★東京・丸の内/伊豆方面 三泊四日紀行★
 
 *秋田市新屋で生まれ・育って、首都圏に在住する者で組織する「新屋郷土会」に、2010年4月に新屋で行われた「新屋郷土会観桜ツアー歓迎会」と、2010年7月に東京で行われた「新屋郷土会の暑気払い」、2011年1月の「新春懇親会」に参加した。それ以来、「新春懇親会」の参加は6度目である。私は元々、ここのホームページとリンクを張っており、2003年頃から旧知の仲となっていた。
 
 *「勝平三角沼の会」の会長から電話があり、新屋郷土会で講演をすることになり、プレゼンの作成に協力してくれとの要請があった。元々200枚の物が有り、66枚に縮小して、何回かの打ち合わせを重ね、プレゼンが出来上がった。
 
 これと平行して、新屋郷土会から校歌・応援歌のプレゼンの依頼があった。こちらは、PDFでも良いような物だったが、前に同期会で校歌をやったことがあったので、本格的にパワーポイントで作成してしまった。
 
 *去年5月以来の東京紀行だが、今回は小・中学校時代の同級生の薦めもあって、泊まりとした。ところが、新屋駅で大人の休日倶楽部で切符を買ったら、四日間JR東日本乗り放題となっていた。いわゆるパスである。しばらく悩んだが、思い切って伊豆まで行くことにした。だが、好みの宿が見つからない。JTBのサイトまで行ってようやく見つかり、三泊四日の旅となった。
 
 
●東京・丸の内/伊豆方面 三泊四日紀行 2016/01/30(土) *1日目
 
 ・新屋(自宅)→秋田駅→東京・丸の内→新宿・歌舞伎町(ホテル)
 
06:20  マイナス1度と比較的暖かい中、同行者の車の迎えを待っていた。ユニクロのハーフコートにヒートテックで堅め、雪国用の革靴で、東京仕様である。20分ほどでこまち駐車場に着いた。
 
07:15  秋田駅で、鶏飯弁当とお茶、新聞・金満も買って、秋田新幹線こまち10号に乗り込む。大きなトランクの置き場所に困って、トランク庫を探したがなさそうで、車両最後部座席の隙間に置いた。降りるときには、キャスターを下にしたので、移動していたようである。刈和野あたりから雪が多くなってくる。雪の山を眺めながら、弁当を食べた。大曲あたりから満席となった。
 
 仙台や福島までは、よく新幹線を使うが、東京まではほとんど飛行機である。今回は丸の内と言うことで、新幹線を使った。あいにく太平洋側は雪で霞んでいた。秋田で言う淡雪である。ICレコーダでジャズを聴きながら、これを書き込む。
ICレコーダ ノートパソコン(鞄に入るくらい小さくなった)
 
11:04  定刻通りに東京駅着。去年の5月以来である。2度改札口を出て、ようやく北口に到着。今日は東京にしては寒い。目的のビルの手前で、見覚えのあるビルを発見!! 日本工業倶楽部を見つける。昭和43年頃に、ここにお琴の演奏会を録音に来たのである。目的のビルは、これを避けるように建てられた三菱UFJ信託銀行本店ビルだった。
三菱UFJ信託銀行本店ビル
 
 ▼「欧風ダイニング ポールスター」
  ・東京都千代田区丸の内1-4-5 
  ・JR東京駅丸の内北口
  ・三菱UFJ信託銀行本店ビル地下一階
 
11:25  地下一階のレストラン「欧風ダイニングポールスター」に着いた。皆さんまだこれからのようで、着席する前にお楽しみ会用の景品が渡された。幹事に頼まれて私が手配したのである。
 
・酔楽天 お酒=新屋衆 金印 一升
  〃 お酒=ヨーイトナ 一升
  〃 浅舞漬け物 各種
・森九商店 醤油 1L
  〃 味噌 1Kg
・セレステ 新屋縁(ゆかり) お菓子セット
・幸運堂 秋田諸越+丸鯛
・大門商店 佐七=塩汁 360ml
  〃 燻りがっこ
  〃 干し餅
・生協茨島店 檜山納豆つぶ 3個パック
  〃 しらす佃煮
  〃 ワカサギ甘露煮
 
