!
 
 7:55 C各局おさらいリレー 15秒
 8:00 2時間にわたる生放送終了。撤収開始。
 9:00 1kmのケーブルを撤収するのに大変だった。撤収終了。秋田いこいの村に戻る。
 
 9:30 ちょっと遅めの朝食。
10:00 汗もかいたし、昨日ここの風呂に入ってないということで、木の香りが漂う浴槽に浸かる。
 
 ●湯沢市 木地山高原温泉「秋田いこいの村」
 
10:25 秋田に向けて出発。
12:30 昼飯抜きで、秋田到着。
 
                    連続出張もこれで終わりという事で、
                   早めに自宅に帰って、昼寝していた。
                   しかし、よくも連続出張から、死なずに
                   帰ってこれた物だ??
 
■40 1994/8/3 雄和町 ふるさと温泉 個人 私用
 
 ●雄和町 ふるさと温泉「ユアシス」
 
■41 1994/8/16 皆瀬村 小安温泉郷「鶴泉荘」 めざましテレビ「温泉達人への道」 仕事
 
**************************************
 アウトドアの別天地!!
  皆瀬村「とことん山」紀行 その1
**************************************
 
▼1994/8/16(火)
 
 9:50 中継車など3台の車で、秋田を出発。
12:00 秋田自動車道で横手に降りて、湯沢市へ。皆瀬に入る前に昼食をと言うことで、支局のビルに駐車して、前のレストランで昼食。さすがに、支局の連中にばれてしまった。
 
12:45 昼食も終わって、皆瀬に向かう。途中の皆瀬ダムは空っぽ。
13:45 小安峡大憤湯の上の、とことん山に到着。既に、キャンプ場はいっぱいの人出で、予定の駐車場にも車が...
 
14:00 ようやく、駐車してスタンバイ開始。今回の温泉はキャンプ場の奥にあるため、駐車場から露天風呂まで200mカメラ4台と、共聴のケーブルと、長いケーブルを引き回した。もちろん、中継回線は人工衛星を使う。
 
16:00 スタンバイもようやく終わって、リハーサル開始。この時間になると、山のせいか、涼しくなってきた。
 
17:00 リハーサル終了。山の下の小安温泉郷「鶴泉荘」に向かう。去年完成したばかりの新館にはいる。旧館には渡り廊下で道路を超えて行くようになっている。温泉は地下1階で、小安峡が見える露天風呂もある。
 
外観 内湯 展望露天風呂
 
 ●皆瀬村 小安温泉郷「鶴泉荘」
 
18:15 食堂で夕食開始。上品な器に、少量多種のギャル受けする料理。
19:00 稲川町からお酒を持って、お客さんがやってきた。スタッフの友達らしい。
 
20:30 酒宴は予想外に長く続いた。旅館内で稲庭うどんを食べて解散。お客さんは、大きなキャンピングカーで、キャンプ場へ。次の朝居たので、もしかして酔っぱらい運転だったのでは?
 
21:30 明日、早いので寝る。
 
■42 1994/8/17 皆瀬村 小安温泉郷「とことん山」 めざましテレビ「温泉達人への道」 仕事
 
**************************************
 アウトドアの別天地!!
  皆瀬村「とことん山」紀行 その2
**************************************
 
▼1994/8/17(水)
 
 4:20 ぐっすり寝てしまって、起こされて起床。時間が無くて、ポーチだけを持って玄関に...
 
 4:30 5分で着く「とことん山」に出発。
 4:35 とりあえず、エンジンを駆けてアイドリングをする。その間に、タオルを一本持って露天風呂に向かう。途中のキャンプ場はまだ寝ている。起こさないように静かに歩く。男子風呂は清掃中で、入り口がロック。崖を降りて裏に回ってみると、3段目の湯船にお湯を張っている最中だった。カメラマンもまだ来ていなし、これはチャンスと、薄暗い中入ってみる。1段目は丁度良い湯加減で、眠気を覚ます。2段目はまだぬるい。3段目は入れない。
 
 ●皆瀬村 「とことん山」 管理事務所
 
 5:30 リハーサル開始。CXへのNTT専用線が、何か動物に噛み切られたようだ。代替えとして、衛星回線を使う。
 
 5:55 「めざましテレビ」本番突入。
 5:57 @番組冒頭 各局リレー 20秒 キャンプ場で、天気を紹介。
 
 6:13 A日本の窓 Part 1. 50秒 グラススキー・フィールドアスレチック・森林浴・MTBなどキャンプ生活を紹介。
 
 7:30 B温泉中継「温泉の達人への道」 4分 レポータはロープスロープで登場。羽後町の西馬音内盆踊りをVTRで紹介している間に、露天風呂内に...1段目の板風呂から、2段目の岩風呂、3段目の風呂ではお客さんにインタビュー。県外客が多い。
 