12:05  定刻より少し遅れて、新屋郷土会の「新春懇親会」が、始まった。
 
 ▼開会挨拶 新屋郷土会長
 
 ▼総会議題(収支決算報告、会計監査報告、事業計画案、予算案、役員改選、その他)
 
 ▼来賓挨拶 2名
 
 今回はゲストとして、「勝平三角沼の会」で会長の横山邦夫さんが、 「勝平三角沼の会」と題して、ミニ講演した。
 
 ▼講演 「勝平三角沼の会」
 
 勝平も同じ新屋で、学校も同じ時代があった。私もこれに一役絡んでいて、スクリーン以外はすべて持ち込みで、67枚のプレゼンのチェンジ役をしていた。写真が続く時には、こちらからどんどん進んで、あっという間の約20分で終わったと思う。
★プレゼンテーション『三角沼の会』(PDF=67枚)
 
13:00  会が始まって一時間後、ようやく乾杯にたどり着いた。
 
 ▼乾杯
 
 料理を頂きながら会話も弾む。新屋のお酒「新屋衆」と「ヨーイトナ」も呑んだ。ハタハタ寿司は我々が寄贈した。来賓席のため、いろいろな方が挨拶にやってくる。何度も来ているため、顔見知りが多いからである。
▽秋田酒造『新屋衆』 ▽私が醸したお酒
 
 日新小・中学校時代の同級生も居た。我が家の隣の長男である。去年の会でも会ったが、今日・明日と私につきあってくれるのである。頼もしい人である。最後にみんなで、校歌・応援歌・県民歌を唄った。
 ▼校歌・応援歌・県民歌
★歌詞カード(PDF=19枚)
 
14:30  そろそろ時間と、同級生たちと直ぐ隣の2次会場に向かった。
 
15:30  荷物が大きいため、相棒とタクシーで新宿・歌舞伎町のホテルに向かった。タクシーは、青梅街道から正面突破! 新大久保よりである。三千円ほどで着いた。意外と掛からないものである。
 
 ▼スーパーホテル新宿歌舞伎町
  ・〒160-0021
  ・東京都新宿区歌舞伎町2丁目39-9 
 
 
18:40  チョト昼寝してから、何時もは西早稲田の寿司屋に向かうのだが、闘病中とのことで、危ない歌舞伎町方面には行かず、付近の大久保方面を探す。何故かハングル文字が乱立していて、ホテル付近の定食屋に入る。相棒と燗酒と一品料理をいっぱい頼んだが、意外に安かった。
 
20:00  ラーメン屋にでも寄ろうかという話になっていたが、あまりに怪しい店ばかりで、早々にホテルに入ってしまった。
 
 
●東京・丸の内/伊豆方面 三泊四日紀行 2016/01/31(日) *2日目
 
 ・ホテル→新宿駅→東京駅→伊豆高原駅→ペンション とうてんぽーる
 
06:45  外出すると何故か早く起きる。
 
08:00  スーパーホテル特有の無料の朝食に向かった。最近は、和食が充実している。
 
08:30  朝食が終わって、チェックアウトするにはまだ早いと、もう一度部屋に戻って寝てしまった。
 
09:00  チェックアウトして、相棒と新宿駅方面に向かった。途中の歌舞伎町界隈は、強者どもが夢の後の感じで、タクシーで通過で良かったと、相棒としみじみ思った。まだ時間があると地下道にあった喫茶店ドトールで時間をつぶした。韓国人らしい観光客もやってきた。
 
 
10:15  それぞれ分かれて、中央線で新宿駅から東京駅に向かった。
 
 ▼東京駅 
 
 
10:30  伊豆行きの乗車まで、まだ3時間もあるので、もの凄い人の中、コインロッカーに向かうが、空いていない。駅の方も分かっているようで、手荷物一時預かり所が開設されていた。これだからギリギリに来た方が良かったが、しょうがなく預けた。
 
13:30  ホームでも1時間も待っていた。隣のホームには、常磐線からの上野-東京ラインが、ひっきりなしにやってきて、熱海までも向かっている。伊豆急行の東京乗り入れで、「特急踊り子117号」で東京駅を出発。なつかしい東海道線である。
 