 7:55 C各局おさらいリレー 15秒
 8:00 2時間にわたる生放送終了。撤収開始。
 9:00 1kmのケーブルを撤収するのに大変だった。撤収終了。鶴泉荘に戻って、ちょっと遅めの朝食。
 
 9:30 汗もかいたし、地下1階の風呂に入る。入り終わってから、旧館にも風呂があることが判明。残念!!
 
10:00 秋田に向けて出発。シートが熱くなってきて、西仙北SAで休憩。
12:30 昼飯抜きで、秋田到着。機材整理。
13:30 八橋のそば屋で、一同昼食。
 
                      早めに帰宅して、昼寝する。
 
■43 1994/9/3 大森町 大森温泉「さくら荘」 大森町体育館 綱引き大会 仕事
 
*********************************
 大森町町民体育館で綱引き。
  「山内杜氏」買い物紀行??
*********************************
 
 *毎年、平鹿郡西部綱引き協会と秋田県綱引き連盟大森支部が主催して、今年で5回になると言う。地味な綱引き大会である。今年も、秋田県はもとより、東北六県から、男子32チーム、女子9チームが参加して、東北セキスイカップという冠が付いて開かれた。初めは4チームによるリーグ戦をやる。そこで上位2チームと、下位2チームに分かれてトーナメント戦をやる。この模様を実況中継した。
 
▼1994/9/3(土) *私の誕生日。
 
13:00 今日はゆっくり出社。機材を積み込む。
13:30 大森町に向けて出発。秋田自動車道・大曲インターで降りて、大森へ。
14:30 大森町町民体育館に到着。横手支局の連中が、なぜか1時から到着を待っていたという。スタンバイ開始。
 
15:45 簡単なセットで、早くもスタンバイ終了。直ぐ向かいの町営「桜荘」に向かう。ここでびっくり!! 10畳の部屋が4つ続いた部屋で、15人が雑魚寝!!
 
16:30 ちょっとひと休みしてから、風呂に入る。若い連中は、グランドでサッカーの練習。
 
 ●大森町 大森温泉・林業者等休養センター「さくら荘」
 
17:00 スタッフ一同打ち合わせ。
17:50 6時からの夕食の支度がまだのようで、我慢しきれず、部屋で持ち込みの酒を飲み始める。
 
18:00 待ちに待った夕食。メインの酒は、なぜか本醸造「山内杜氏」。山内村では、売り切れて予約待ちというのに、山内村には酒屋がないから、ここ大森町で造っているから有るのだろうか? 15人で一升だから、あっと言う間に無くなった。後は、誰も飲まなくて余っているビール・焼酎を飲む。最後になって、あの有名な大森ワインが出てきた。
 
・1992/06/13
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 杜氏の出身地として知られる山内村に、待望の地酒が誕生した。その名は「山内杜氏」。この酒は山内出身の杜氏組合が、山内杜氏のいる大森町の大納川の醸造元、備前酒造本店に発注した物。

 「山内杜氏」  純米酒  720ml  2,200円
         本醸造  1.8l   2,000円

 醸造場所は大森町だが、米、水、杜氏はいずれも山内産にこだわった。味は両方とも辛口という。山内村の酒販店を中心に発売する。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 一昨年の6月13日に初めて発売となり、あっと言う間に売りきれとなった「山内杜氏」。おかげで、幻の酒と言われた。去年は、仕込量を増やして、分割して発売。6・7・11月と発売。今年はもっと増やしたのか?
 
 *その本醸造を室温で飲んでみると、香りが良くて何か昔の酒の香りのような...まさにビリットくる辛口だ。燗すると口の中一杯に芳醇な香りが広がり、常温や冷やしてもいける万能タイプ。
 
20:00 部屋に帰って2次会。そのうち麻雀を始める物、直ぐ寝てしまう物といろいろで、大部屋は大騒ぎ。麻雀は12時頃までやっていたという。
 
▼1994/9/4(日)
 
 6:00 年寄りが多い物で、朝早くからうるさい。
 6:30 起床。さっそく風呂にはいる。
 7:00 朝食。
 8:00 みんな早い物で、予定に時間前に、向かいの体育館に、歩いて向かう。スタンバイ開始。もう既に、選手が着いていて、受け付け開始状態。昨日、酒屋に買い出しに行ったら、山の下の酒屋に「山内杜氏」があったという。暇なドライバーが、みんなから注文を取って、買いに行った。
 
 私は、
  「山内杜氏」  純米酒  720ml 2本
          本醸造  1.8l  1本
を買って貰う。
 
 買ってきたら、私だけが純米酒を買ったので、大騒ぎ!! 本醸造だけで、純米酒があるのを知らなかったようだ。
 
 9:30 開会式収録。
10:00 競技開始。予選リーグから収録していく。
11:30 収録が一段落して、昼食。
12:40 トーナメント開始。
14:45 全ての競技終了。閉会式。
15:00 閉会式終了。撤収開始。
15:30 撤収終了。秋田に向けて出発。
16:30 秋田に到着。
 
 *普通の大会は、トーナメントだけで、1回負ければもう終わり。処がこの大会は、リーグ戦があるから、最低4回試合をする。参加チームにしてみれば、これからのシーズンに備えた夏の合宿みたいな物...
 
                    早速、「山内杜氏」純米酒720mlを
                   家に帰って飲んだ、癖がなく軽い味で、
                   フルーティーだった。
 
■44 1994/10/2 小坂町 ニュー十和田カルデラ 十和田湖畔「聖救主礼拝堂」 めざましテレビ 仕事
 
**********************************
 初秋の十和田湖畔・聖救主礼拝堂
  めざましテレビ中継紀行。
**********************************
 
 *十和田湖に礼拝堂が建てられてから80年になるらしいが、ここに移ったのが昭和25年頃で、信者が毎年の夏、礼拝に訪れるという。地元の人でもほとんど知られていない。10/1(土)、ここで初めて結婚式が行われた。
 
▼1994/10/2(日)
 
 7:30 日曜というのに、こんな早く出社。出発の準備をする。
 8:00 3台の車で、秋田を出発。一路、十和田湖へ。大型の中継車は、7号線の能代経由で...一般車の2台は、285号線の森吉経由で...大館から樹海ラインで小坂町へ。ここで合流して、十和田湖へ。
 
11:30 途中、ドライブインがあったが、まだ早いとのことで、休屋まで来てしまった。JRバスセンターの2階で昼食。ざるそばを頼んだら、冷蔵庫から出したてのような、冷たいそばが来た。冷たすぎて味がわかんないくらい。
 
12:30 休屋とは反対の、小坂町鉛山に到着。民宿の駐車場を借りる。人工衛星が受かる場所を探す。要するに、南の空が開けている場所。駐車場所が決まって、一同礼拝堂に行く。湖畔の遊歩道を300m程行くと、ひっそりと礼拝堂がある。車が入っていけない道だ。
 
13:00 スタンバイ開始。カメラケーブルを350m2本を引っ張る。
14:00 別の班が、昨日の結婚式を取材したVTRの編集にはいる。その間暇。編集する時間をつくるために早く来たみたい。
 
15:30 リハーサルを行う。
16:00 今日の作業は全部終了して、1.5キロほど先の「ニュー十和田カルデラ」に入る。7年前に、大家族と来て泊まったことがある。
 
   
 
 ●小坂町 「ニュー十和田カルデラ」
  *今年(2001年)限りで閉店。
 
16:30 早速、風呂の入り、部屋でビールを飲む。
17:30 食堂で一同夕食。名物のニジマスの刺身を食べる。宿の酒はなぜか高清水。
 
19:30 部屋に帰って2次会。
21:00? 明日早いので、早々に寝る。
 
▼1994/10/3(月)
 
 4:15 起床。外はまだ暗い。日が短くなった物だ。
 4:30 現場に到着。発電器のエンジンを掛ける。
 5:00 休屋方向の山の上が、うっすら明るくなってきた。まだ薄暗い湖と対照的で、すばらしい絵になる光景だ。今朝は、珍しく霧がかかっていない。
 
 5:30 太陽も山の上に登って、ようやく明るくなってきた。
 5:30 リハーサル開始。
 5:55 「めざましテレビ」本番突入。
 5:57 @番組冒頭 各局リレー 20秒 湖畔の波打ち際で、天気を紹介。
 