 
15:39  熱海から伊豆急線に入り、だんだんローカルな感じになってきた。車両はスーパービューではなくて、普通車両である。もしかして、旧国鉄の車両では? 反対の窓際には、俺と同じ事を考えていそうなおっさんが一人いただけ。途中はトンネルだらけで電話が通じないため、伊豆高原に着いてから電話したら向かえに来てくれた。
・伊東付近
 
16:00  宿に着いたら、6部屋あるツインの内、泊まりは私だけである。観光シーズンでないから、この時期は少ないという。
 
 ▼ペンションとうてんぽーる
  ・〒413-0232
  ・静岡県伊東市八幡野1305-10 
・新緑の頃 ・思いでいっぱいの部屋
▽画:阪場美紀 2007年(絵はがきより)
・ねんごろの湯 ・いただきま~す!
 
早速、目的の露天風呂に入ったが、寒いのなんの。内風呂がないため、湯船につかりっぱなしで、出られない。湯上がりにビールを飲みたかったが、この時冷蔵庫にあるのを知らなかった。
 
18:30  夕食にとレストランへ、当然私だけである。明日もあるから、さすが秋田人で、日本酒のボトルを頼んだ。出てきたのが、富士錦酒造の純米酒『伊豆の唄』。これが美味しい。調子こいで、半分も呑んでしまった。残ったエビ釜飯は、もったいないので、おにぎりにしてもらって、次の日食べた。
・懐石風の夕食 ・富士錦酒造の純米酒『伊豆の唄』
 
20:00  部屋に戻って無線LANに繋ぎながら、これも書き込んでいたが、どうにも寒い。エアコンを最高にしたが、よく見ると暖房のスイッチがなく、これは冷房のみとすぐ分かった。布団に潜り込んで、自分で暖めるしかなかった。
 
 
●東京・丸の内/伊豆方面 三泊四日紀行 2016/02/01(月) *3日目
 
 ・ペンション→伊豆高原駅→伊豆急下田→爪木崎→伊豆急下田→伊豆高原駅→ペンション
 
07:00  朝、露天風呂に入ろうと思ったが、どう考えても寒そうで、部屋の風呂で我慢した。
 
08:00  朝食でレストランへ。時間取りに来ると、関心がられた。取材族の職業病なのである。
 
09:58  今日は下田へ出かけるため、伊豆高原駅まで送ってもらう。ちょうど各駅停車があったので、伊豆急下田まで向かう。
▽伊豆高原駅は、車両基地になっているようである。
 
 さすが鈍行で、いろいろな人が乗って降りていった。なつかしい駅名もあった。熱川は、テレビドラマで有名になったところだし、今井浜・河津は、昭和42年頃銀座に勤めていたときに、慰安旅行できたところ。旅館の向こうが波打ち際だったから、今井浜か? 
  
10:45  終点の伊豆急下田駅に着いた。あらかじめフェイスブック仲間から、おすすめのコーヒーショップがあると知らされていて、下田市観光協会駅前案内所に行った。そこで、水仙の群生で知られる爪木崎は、先の強風で塩害に遭い、だめになっていると分かった。でも景色も良いところと教えてくれた。バス時間を調べたらまだ間があるので、『珈琲店 邪宗門」に向かった。
 
▼伊豆急下田駅 
・クリックすると拡大されます。
 
*江戸時代には、江戸・大坂間、あるいは東・西廻海運の風待ち湊として栄えた。
 
10:53  江戸時代から140年は続くという蔵風のたたずまい。仏像もあるので、お寺の中みたいな感じ。ブレンドコーヒーとチーズケーキを頂いた。フェイスブックにもアクセス。
 
▼珈琲店 邪宗門
・静岡県下田市1-11-19 
・TEL 0558-22-3582
 
11:20  乗り合いバスの季節臨時直行便に乗って、須崎御用邸経由で爪木崎に向かった。観光客はまばらで、60代くらいの老夫婦が多い。
 
11:40  爪木崎に着いたら分かった。海岸にそそり立つ岩場に、水仙がなぎ倒されていた。平地の部分は大丈夫であった。波打ち際まで向かったら強風が吹いていて、急いで浜小屋にある店に戻った。とても灯台まで行く気にならなかった。
 