 6:13 A日本の窓 Part 1. 50秒 きりたんぽ料理の本場、大館・比内が近いので、比内地鶏などの材料を紹介。
 
 7:45 B列島対決 3分 一昨日の結婚式のVTRを見せながら、式の様子と、礼拝堂を紹介。
 
 7:55 C各局おさらいリレー 15秒
 8:00 2時間にわたる生放送終了。撤収開始。
 9:00 撤収も終わって、宿で遅い朝食。
10:00 秋田に向けて出発。大館から7号線を南下。
12:30 能代の中華レストランで昼食。柔らかい焼きそばを食べる。
14:30 大潟村経由で、秋田に着く。
 
                  ニジマスの甘露煮を、お土産に買ってきた。
                 ごく一部だけ紅葉していたけど、後2週間で
                 観光シーズンの最盛期となる。
 
■45'1994/10/6 藤里町 「ゆとりあ藤里」 「大野台ゴルフクラブ」ゴルフ中継 仕事
 
********************************
 藤里町まで泊まりに行った。
  合川町「大野台GC」紀行。
********************************
 
▼1994/10/6(木)
 
 7:00 秋田本社集合。4トントラックに機材積み込み。
 7:30 4台の車で合川町「大野台GC」にむけて出発。7号線を北上。飯田川町から、285号線で五城目を抜け、上小阿仁村から285を離れ合川町へ。こっち方面は良く来るんだけど、合川町にはしばらくぶりに入った。ここから「大野台GC」まで18kmと言うから案内標識が無くて、暫く迷ったが、ほとんど感で走っていた。10キロぐらい走ってから案内板が現た。処が、赤い帯に残りキロ数が書いて有り、小さい矢印が、交差点の度に良く見ないと、どっちに曲がればよいのか分からない。
 
 9:00 やっとの思いで、「大野台GC」に到着。早速、下見した後、スタンバイ開始。
 
12:30 ほとんど、スタンバイが終わって、最終調整の段階。弁当で、少し遅い昼食。
 
13:30 午前中で残った、最終調整を再会。2時頃には、ほとんど終わった。処が、カメラ2台が大阪に行っていて、今日4時頃こちらに着く。
 
15:30 最小のスタッフを残して、宿泊場所の藤里町に向かう。
16:00 藤里町の温泉施設「ゆとりあ藤里」に到着。
 
 *去年の7月に民謡の取材で来た時に、温泉だけが完成していて、風呂にも入った。今年7月15日には宿泊施設が完成して、取材に来たが、風呂に入らずに帰った。
 
 ●藤里町 「ゆとりあ藤里」
 
16:30 早速、大浴場の風呂に入る。サウナなど、いろいろ入ってみる。
17:15 まだ食事には時間があるとのことで、部屋に帰ってビールで乾杯。
18:30 残りのスタッフもやってきて、みんなで会食。
20:30 一番広い部屋で、2次会。
23:00 明日も早いとのことで、自分の部屋に帰って寝る。
 
▼1994/10/7(金)
 
 5:00 起床。まだ外は暗い。
 5:30 顔だけ洗って、髭も・歯も磨かず出発。
 6:00 ゴルフ場到着。早速、エンジンを掛けてスタンバイ。
 7:30 スタンバイアップ。今回はショートホールの全プレーイと、ロングホールのドラコンのみ収録。
 
 8:00 スタート。
 8:15 11番ホールに第1組が現れ、収録開始。ショートホールは、詰まっているため、休み無しにプレイが続行される。
 
12:00 スタッフは、換われるところは交代したり、仕事をしながら食べたり。
 
14:30 45組の地獄の収録が終わって、撤収開始。
15:20 撤収も終了して、秋田に向けて出発。帰りもやっぱり、あちこち道に迷いながら、30分掛かって、285号線に出る。案の定秋田市の追分と、蛭根で渋滞に遭い。
 
18:20 3時間コースで、ようやくの思いで、秋田に着いた。
 
■45 1994/10/26 田沢湖町 乳頭温泉郷「鶴の湯」 めざましテレビ「温泉達人への道」 仕事
 
*******************************************
 紅葉の真っ最中!! 田沢湖町乳頭温泉郷
 「鶴の湯温泉」紀行  その1
*******************************************
 
 *4月から始まった「めざましテレビ」の「温泉達人への道」は、秋田から毎月1回放送してきた。今回は、紅葉の真っ最中の田沢湖町の乳頭温泉郷「鶴の湯温泉」からの中継である。3年ぐらい前の、夢列島以来である。
 
▼1994/10/26(水)
 
 9:00 出社。機材を車に積み込む。
 9:30 車3台で秋田を出発。13号線から46号線に入り、角館町から田沢湖町へ。
 
11:15 田沢湖町のドライブイン「宝川」に到着。まだ早い昼食と言うことで、みんな時間の掛かる釜飯を注文。
 
11:45 お土産を見たりして、暇をつぶしてようやく出来てきた。
12:15 昼食も終わって、田沢高原の先の乳頭温泉郷へ。
13:00 鶴の湯峡に降りていく途中、真黄色に紅葉した山に日が当たり、紅葉がきれい。約4kmを紅葉を眺めながらゆっくり降りていった。後ろから大型中継車が来るが、道が狭く対向できないため、無線機で対向車情報を送る。やっとの思いで、乳頭温泉郷「鶴の湯温泉」に着いた。
 
 
入り口 天然露天風呂 
 
 ●田沢湖町 乳頭温泉郷 「鶴ノ湯」
  ・〒014-12
  ・住所:秋田県仙北郡田沢湖町先達沢国有林50
  ・TEL:0187−46−2139
  ・FAX:0187−46−2761
 
13:30 現場を下見して、スタンバイ開始する。
14:30 スタンバイアップして、しばらく休憩。観光客が次から次へと来るが、ほとんどが風呂に入らずに見て行くだけ。入っても、更衣室から入れるのは2カ所だけ。後の3カ所は、外にいたんで出ないと入れない。その時に観光客に見られてしまう。これこそほんとにひなびた温泉である。
 
15:00 リハーサル開始。本陣の紹介から、露天風呂に向かって歩いてレポート。露天風呂では入浴客にインタビューする算段。
 
16:00 リハーサルが終了して、機材を整理。やく2km戻って、今年出来たばかりの別館「山の宿」へ、チェックイン。
 
 
 ●鶴ノ湯別館 「山の宿」
  ・〒014-1200
  ・秋田県仙北郡田沢湖町先達沢湯ノ岱1−1
  ・TEL:0187-46-2100
  ・FAX:0187-46-2800
 
17:00 食事前に風呂に入ろうとのことで、温泉のバスでまた鶴の湯へ。30分くらいの予定で一同入浴する。内風呂がつながっている「白湯」「黒湯」で着替えして、入浴。露天風呂へは、一旦外に出て入浴。暗いので平気だが、昼間だとちょっと抵抗がある。下から沸いていて、砂利を敷いてあるから、歩行欲にもなる。隣の打たせ湯は、暑くてそうそうに止めた。最後は「中の湯」である。全部で5カ所だ。女性用も同じ数だけ有るんだけれども、一旦外に出ないと行けないので、ちょっと大変。私にはどれも同じ泉質に見えたが...
 
17:50 温泉のバスで宿に引き返す。
18:30 炭火の囲炉裏で3組に分かれて、宴会開始。炉端焼きに、お膳に、山芋鍋。最後は、おじやまで... 酒はビールに、1升瓶そのまま、燗、冷酒の3種類。最後にはやかんに金茸を入れた骨酒まで現れた。みんなよく飲む。人のことは言えないが...
 
20:30 宴会も終わって、部屋で2次会。
22:00 明日も早いと言うことで、麻雀やってる連中を残して寝てしまう。
 
********************************
  出張ついでにさらに能代へ。
********************************
 
▼1994/10/27(木)
 
 4:15 外はまだ暗いというのに、起床。
 4:30 歯も磨かず、顔も洗わずに、なぜかタオル1枚だけ持って出発。5分ほどで到着。早速、準備にとりかかる。しかし、暗くて何もできない。そこで、いきなり「温泉達人」の裏技、カメラの居ない温泉に入ってしまう。ところが、そこにはもう先客が居たのだ!! この技は、良くやる技だが、浴槽が1つしかないところでは出来ない。なぜなら、仕事もしないで入浴していることが、カメラマンにばれてしまうからだ!!
 