▼爪木崎 
・クリックすると拡大されます。
・クリックすると拡大されます。
 
12:00  温室があったので、そこで体を少し温めてから、バス停近くにある休憩所に向かった。バス時間まで、ばーさんが営む店で、珈琲タイムとした。
 
 
12:45  バスで下田に戻り、下田で一番古いと言われる 蕎麦・うどん店『むさし』に入って、ざる蕎麦を食べた。13時を過ぎているというのに、観光客は多い。下田の町は、古い町並みが続いていて、商店も多い。新屋と似ているところもあるけど、規模が大きい。港町だからなのか?
 
▼蕎麦・うどん店『むさし』 
 
 
14:00  まだ時間があると、さっき行った『珈琲店 邪宗門」に向かった。こんどはフレーバー珈琲を飲む。後から入った客がたばこを吸い始めたので、帰り際にママに聴いたら、そのフェイスブック仲間から電話があったという。すでに手が回っていたのである。
 
16:00  伊豆急下田駅から特急の自由席に乗って伊豆高原に戻った。ここで買い物をしてから、宿に迎えに来てもらった。買ったのは、薄焼きせんべいセットと伊勢エビ風味の味噌汁セット、それに伊勢エビポテトチップである。これを宿に帰って、トランクに詰めた。
▽伊豆高原駅では、河津桜が咲いていた。
・クリックすると拡大されます。
 
17:00  今日も露天風呂に入ったが、昨日と同じで入ったら出られない。早々に引き上げて、昨日飲めなかった缶ビールを飲んでいた。
 
18:30  夕食へ、さっきの缶ビールが効いたのか、昨日のボトルがはかどらない。へろへろになりながら、完飲した。
 
20:00  今夜は部屋にストーブを入れてもらうことにした。パネル式ストーブで、夜もつけっぱなしにしていた。昨日とは違って快適である。
 
 
●東京・丸の内/伊豆方面 三泊四日紀行 2016/02/02(火) *4日目
 
 ・ペンション→伊豆高原駅→東京駅→秋田駅→新屋(自宅)
 
07:00  今朝もいっそう寒くて、とても露天風呂には入られない。部屋の風呂で我慢。時期を間違えたか?
 
08:00  最後の食事である。白ご飯が美味しい。食べ損なうといけないので、ガッツリ食べた。
 
10:43  帰りの列車は遅いため、ゆっくり時間を過ごしてから、伊豆高原駅まで送ってもらった。やってきた列車は、初めて乗るスーパービュー踊り子号である。大きなトランクを持っている私を車掌が迎え、席まで案内してくれた。ナント席は一番後のつもりが、一番前でミニテーブルがない。飛行機のように、座席のサイドから出てきて使いづらい。座席指定を間違えた。問題のトランクは、出口のステップに置かれた。東京までは開かないからだ。
▽伊豆高原駅
▽スーパービュー踊り子号
 
12:41  車両の揺れがひどく、この書き込みは中断。ほとんど寝ていた。2時間で東京駅に着いた。凄い人混みの中、秋田新幹線に乗り換える。何のことはない、隣のホームである。
 
13:20  ホームでは荷物が多くて弁当は買えず、車内販売でサンドイッチと珈琲で食べた。
 
14:30  仙台を出てから、ようやく眠気から醒めて、車内販売のホットコーヒーを飲みながら、これを書き込む。列車の旅はいいな~~ 今回の旅程の半分を書き込んでしまった。飛行機では、こうはいかない。大人の休日倶楽部のパスは、指定券が6回までで、5回まで使った。
 
17:08  6時間の列車乗り継ぎで、ようやく秋田駅に着いた。高校時代の同級生がやっている「南山亭」に直行。まだ開店前で、無理矢理開けてもらった。
 
 ▼南山亭 
 
 
20:00  おでんや焼き鳥など一通り食べて飲んで、タクシーでで新屋に帰った。日帰りよりは楽な旅だったが、やっぱり新幹線の長旅はきつい!!
 
 
 *今回は個人情報のこともあり、実名や写真の掲載は割愛しました。
 
 
秋田市新屋在住=Ksymbol
 
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