 5:30 スタンバイ完了。私の音声席は、食堂の一角で、窓を開けると露天風呂が良く見える場所なのだ。リハーサルも開始。
 
 5:55 「めざましテレビ」本番突入。
 5:57 @番組冒頭 各局リレー 20秒 水車の前で、天気を紹介。
 6:13 A日本の窓 Part 1. 50秒 茸だったかな? 紹介
 7:30 B温泉中継「温泉達人への道」 4分 田沢湖の紅葉VTRから入り、秋田藩主佐竹公も訪れたという、かやぶき屋根の「本陣」から紹介。そして、水車のVTRの間に、佐々木恵子レポーターは露天風呂に移動していき、20人ほど入ったお客さんにインタビュー。何とそこには外人の親子が居た。残念なことに、前の日に見つけた、ニューヨークからの女性客も居たんだけど、断られたようだ!! レポーターは、入浴=ニューヨークの洒落を言いそこねた。
 
 7:55 C各局おさらいリレー 15秒
 8:00 2時間にわたる生放送終了。撤収開始。
 9:00 2km程離れた「山の宿」に戻って、朝食。
 9:30 早々に、帰りは私が運転して、秋田に向けて出発。途中、角館を過ぎたあたりで、眠気が差してきて、危ない場面も。気力で、眠気を吹き飛ばす。隣では気持ちよく寝ている。
 
11:30 秋田に到着。機材を整理して、みんなは昼食に向かう。
12:00 私はあまりの眠たさに、昼食よりも寝てしまう。
12:40 食堂でラーメンの昼食。
13:00 11/3、能代の文化会館で行われるクボタ民謡公開録画の下見に出発。
 
14:30 昭和町・大潟村の能面道路経由で、能代文化会館に到着。下見。
15:00 直ぐ近くの能代支局に行く。暫く雑談。
15:45 秋田に向けて出発。
17:00 行きも帰りも後ろの席で寝ていたんだけど、なぜか寝られないうちに、秋田に到着。
 
17:30 あまり疲れたんで、早々に帰宅する。
 
                    宿の主人からいっぱい茸を貰ってきた。
                   私には、ムキ茸が大鍋1杯分もきた。
                   皮をむいてから、醤油で煮込んで食べる。
 
■46 1994/11/23 青森県深浦町 不老不死温泉 めざましテレビ「温泉達人への道」 仕事
 
*******************************************
 日本海が目の前!! 青森県深浦町
  「黄金崎不老不死温泉」紀行
*******************************************
 
 *4月から始まった「めざましテレビ」の「温泉達人への道」は、秋田から毎月1回放送してきた。今回は、日本海が目の前の青森県深浦町「黄金崎不老不死温泉」からの中継である。この先の千畳敷海岸には何度か行っているが、途中、ここが気になっていた、念願の温泉である。
 
1994/11/23(祝)《勤労感謝の日》
 
 9:00 出社。機材を車に積み込む。
10:00 車2台で秋田を出発。能代で7号線から101号線に入り、八森町へ。
11:40 八森町の101号線沿いのドライブインに到着。中トロの刺身や海老の天ぷら、サラダなど800円とは思えない豪華版で、秋田市だったら1,500円でもおかしくない。入るときは誰もいなかったのに、A*Tの看板の入った車を3台も置いたら、なぜかお客さんが増えて、満員になってきた。
 
12:30 あまりの満員に、早々に引き上げた。さらに、五能線沿いを北上。
13:30 岩崎村の町並みを過ぎて、灯台が見えるところから、海岸に降りていく。そこの行き止まりに、「黄金崎不老不死温泉」がある。山の上が新館で、その下に本館(旧館)がある。その奥の波打ち際に露天風呂がある。コンクリで造り、源泉からお湯を引いている。この日は風があって寒い、湯加減はぬるめでとても入れない。現場を下見して、スタンバイを開始する。
 
 
外観 波打ち際露天風呂
 
 ●青森県深浦町 「黄金崎不老不死温泉」
  ・〒038-2327
  ・青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15
  ・TEL:0173-74-3500(代)
  ・FAX:0173-74-3540
   *津軽国定公園 舮作(へなし)海岸
   *五能線舮作(へなし)駅近く
 
15:00 風が強くて、あまりの寒さに早めにリハーサル開始。
16:30 リハーサルが終了して帰るところに、本館のお客さんが、露天風呂に向かった。この寒さに大丈夫かな? 勇気ある行動だ!! 高台にある新館に、チェックイン。早速、露天風呂は止めて、内風呂に入る。温泉はあったか目で、まっ茶色。そしてショッパイ。泉質は、鉄分の含んだ、ナトリュウム塩化物・硫酸塩泉である。近くの八森町、「八森湯っこランド」と「ハタハタ館」が同じである。風呂上がりに部屋でビルで乾杯。旨い!!
 
18:00 日本間にお膳で、宴会開始。酒は刈穂の吟醸酒を持ち込んで、飲み干し。宿に追加したら、秋田山があるという。ここまで来て秋田の酒を飲むこともないとのことで、さらに探して貰ったら、「夕陽海岸」と言うのがあった。深浦町の観光用の地酒で、甘口である。
 
20:30 長い宴会も終わって、部屋で2次会。
23:00 ここでも会話が弾んで、こんな時間に... 明日も早いと言うことで、寝てしまう。
 
▼1994/11/24(木)
 
 4:00 外はまだ暗いというのに、起床。
 4:30 昨日の日没から輝いている漁り火を見ながら、徒歩で階段を下り現場に到着。早速、準備にとりかかる。今回は露天風呂だけに、仕事前の入浴「温泉達人」の裏技は出来なかった? 天気は、昨日の寒さとはうって変わって、無風で暖かい。
 
 5:30 スタンバイ完了。私の音声席は、中継車の助手席で、窓を覗くと海と露天風呂が良く見える場所なのだ。リハーサルも開始。
 
 5:55 「めざましテレビ」本番突入。
 5:57 @番組冒頭 各局リレー 20秒 露天風呂の前で、天気を紹介。
 6:13 A日本の窓 Part 1. 50秒 VTRを交えて? 紹介。ネタを忘れてしまった。
 
 7:30 B温泉中継「温泉達人への道」 4分 五能線のあの長い岩舘陸橋VTRから入り、日本海が大荒れになると、波が打ち寄せ入れなくなると言う、「黄金崎不老不死温泉」を紹介した。
 
 7:55 C各局おさらいリレー 15秒
 8:00 2時間にわたる生放送終了。撤収開始。
 8:30 宿に戻って、朝食。その後、念願の露天風呂に入浴。
10:00 早々に、帰りは私が運転して、秋田に向けて出発。
12:00 昭和町の明水亭で、豚骨ラーメンの昼食。
13:30 秋田に到着。機材を整理。
16:00 帰宅。私はあまりの眠たさに、寝てしまう。
 
■47 1994/12/4 六郷町 六郷温泉「あったか山」 義父・義母同行 個人 私用
 
***************************************
 六郷温泉「あったか山」に行って来た。
***************************************
 
▼1994/11/27(日)
 
 今年の5月頃開業した、仙北郡六郷町の温泉「あったか山」に行って来た。昼頃行ったけれども、駐車場がいっぱいなくらいに、満員だった。休憩室やロビーも満員で、処かまわず座っていた。言葉から察すると、ほとんどが近くの人で、新しいこともあって可成り利用しているようである。
 
 泉質は無色透明のナトリウム・カルシウム−硫酸塩泉で、いわゆる強アルカリ泉である。浴室の種類は全身浴、打たせ湯、気泡浴、露天風呂の4種類。圧力があって打たせ湯が良かった。これで肩こりが解消!! 洗い場も全部シャワー付で10ぐらい。更衣室にはドライヤーが1個だけ有った。あまりお客さんが多いんで、最近、盗難が多いと言う。貴重品は持っていかない方が...
 
 ●六郷町 六郷温泉「あったか山」
 
                    近くには、千畑町、太田町、仙南村、
                   仙北町と多いんだけれども、六郷町のが
                   新しいこともあって、大分客が取られて
                   いるという。太田町、仙北町はまだ行っ
                   てないが...
 
■48 1994/12/5 田沢湖町 水沢温泉郷「水沢山荘」 めざましテレビ「温泉達人への道」 仕事
 
********************************
 1mの深さの露天風呂!!
  田沢湖町 「水沢温泉」紀行
********************************
 
 *今月の「めざましテレビ」の「温泉達人への道」は、1mの深さがある露天風呂、田沢湖町「水沢温泉」からの中継である。ここは何度も来ているが、今までは青荷山荘かミナミに泊まっていた。今回は温泉と同じ経営の水沢山荘に泊まった。処がここに行く前に若美町で、一仕事有ったのだ。
 
▼1994/12/05(月)
 
 7:45 出社。機材を車に積み込む。
 8:00 14トンの大型中継車と、屋根の上に大きなお椀が乗った衛星中継車で秋田を出発。男鹿街道から、大潟村に向かう途中、若美町の方に折れる。役場を過ぎてJA若美へ。昔の琴浜農協である。
 
 9:15 JAわかみのチューリップ採花場に到着。スタンバイ開始。
11:20 県政の対談番組を収録。
12:15 撤収も終了して出発。今日は時間が無くて、あらかじめAコープから買って於いた弁当を食べながら移動。JAわかみのAコープの弁当を8個も買い占めてしまった。その後買いに行った方、御免なさい。また秋田市に戻って会社には寄らずに、産業道路から茨島とバイパス。だんだん雪が降ってきた中13号線の協和町から、46号線で田沢湖町へ。
 
15:20 田沢高原に向かう途中の水沢温泉に着いたら、30cm位の積雪で、温泉内の道路は圧雪状態。14トンの中継車は、スノータイヤでは最後の坂が上がれない。チェーンを巻いてようやく到着。スタンバイ開始。
 
16:30 いつもより遅い時間となってしまったが、もう暗くなってきたので、急いでリハーサル開始。
 
17:30 リハーサルが終了して、200m離れた、同じ経営の山荘にチェックイン。ここにも内風呂と、露天風呂がある。広くてなかなかいい感じの風呂だった。露天は雪が降っていて、寒い。湯船の上は凍るような冷たさだが、風呂にはいると暖かくて気持ちいい。
 
外観 内湯 露天風呂
 
 ●田沢湖町 水沢温泉郷「元湯 水沢山荘」
  ・TEL:0187ー46ー2341
 
18:30 食堂で宴会開始。持ち込みの吟醸酒「秀よし」で乾杯。ちょと甘めである。出羽鶴の生もあったので飲んだ。
 
20:00 宴会も終わって、みんな風呂に行ったんで、暫くロビーで新聞を読んでいた。
 
20:30 部屋にウイスキーを頼んで、2次会。風呂に入りに行ったら、露天風呂は吹雪で首から上が寒くてあがれない。
 
***********************************
 もう雪に埋まっている露天風呂!!
***********************************
 
24:00 またもや話が弾んで、こんな時間に...
 
▼1994/12/6(火)
 
 4:20 外はまだ暗いというのに、起床。
 4:30 徒歩で現場に向かう。雪に囲まれた温泉は、さすがに寒い。雪の中、準備を始める。あまりの寒さに、スッタフの目を逃れながら、奥の内風呂に入浴。仕事前の入浴「温泉達人」の裏技である。
 
 5:30 スタンバイ完了。私の音声席は、男子風呂ののれんの前の廊下である。
 
 5:55 「めざましテレビ」本番突入。
 5:57 @番組冒頭 各局リレー 20秒 温泉の玄関前で、天気を紹介。
 
 6:13 A日本の窓 Part 1. 50秒 VTRを交えて? 紹介。ネタを忘れてしまった。
 
 7:30 B温泉中継「温泉達人への道」 4分 玉川をせき止めた宝仙湖のVTRから入り、湯煙に囲まれた広い内風呂が2つある。その内風呂から紹介して、露天風呂へ。ここは雪に囲まれて、冬の佇まい。湯治客に入って貰う。あまりの広さに従業員まで入って貰う。
 
露天風呂 外観 露天風呂
 
 ●田沢湖町 水沢温泉郷「露天風呂 水沢温泉」
   〒014-1201
   ・住所:秋田県仙北郡田沢湖町生保内字下高野73-15
   ・TEL:0187-46-2111
   ・FAX:0187-46-2112
   ●営業時間  午前8時〜午後8時まで
   ●休業    年末年始休業
   ●入浴料 大人 400円 小人 200円
   ●宿泊設備 湯治用設備有り、別棟に同じ経営の「水沢山荘」有り
   ★浴室の種類 男女とも、露天風呂2つ、室内風呂2つ
   ★泉質   含硫黄−カルシウム・マグネシウム−硫酸塩・塩化物泉
         (硫化水素型)−低調性中性高温泉
   ★湧出量  毎分663g(自然湧出)
   ★泉温    48℃
   ★浴用の適応症 高血圧、動脈硬化、切り傷、慢性皮膚症、神経痛、
           慢性婦人病、くじき、冷え症、疲労回復
 
 7:55 C各局おさらいリレー 15秒
 8:00 2時間にわたる生放送終了。撤収開始。
 8:30 宿に戻って、朝食。昨日は夜で寒いこともあって、宿の露天風呂に入ったが、今日中継した念願の露天風呂に入浴。
 
10:00 中継車の助手席で居眠りしながら、秋田に向けて出発。
12:30 秋田に到着。機材を整理。
13:00 社員食堂化しているそばやに昼食に。
15:00 帰宅。私はあまりの眠たさに、寝てしまう。
 
               今回の紀行では、3回風呂に入りました。
 
                           Ksymbol